バンダの育て方
目次
バンダの特徴は??水やり肥料植え替え・植え付け管理場所病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- バンダ
- 科名
- ラン科
- 属名
- ヒスイラン属
- 学名
- Vanda
- 別名
- 翡翠蘭、ヒスイラン
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 室内
- 難易度
- 上級者向け
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バンダの特徴は??
バンダはタイやフィリピンなどの東南アジアに自生する
ラン科の常緑
多年草・
洋ラン。一般的に流通しているのは画像の様な紫の交配種(画像はロバート・デライト・トゥ・ブルー)ですが、原種は全く色合いも形状も大きさも違い、印象が全然違います。
木に着生して育つものなので、湿度も大事ですがほどよい風があると良いです。バスケットに入れて吊り下げたり、流木などに着生させて壁に吊り下げるなどすると見た目もいいですし、自生地の環境に似ているのでバンダの健康にもいいです。
開花時期は明確ではなく、株が充実して環境がよければ開花します。
昔は店舗で販売されることも多かったのですが、最近はあまり見かけないので興味があるならネットショップで買った方が早いです。
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水やり
バンダは湿度の高い環境を好み、乾燥すると根・葉が傷んでしまうので、年間を通して、
ミズゴケに水を霧吹きで吹きかけ、葉っぱにもしっかりと水をかけます。ただ、
根腐れもするので、風を当てて調節するといいです。
夏は乾燥しやすいので、毎日朝と夕方2回、しっかりと水をやりましょう。
肥料
春〜秋の最低気温が15度以上になる時期は生育していますので、週に一回は薄めた液体
肥料を霧吹きに入れて、しっかりと根に吹きかけます。葉っぱからも吸収するので葉っぱにもかけましょう。
植え替え・植え付け
時期・頻度
4月〜9月の最低気温が10度以上…できれば15度以上になってから植え替えをします。できれば春に植え替えをしましょう。
ミズゴケは1年で腐ってしまうので毎年植え替えをします。
用土・植え付け資材
鉢植えに植え付ける場合は、ミズゴケを利用します。鉢に植えないならバスケットにそのまま置きます。バスケットの場合は植え込み素材はなくていいです。バスケットの場合は
水やりをすると下に滴るので、水が下に落ちてもいい場所で管理しましょう。そうじゃないなら鉢植えに植え付けましょう。
植え付け・植え替えの手順
植え替えの前日に
ミズゴケを水につけて吸水させておきます。
古い鉢から株を取り出し、根についたミズゴケを全て取り除きます。ミズゴケは変色した腐ったものはできるだけ全部取り除きます。ピンセットで取り除きましょう。
あとは吸水させたミズゴケで根をつつんで、これを新しい鉢に突っ込みます。動かなければ問題ないです。これで完成です。
バスケットの場合は適した大きさに入れ込めばいいです。ミズゴケや土などの植え込み資材は不要です。
流木に植える場合は釘を打って、針金を釘に引っ掛けつつバンダを固定していると、根が伸びて活着します。活着したら針金は外していいです。
あとは吸水させたミズゴケで根をつつんで、これを新しい鉢に突っ込みます。動かなければ問題ないです。これで完成です。
バスケットの場合は適した大きさに入れ込めばいいです。ミズゴケや土などの植え込み資材は不要です。
流木に植える場合は釘を打って、針金を釘に引っ掛けつつバンダを固定していると、根が伸びて活着します。活着したら針金は外していいです。
管理場所
バンダは森の中の木の枝に着生して育つので日光を好むのですが、強い日光には
葉焼けしてしまいます。葉焼けすると葉緑素が抜けて弱ってしまうので、注意しましょう。
春と秋は戸外の木陰か室内ので日当たりで遮光した日光に当てます。
夏は戸外の木陰か室内でカーテン越しの遮光した日光に当てます。
冬は室内の日当たりで管理します。耐寒温度は5度としていますが、できれば15度以上を維持したい。温室がないと難しいですが、断熱材の優れた家で暖房をかけていれば問題なくクリアできます。
湿度が大事
湿度が高い環境を好みます。湿度60%〜80%を目指します。春〜秋は毎日、霧吹きでかければ問題ないですが、冬は室内で暖房がかかっていて乾燥しやすいです。そこで冬は加湿器をかけて50%にした上で、霧吹きで
葉水をしましょう。
意外と大事な風
バンダは木の上に着生しているもので、風が通ると健康的に育ちやすいです。湿度を高くしないといけないのに、風があると乾燥するような気がしますよね。確かに乾燥するのですが、風が通らないと空気が滞留して雑菌が繁殖したり、風の刺激が成長を促進する?のか、とにかく健康になるので、吊るしておいたり、扇風機を遠くから当てたり、直撃しないでも室内に空気を対流させるといいです。
風があるといいですが、冷暖房の風は乾燥していて直撃すると乾燥で枯れてしまいます。直撃を避け、加湿器をかけるなどして湿度を維持しましょう。
病害虫
灰色カビ病
灰色のカビが発生します。湿度(95%以上)が高く、低温(6月ごろ)だと発生します。バンダは湿度の高い環境を好むので、発生することがあります。そこで吊るしたり、風が通る場所で管理するなどして予防します。
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