パンドレアの育て方
目次
パンドレアとは?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり剪定特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- パンドレア
- 科名
- ノウゼンカズラ科
- 属名
- パンドレア属
- 学名
- Pandorea jasminoides
- 別名
- 南天素馨・素馨凌霄花
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
スポンサーリンク
パンドレアとは?
パンドレアは
ノウゼンカズラ科パンドレア属(=ソケイノウゼン属)のオーストラリアに自生するツル性の常緑
低木。花の時期は長いのですが、真夏には暑さで花の勢いがなくなります。冬の寒さに弱く、
暖地以外での戸外での越冬は難しいです。室内に取り込むか、
一年草扱いの植物と割り切って育てます。室内で管理すれば問題なく越冬します。
草丈1m(ただしツル性)
花いろ白、ピンク
スポンサーリンク
水やり
鉢植えの場合は、土が乾いていたら水をやります。乾燥気味の土を好みますので、水をやりすぎると根が腐って枯れてしまいます。
冬の水やり
冬は寒さで活動が鈍くなっているので、土が乾いてから数日たって、土中に水がなくなってから水をやります。土中の水分が残っているのに水をやっていると
根腐れするので、
土壌水分計で計測してから水をやるといいです。
肥料
肥料が切れると開花が鈍くなるので、開花時期の5月〜7月に一か月に一回、緩効性化成肥料をやるか、1週に1回液体肥料をやります。8月は開花が鈍くなるので肥料を止め、9月に涼しくなったら肥料を再開します。
植え付け・植えかえ
時期・頻度
植え付け・植え替えは4月〜6月に行います。4月はまだ霜が降りることがあるので、霜が降りなくなってから作業しましょう。越冬させて来年も咲かせる場合は、鉢植えで管理し、
一年草と割り切る場合は、春に庭植えしてもかまいません。
根詰まりをすると開花しづらくなるので、最低でも2年に一回植え替えをします。
用土
市販されている土か、市販されている花と野菜の土に
赤玉土か川砂か
パーライトを混ぜて
水はけを良くして鉢に植えます。
鉢植え
鉢底の水が抜ける穴を鉢底網を敷いて、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cmほど入れて、土を入れ、株を入れて、隙間に
用土を入れて、最後にしっかりと水をやります。株の土は落とさず、根はいじらないで植え替えましょう。土を落として根をいじるとダメージがあって回復が遅くなります。
ツル性植物なので、釣り鉢や、行燈仕立てにするのが多いです。
管理場所・日当たり
日当たりで管理します。日光が少ないと花つきが悪くなります。真夏の暑い時期は花つきが悪くなりますが、耐暑性があり、暑さで枯れることはありません。
耐寒温度は5度前後で基本的に室内の日当たりで管理して越冬させます。関東なら、戸外の軒下で霜に当たらなければ越冬も可能ですが、強い寒波が来ると枯れますし、越冬したりしなかったりです。
環境の変化に敏感で場所を変えるとツボミが落ちやすい。鉢を移動させたら最低でも2週間ほどはそこから動かさないようにし、頻繁に移動させずに環境に慣らせましょう。
剪定
花が終わった10月〜11月に伸びすぎた枝をさばいておきます。
特徴・由来・伝承
暑さに強い植物です。真夏の直射日光にも負けません。花の形は
アサガオのような
ハイビスカスのような感じです。肉厚な花びらに、ピンクや白の模様が入ります。江戸時代にはすでに渡来していたとされています。
キャリスマという斑入り品種もあります。
スポンサーリンク
関連記事
ノウゼンカズラ科