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アカメヤナギの育て方

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アカメヤナギ
目次
アカメヤナギの特徴は?
水やり
肥料
植え付け
管理場所
剪定
病気・害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
アカメヤナギの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
アカメヤナギ
科名
ヤナギ科
属名
ヤナギ属
学名
Salix chaenomeloides
別名
マルバヤナギ、赤芽柳
耐寒
マイナス25度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
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アカメヤナギの特徴は?

アカメヤナギ(マルバヤナギ)は本州・四国・九州に自生するヤナギ科の落葉高木。山に自生もしますし、公園や土手にも紛れ込む植物です。環境さえ合えば頑健に育ってくれます。

本来は川の近くや湿地などに育つ植物なため、乾燥する土地では向かず、土が少し湿っている場所が好ましいです。あまり土が乾燥していると庭植えにしていても枯れることがあります。湿気た場所を好むのに、日光を好みます。

雌雄異株で4月〜5月に開花し、5月〜6月には綿毛のついた種子…柳絮(リュウジョ)が飛んでいく。ヤナギ属の植物で葉っぱが出てから花を咲かせるのはアカメヤナギだけで開花が遅い。
樹高5m〜10m
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水やり

乾燥に弱いので、土が乾いているようであれば、水をしっかりとやってください。水のやり過ぎで枯れるということはありません。

肥料

寒肥として2月あたりに周囲に穴を掘って化成肥料や有機肥料を埋めておきます。それとは別に7月あたりに同様に肥料をやります。なくても枯れませんがあると、生育が良いです。
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植え付け

時期

根の活動が止まっている落葉時期に植え付けします。芽が動いているときに植え付けると調子を崩します。

用土

土質は選ばないのですが、アカメヤナギは元々湿地や水辺で生育する植物なので、少し水もちの良い土にしましょう。

庭植え(地植え)の手順は?

庭土を深さ40cmほど掘り返します。アカメヤナギは少し湿気の多い土を好みますので、庭土に腐葉土堆肥を掘り出した庭の土の量に対して4割程と多めに入れて、用土とします。

穴に用土を戻し、そこにアカメヤナギの株を入れて、隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやります。株が麻布に巻かれていた場合は、そのまま植えます。ビニールや針金が巻き付けられているなら、取り除いて植え付けてください。

支柱をたてる

アカメヤナギは根が浅く、横風に弱いです。特に株が小さいうちは横風で倒れやすいので、支柱を立ててくくりつけ動かないようにします。

管理場所

アカメヤナギは陽樹と呼ばれる日光を好む庭木で、日当たりのよいところに植え付けましょう。陽樹なんですが、乾燥が苦手なので植え付けのときに土に腐葉土や堆肥を多めに入れておき、それでも水切れするようなら、株元に腐葉土をかぶせてマルチングをして蒸発を防ぎましょう。

剪定

冬〜春の落葉時期に剪定する。邪魔な枝を落とし、変な方向にのびた枝を落とし、密生した枝を落とした上で、あとは適当に枝をさばいていきます。アカメヤナギは放置していると5m以上になるので、毎年、剪定して手入れができる範囲の大きさにまとめておきたいです。

アカメヤナギは剪定に強く、多少乱暴に切り詰めても枝が出てきますので気にしないでもいいです。冬に剪定するとしましたが、春以降に剪定しても、それで調子を崩すってことでもないので、気にしないでもいいです。

ところで剪定した枝を地面に投げていると、そこで発根してしまうくらいに強い植物です。

病気・害虫

テッポウムシ・ハムシ・ウドンコ病が発生することがあります。

特徴・由来・伝承

ヤナギというとシダレヤナギをイメージしますが、見た目は全く違います。枝はシナヤカですが垂れ下がるということは無く、一般的な枝分かれをしますし、ヤナギではあるんですが葉っぱは広葉。そのために別名「マルバヤナギ」と呼ばれます。

ヤナギ科の植物は雌雄異株なので、アカメヤナギの苗は雄であったり雌であったりします。ただし果実・種を収穫する目的で植えることは無いので、雌雄を買い揃える必要はありません。

花屋さんをやっていますが、アカメヤナギに実がなるとは思っていませんでした。花後、果実は房状について、その後破裂して、綿毛につつまれた種を出します。

ヤナギ科の植物は雄花と雌花が別々の株に咲きますが(雌雄異株)、この雌雄を見分けることは非常に難しいそうです。また簡単に雑種が出来るために品種を見分けることも難しいそうです。
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