ローダンセマム・プチマカロンの育て方…梅雨前に切り戻しをして夏越しも
目次
プチマカロンの特徴は?梅雨前に切り戻しをして夏越しも水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ローダンセマム・プチマカロン
- 科名
- キク科
- 属名
- ローダンセマム属
- 学名
- Rhodanthemum
- 耐寒
- マイナス10度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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プチマカロンの特徴は?
プチマカロンは
キク科ローダンセマム属の半耐寒性
多年草のローダンセマムの品種で、
銀葉(
シルバーリーフ)でピンクの花弁と茶色の目が愛らしい。
冬の寒さにはある程度の耐寒性があり、霜に当たっても本来は枯れません。ですが店頭で販売してあるローダンセマム・プチマカロンは温室育ちで寒さに弱いので、買ってきたばかりのときは室内の日当たりか、戸外の軒下で管理します。
草丈20cm〜40cm
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梅雨前に切り戻しをして夏越しも
夏の高温多湿に弱く、夏までには枯れる
一年草扱いとなることが多いですが、梅雨前に刈り込んでおきます。高さ半分ほどにバッサリと切り、傷んだ葉っぱをむしります。密生していると蒸れるので、風を通すように、茎も多少間引いておくといいです。
この上で、雨に当てないようにし、風のとおる木陰か明るい日陰で管理すれば、
夏越しすることも可能です。
秋以降に苗が出回りますので、また購入した方が気が楽ですよ。
水やり
土が乾いていたら鉢底から水が出るくらいにしっかりと水をやります。土が濡れている間は水をやらないようにしてください。
根腐れの原因になります。
ローダンセマム・プチマカロンは過湿に弱く、冬は問題ないのですが気温が上昇する4月以降は水をやりすぎると葉っぱが蒸れて茶色く変色して枯れる…というか腐ってきます。乾燥気味に管理しましょう。ムレて腐るならば葉をさばいて風通しをよくしましょう。
上からバシャーっと水をかけて、ツボミや花に水をかけると、ツボミは開かないままで腐り、花もすぐにしぼんでしまいます。水は花に掛からないようにしてください。
肥料
3月〜5月の開花している間は液体
肥料を週に一回やってください。
植え付け・植えかえ
植え付け・植えかえに適した時期は?
春か秋に植え付け・植え替えをします。鉢植えの場合は鉢底から根が出ているなら
根詰まりしているので、同時期に植え替えをしましょう。
寄せ植えにもよく利用されます。
用土
市販している花と野菜の土で植え付けをします。できれば花と野菜の土に川砂を一割ほど混ぜると
水はけがよくなって尚良いです。
鉢植えの植え付け・植え替えの手順
鉢植えの底の穴には鉢底ネット(鉢底網)を敷き、その上に鉢底石(
軽石)を2cmから3cm程度入れます。その上に
用土を入れ、苗の土面が鉢のフチから2cm下になるように高さを調整します。この2cmの余裕は
水やりの際に水が溜まるスペースです。株を植え、隙間にも用土を充填します。最後に、鉢底から水が出るまで水を与えてください。
植え替えを行う際には、古い土を3分の1ほど除去し、同じ大きさの鉢か一回り大きな鉢に植え替えます。植え替えの際には、地上部を半分の高さに刈り込んで根の負担を軽減させると、回復が早まります。
管理場所・日当たり
日当たりで管理します。
半日陰でも生育しますが、日光が少ないと次の花とツボミが咲きづらくなります。
雨には当てない
雨に当たると花もつぼみもしぼんでしまいますし、ムレに弱いので雨には当てない方が長持ちします。特に梅雨・夏は雨に当てないようにしましょう。
越冬
本来は寒さに強く、マイナス10度まで耐えるのですが、冬に流通している苗は温室育ちで寒さに弱く、戸外で管理すると枯れてしまいますので、その年は室内など霜に当たらないところで管理します。
秋から育てている場合や、夏越しした株は寒さに強いので戸外で管理してもかまいません。ただ、土が凍ると根を傷め、枯れないまでもダメージがあるので凍結しないところで管理するといいです。
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