クローバーとシロツメクサとレンゲとムラサキツメクサの違いは?
目次
クローバーとシロツメクサは実は違う??クローバーとは?シロツメクサとは?クローバーとシロツメクサの違いは? 多様性の違い 花の違い レンゲとの違い ムラサキツメクサとの違い アカツメクサは?最後に関連記事スポンサーリンク
クローバーとシロツメクサは実は違う??
ガーデニング愛好家や自然好きの皆さんにとって、
クローバーと
シロツメクサは馴染みのある植物ですが、両者の違いを正確に理解している人は少ないかもしれません。この記事では、クローバーとシロツメクサの特徴と違いについてまとめています。
あと、レンゲとムラサキツメクサもです。
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クローバーとは?
クローバー(Clover)は
マメ科の植物で、一般的には「
三つ葉のクローバー」として知られています。クローバーには多くの種類がありますが、以下の点が共通しています。
三つ葉が基本で、まれに
四つ葉のクローバーが見つかることがあります。小さな白色またはピンク色の花を咲かせます。クローバーは日当たりが良く、湿った土壌を好み、土壌改良や家畜の飼料、緑肥として利用されます。
シロツメクサとは?
シロツメクサ(White Clover)は、クローバーの一種であり、日本では特に親しまれています。別名を「オランダカイジン(Dutch White Clover)」とも呼びます。
三つ葉が基本で、クローバーと同様に四つ葉も存在します。白色の球形の花を咲かせます。花は香りがあり、
ミツバチが集まりやすいです。日当たりの良い場所を好み、やや湿った土壌でよく育ちます。芝生の代替、土壌改良、緑肥として使用されます。
ちなみにクローバー・シロツメクサは「
植えてはいけない植物」としてあげられることもあるので、栽培の際は気をつけてくださいね。
クローバーとシロツメクサの違いは?
多様性の違い
クローバーは多くの種類が存在し、その中の一つがシロツメクサです。クローバー全般としては、花の色や葉の形状に多様性があります。
シロツメクサは、特に白色の花を持つクローバーの一種です。まぁ、実質日本で見るクローバーはシロツメクサなんで、気にしないでいいことなんですけどね。実質同じもので、違うものとしていることがないかな。
ただ、昨今はクローバーの園芸新品種も見られるので、そこまでイコールじゃないのかなと思います。
花の違い
クローバーの花の色は白、ピンク、赤など多様です。クローバーの画像はなくてすいません。アカツメクサとかムラサキツメクサなら画像が、Trifolium repensではないんですよね。
シロツメクサは白色の花が特徴的で、球形の花が目立ちます。ほとんどこれしか見たことないと思います。
レンゲとの違い
レンゲ(ゲンゲ、
学名:Astragalus sinicus)も似ていますよね。レンゲも、クローバーと同じマメ科で、ゲンゲ属の植物(クローバーはトリフォリウム属)。つまり同じマメ科ですが属は違います。似ているし近いっちゃ近いですね。だから混同している人って多いと思う。
ところで、知人にクローバーとレンゲって何が違うの?って聞かれたんですが、よく考えたら説明できないですよね。違うもんは違うんだよ!って言ってしまいました。
最近は見かけないですが、昔は田んぼなどの緑肥として利用されていました。花にはミツバチが集まる
蜜源植物でもあります。
気が向いたら庭にまくといいですよ。
ムラサキツメクサとの違い
ムラサキツメクサ(Red Clover、学名:Trifolium pratense)は、マメ科シャジクソウ属の植物で、シロツメクサと属も同じですし、似ていますが、異なる特徴を持っています。
紫色や赤色の花を咲かせます。主にヨーロッパやアジアの温帯地域に広く分布しています。
三つ葉がなんですが、葉は楕円形で中央に白い模様があり、見た目の印象が違います。ピンク色から紫色、赤色の花を球状に咲かせます。花は大きく、密集しています。日当たりの良い場所を好み、湿った土壌でよく育ちます。耐寒性があり、様々な気候条件で生育可能です。
葉っぱの形状が違うのでクローバーとは間違えませんが、花の形は似ていますね。雰囲気はクローバーというよりは
センニチコウかな?
アカツメクサは?
アカツメクサ(Red Clover、学名:Trifolium pratense)は、ムラサキツメクサと同じ植物で、日本では特に「アカツメクサ」と呼ばれることが多いです。同じものなので、上の項目を参考にしてください。
最後に
レンゲ(ゲンゲ)、シロツメクサ(クローバー)、ムラサキツメクサ(アカツメクサ)は、どれもマメ科の植物ですが、それぞれ異なる特徴と用途があります。葉の形状や花の色、成長環境に応じて適切な植物を選び、育てることで、庭や畑を美しく彩ることができます。それぞれの植物の特性を理解し、楽しみながら育ててみてください。
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