ツルマサキの育て方
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最終更新画像投稿ツルマサキの基礎データ
- 科名
- ニシキギ科
- 属名
- ニシキギ属
- 学名
- Euonymus fortunei
- 別名
- 蔓正木
- 耐寒
- マイナス25度〜マイナス20度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
ツルマサキの特徴は?
ツルマサキは東アジアに自生するニシキギ科のツル性の常緑低木。日本では北海道〜沖縄のすべての地域で見られます。初夏に開花し、秋から冬にかけて赤く熟します。花は地味で、葉っぱを鑑賞する植物です。葉っぱには艶があり、斑入り品種を植えることが多い。気根を伸ばし、登っていく。登らせるものがない場合は、地面を這うのでグランドカバーに使えます。
日陰だと弱弱しくなりますし、栽培していると先祖返りして斑入りが消えて緑葉になり、緑葉に侵食されやすいなどデメリットがあるため、最近はあまり庭植えでは見かけない。
樹高地面からの高さという意味では10cm〜15cmだが、何かに絡んで上なら2mほどになる。
品種
エメラルドガイディ、エメラルドゴールド、ハーレクイーン、ダンズデイライト、シルバークイーンといった斑入り品種があります。水やり
庭植えなら雨だけで十分です。日当たりで栽培していて乾燥するなら夏は様子を見て水やりをしましょう。
鉢植えの場合は鉢の土が乾いていたら水をしっかりとやります。肥料
土に腐葉土・堆肥が十分入っていれば生育に問題はないです。生育をさせたい場合や、土が痩せて葉色が悪いなら、化成肥料をやるか、腐葉土や堆肥を土に漉き込んであげましょう。もしくは根に当たらないように穴を掘って油粕を埋めます。植え替え・植え付け
時期・頻度
植え付け・植え替え時期は春から秋のどこでもいいです。ただ、真夏は避けた方が無難です。
鉢底から根が出ている場合は根詰まりしているので、植え替えをします。ほぼ毎年植え替えをすることになりますし、頑健な植物なのでできれば庭植えにしたいです。用土
普通の水はけ・水もちがある土なら問題なく栽培できます。鉢植えなら培養土。庭上なら庭土に腐葉土か堆肥を入れ、水はけが悪いなら軽石小粒や川砂を入れて調節しましょう。鉢の植え付け・植え替えの手順は?
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの場合は古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど落として植え替えます。庭植えの手順は?
庭土を深さ25cmほど掘り返し、土に腐葉土をか堆肥を土に対して2割ほどの割合で追加します。化成肥料はなくてもいいですが、少量あると良いので、説明書きの規定量の半分くらいを入れてよく混ぜて用土とします。
穴に用土を半分戻して、苗を入れ、隙間に用土を入れていって、最後にしっかりと水をやって完成です。ま、普通の植え付けです。
掘り上げて植え替えることはないです。
壁・フェンスなどがあれば登っていきます。
管理場所
ツルマサキは日当たりを好み、半日陰だと間延びする。間延びというのは要は葉っぱと葉っぱの間隔が広がってスカスカになること。それを気にしないなら半日陰でも明るい日陰も生育はします。
寒さに強く北海道でも育つので、防寒は不要です。剪定・切り戻し
ツルマサキは開花後にすぐに翌年の花芽ができます。しかし、開花後に剪定すると果実が減ります。実も綺麗なので、時期を気にせず、邪魔な枝・枯れた枝を適宜剪定するくらいでいいです。先祖返りします
ツルマサキは斑入り品種を植える人がほとんどですが、すぐに先祖返りします。先祖返りというのは斑入りではない緑の葉っぱが出ることで、緑葉は斑入り葉より強いため、放置していると斑入り葉が駆逐されます。そうなるとせっかくの斑入り品種が台無しです。緑葉が出てきた枝は剪定して取り除いておきます。スポンサーリンク
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