天賜玉(テンシギョク)の特徴と育て方は?
目次
天賜玉(テンシギョク)の特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ギムノカリキウム・天賜玉
- 科名
- サボテン科
- 属名
- ギムノカリキウム属
- 学名
- Gymnocalycium pflanzii
- 水やり
- たまにやる程度
- 場所
- 日の当たる室内
- 難易度
- 上級者向け
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天賜玉(テンシギョク)の特徴は?
天賜玉(テンシギョク)はボリビア・アルゼンチンに自生する
サボテン科ギムノカリキウム属の
多肉植物。黄緑の鮮やかな色合いの肌に細かな凹凸というか粒があって、マット処理されているかのような質感があり、綾も潰れている。トゲの色合いも灰色がかって渋く、独特の雰囲気。あまり流通しておらず、小さな株でも結構高値で取引されている。ちなみに天紫玉(テンシギョク)という肌の色が違う変種があります。
日光にしっかりと当てて、
水やりを控えれば栽培はそこまで難しくない。ただ夏の暑さは苦手で遮光してやる必要はあります。
根詰まりすると、色が悪くなるので、早めに植え替えをするといいです。
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水やり
春と秋は土が乾いてから、数日経ってから水をやります。鉢底から水が出るくらいにやり、受け皿の水は必ず捨てます。水やりが多いと
根腐れするので注意します。
夏は水やりを控えます。土が乾いて1週間ほど空けてから土の表面を濡らす程度の水やりをします。
冬は15度〜10度以下で寒さで活動が止まっているので土が乾いてから1週間ほど空けてから土の表面を濡らす程度の水やりをするか、断水します。
肥料
追肥は必要ありませんが、春と秋に薄い液体
肥料を何回かやると肌艶がよくなり、トゲが伸びます。
植え替え・植え付け
時期・頻度
植え替えは、4月から5月に行います。植え替えは、根詰まりや土壌の劣化を防ぐために、2年から3年に1回行います。
用土
多肉植物・
サボテンの土で植え替えます。
植え替えの手順は?
まず、植え替えの前の1週間〜10日ほど断水してカラカラにしておきます。
鉢から引っ張り出してから、同じ大きさの鉢か1号か2号大きな新しい鉢に新しい土に植え替えます。鉢を極端に大きくすると根腐れしやすいので気をつけましょう。古い土を適当に落とし、腐って色が変わっている根を切ってしまいます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、水をやらずに1週間〜10日ほど日陰で管理して養生させます。その後に日当たりに移動させ、水やりを再開して通常の管理に戻します。
管理場所
日光を好みますので春と秋はしっかりと日光に当てましょう。また雨に当たらないようにしましょう。できれば風が通る場所が過湿を防げてよいです。
夏は暑さで弱るので、風通しの良い涼しい木陰に移動させるか、50%ほど遮光します。もしくは室内の日当たりでレースのカーテンで遮光します。
耐寒温度は5度。室内に取り込んで、日当たりで管理します。窓辺で管理することになりますが、窓の近くは寒波が来ると氷点下になることがありますので、寒波が来るときは窓から離してください。また、冷暖房の風が直撃しない場所で管理してください。
病気・害虫
ハダニ・ネジラミ・
カイガラムシ・コナムシなどが発生します。
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