キンロバイの育て方
目次
キンロバイの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け用土管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- キンロバイ
- 科名
- バラ科
- 属名
- キジムシロ属
- 学名
- Potentilla fruticosa var.rigida
- 耐寒
- マイナス20度〜マイナス25度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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キンロバイの特徴は?
キンロバイは
バラ科キジムシロ属(
ポテンティラ属)の
多年草。黄色く小さな花が初夏から開花し、寒冷地では秋まで開花します。高山の岩場で育つ高山植物ですが、平地でも育ち、小さくまとまるので盆栽で栽培されることが多いです。
開花後に
種子ができるのでこれをまくと株が増えるんですが、親株の性質を受け継がず、個体差が大きいので株分・
挿木で増やすのが無難です。
草丈20cm〜30cm
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水やり
水はけのよい土を好みますが、乾燥も苦手。水はけのよい土で植えて、
水やりをしっかりとして管理します。
鉢植えの場合は、鉢の土が乾いたら鉢底からしっかりと出てくるくらいにやり、受け皿の水は捨てて、多湿にならないようにします。長期間土が濡れているようだと
根腐れするので、土が乾燥するまでは水やりはしないようにしましょう。
肥料
肥料が多いと根を痛めます。春と秋に一回づつ、化成肥料を少量やるか、春と秋に様子を見て液体肥料を2週に一回やります。
初心者は調節しやすい液体肥料がいいです。
植え替え・植え付け
時期・頻度
春か秋に植え付け、植え替えをします。植え替えの際に株分も可能です。簡単に増やせます。
用土
山野草の土が便利で安上がりで無難で良いです。自作するのであれば、川砂6
鹿沼土2
腐葉土2くらいを目安に配合してください。
鉢の植え付け・植え替え
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの場合、古い鉢から株を取り出し、土を三分の一落として、変色した根を切り落とし、新しい土を足して植え替えます。このとき、株分も可能で、適当に切って別々に植えると簡単に増えます。
挿木で増やす
植え付け・植え替えに適した春・秋に挿木で増やすことができます。節を土に埋まるように挿していると発根します。株元の節のところまで土を被せておくと、そこに発根するので、これを切って別途植えても株は増えます。
管理場所
半日陰の場所がいいです。夏は高温で調子を崩すので、夏は特に風通しの良い木陰に移動し、それでも調子が悪いようなら日影に移動させます。
冬の寒さにはかなり強いですので防寒は不要です。
剪定・切り戻し
開花が一段落したら、刈り込んでおきます。
病害虫
アブラムシや芋虫が見られます。前もって
オルトランをまいておくとほぼ見ない。
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