オカメザサの育て方
目次
オカメザサの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- オカメザサ
- 科名
- イネ科
- 属名
- オカメザサ属
- 学名
- Shibataea kumasaca
- 別名
- 阿亀笹
- 耐寒
- マイナス25度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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オカメザサの特徴は?
オカメザサは
イネ科オカメザサ属の
常緑植物。タケの仲間とされますが、丈が低いので笹と名づいています。本来は日本(大山)に自生しているものだったのですが、現在は自生しているものはほぼ見られない。
オカメという名前は浅草の酉の市でオカメの面を吊り下げて売っていたことが由来。
タケノコは春から6月ごろにかけて不定期に出てきます。タケノコは皮が落ちていきます。
繁殖力旺盛でよく茂り、
剪定に強く、病
害虫はほぼなく、草丈も低い。
グランドカバーや生垣によく利用されています。デメリットとしては、繁殖力が強すぎて地下茎で広がりすぎることがあるのですが、根止めをしっかりとすれば抑えられます。
とにかく地下茎で広がり、ギチギチになる。他の植物なら風通しが悪くて枯れるくらいにギチギチになり、生垣にすると透けて向こうが見えるってことはないです。
大きさ・草丈1m〜2m
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水やり
自然に降る雨だけでほぼ大丈夫ですが、水を欲しがり、少し湿った環境を好みますので、様子を見て
水やりをしましょう。水やりが少ないと葉っぱがパリパリになります。水やりをするときに葉っぱにも水をかけるようにするとパリパリを予防できます。
肥料
2月に新芽が出始めるので、化成
肥料を説明書の半分くらいを周囲にまきます。
植え替え・植え付け
時期
暖かくなってきた3月〜4月か、夏を越して涼しくなって最高気温が25度以下になる10月前後に植え付けます。
用土
庭土に
腐葉土か
堆肥を混ぜて水もちよくし、有機物を入れて土を作ってから植えましょう。
植え付け手順
深さ30cm〜40cmの穴を掘り、腐葉土か堆肥を元の土に対して3割ほど入れてよく混ぜて、
用土とします。
穴に土を半分だけ戻し、オカメザサの苗を入れてください。苗は密生させてもいいですし、間を空けても、地下茎で広がってすぐにギチギチになります。必ず根止めを入れて、地下茎が広がらないようにします。根止めは20cmくらいになるようにしておきます。
あとは隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやって完成です。
竹類の繁殖力の強さについては
を参考にしてください。
管理場所
半日陰・木陰の場所を好みます。日当たりでも育つのですが、日当たりがよいと乾燥で枯れ込みやすいので、半日陰にしておきましょう。
寒さには強いです。
剪定・切り戻し
繁殖力が強く、放置していると伸びすぎるので剪定は必須です。剪定時期は2月〜6月と、夏を越した9月です。剪定時期は真冬と真夏を避ければ、問題はありません。真冬に剪定すると寒さと剪定のダメージで枯れることがありますので避けましょう。
剪定自体は適当でも、それで枯れることはないです。好みの高さでバッサリと切っても枯れることはないんですが、切り口が丸見えになって不恰好なので、葉っぱが出ているところから少し上で切ることで、葉っぱで切り口が隠れて綺麗です。
多少強く刈り込んでも、一ヶ月も立たずにすぐに元に戻ります。
病害虫
病害虫はほぼ見られない。
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