ノウゼンカズラ(凌霄花・トランペットフラワー)

科名 | ノウゼンカズラ科 |
学名 | Campsis grandiflora |
別名 | 凌霄花・トランペットフラワー |
水やり | 乾かし気味に |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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ノウゼンカズラとは?


ツボミがついた枝でも、長雨など何かの理由で日が当たらなくなったり過湿が酷いと、ツボミがポロポロと落ちてきます。過湿が疑わしいと思ったら、まず水を控え、それでもダメなら枝や葉を間引いて風通しをよくしてください。
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水やり


肥料
芽吹いて動く出す前あたりの2月から4月前後に化成肥料をやります。肥料がなくても枯れないですが、肥料をやると良く生育します。肥料が多すぎると開花が鈍くなるので、若干控えめにする方がいいです。植え付け・植えかえ
時期
3月前後、暖かくなってから植え付け・植え替えをします。新しい鉢植えを用意して、根から土を落として、古い傷んだ根を切ってから新しい土で植え替えます。用土

鉢植え

植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。
庭植え

這わせるものを
ノウゼンカズラはツル性で、何かに這わせる必要があります。日が当たらない反対側の部分にはツボミが付かないです。また藤棚のように仕立てると、棚の下側には花が咲かないので無意味。コンクリートの壁でも構いませんが、どこまでも登っていくので、フェンスやアーチなどの平面のものに這わせて、広がりすぎたら剪定して小さくまとめられるようにしましょう。
管理場所・日当たり

越冬
冬はマイナス5度以下になると枯れます。寒冷地では鉢植えにして冬は室内で管理しなくてはいけませんが、暖地や中間地の平地ではこれといった防寒をしなくても戸外で越冬が可能です。剪定について
ノウゼンカズラの花芽は4月前後に付き始めますので、枝の剪定は落葉している時期(11月〜3月)に行います。4月以降に剪定すると花芽を落とすことになり、開花しなくなります。剪定は昨年の夏に伸びた枝を残し、それ以前の枝は落とします。頑健な植物なので少々いじめても枯れることはありません。ただ、実際にノウゼンカズラを剪定するときは、ノウゼンカズラが邪魔になった時ですから、花の時期とか、そういうことはどうでもいい状態です。バッサリ行きましょう。
根本から切っても、また枝が伸びて生えて来ますし、除草剤を撒いてもなかなか枯れません。鳥が実を食べて、糞に混じって種子が落ちて植えてもないのに生えてくることも。そのくらいしぶとい植物です。
花が咲かない理由
花が咲かない原因を羅列しておきます。肥料が多すぎる
過湿(蒸れるとツボミが落ちる)
4月以降に剪定した。
日光不足
まだ花が咲くほど成長していない。ノウゼンカズラは一定の幹の太さになるまで花を咲かせません。それまでは葉っぱが茂るだけです。
過湿(蒸れるとツボミが落ちる)
4月以降に剪定した。
日光不足
まだ花が咲くほど成長していない。ノウゼンカズラは一定の幹の太さになるまで花を咲かせません。それまでは葉っぱが茂るだけです。
病気・害虫
ほとんど見かけない。ノウゼンカズラにアリがよってきて、家に侵入するので、建物から離して植えた方がいいです。
特徴・由来・伝承
つる性の木。夏から秋にオレンジや赤の大きな花を咲かせます。かなり頑健で、放置していてもこぼれ種で周囲に広がることがあります。花は一日花で咲くとその日のうちにしぼんでしまいますが、毎日次々と咲きます。
中国から日本に入ってきたのは平安時代。幹から気根と呼ばれる根を伸ばして他の植物や垣根にしがみついて伸びます。
アメリカ原産のアメリカノウゼンカズラもあり、最近流通しているノウゼンカズラは中国原産のノウゼンカズラとアメリカノウゼンカズラの交配種が多いです。
寿命が長い木で、豊臣秀吉が朝鮮半島から持ち帰ったノウゼンカズラが現在もあります。
ノウゼンカズラの花とツボミの汁が目に入ると失明すると言われています(そういう歌が残っている)が、実際にはそんな成分はありません。
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