タンチョウソウ(丹頂草、岩八手、ムクデニア)の育て方
目次
タンチョウソウ(丹頂草・ムクデニアロッシー)とは?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- タンチョウソウ
- 科名
- ユキノシタ科
- 属名
- タンチョウソウ属
- 学名
- Mukdenia rossii
- 別名
- 丹頂草、岩八手
- 耐寒
- マイナス15度〜マイナス25度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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タンチョウソウ(丹頂草・ムクデニアロッシー)とは?
タンチョウソウ(丹頂草・ムクデニアロッシー)は中国東北部から朝鮮半島に自生する
ユキノシタ科の
多年草。初春に開花し、秋まで地上部が残り、冬前に寒さで地上部が枯れて、春にまた芽を出します。
寒さには非常に強く、栽培は容易です。ただし、夏の高温多湿が苦手で、夏だけは日陰で栽培するといいです。地植えするのであれば、風通しの良い
半日陰で管理します。
栽培は容易ですが、あまり流通していません。
少し
高植えにすると夏の蒸れを予防できます・
草丈20cm〜30cm
幅30cm〜60cm
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水やり
地植えであれば雨だけでほぼ大丈夫。ただ、乾燥でしおれるようなら様子を見て
水やりをします。
鉢植えの場合は、土が乾いていたら鉢底から水が出るくらいにしっかりと水やりをします。
肥料
生育時期の春と秋に、通常の2倍に薄めた液体
肥料を二週に一回やります。夏は高温多湿で弱っているので気温が30度を超える時期は肥料はやりません。
植え替え・植え付け
時期・頻度
休眠している冬に植え替えを行います。根を張る速度が速いので毎年植え替えをしましょう。
用土
軽石小粒2
鹿沼土小粒4桐生砂小粒4を混ぜたものを使います。もしくは
赤玉土小粒単用を利用します。
植え付け手順
古い鉢から株を取り出し、半分ほど古い土を落とし、植え替えをします。株分も一緒にします。株を適当に分けて、3分割にして植えて
根詰まりを防ぎます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
地植えにする場合は、ロックガーデンなど、
水捌けの良い環境に植え付けるといいです。
管理場所
日当たりを好みます。春と秋、冬は戸外の日当たりで管理します。夏の高温多湿が苦手なので、夏だけは半日陰・木陰・日陰で管理します。もしくは年間を通して木陰で栽培します。
年中、半日陰や木陰だと生育不良を起こしたり徒長するんですが、それでも枯れるほどでもないです。
冬の寒さには強くマイナス15度〜マイナス25度です。戸外で越冬させてください。
病害虫
アブラムシ、
ヨトウムシが発生することがあります。
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