ネットショップで苗を買う場合の注意事項
目次
ネットショップで苗や球根を買うネットショップのメリット・デメリット注意事項雑記買うコツ関連記事スポンサーリンク
ネットショップで苗や球根を買う
一歩奥へと踏み出すあなたへ
ネットショップで花の苗を買うあなたは、もう中級者以上です。
もしも普通の一般的な苗を買うのであれば、
ホームセンターで十分。ネットショップで買うのならば、品種でこだわるのが普通。品種指定で買うので、ちょっとお高い。その上、送料も掛かります。でも、確実に今まで以上の喜びを得られるはずです。
バラ以外はまぁ
バラには
癌腫病というかなりキツイ
病気があります(参考:
バラの癌腫病)。この病気は一株に発生するといずれ畑全体に広がり、しかも完治は不可というもので(治癒もあるという話もありますが詳細は解説ページで)、ネットであまりにも癌種病の噂があるネットショップ・農家・産地は避けるべきです。
バラ以外の当たり外れは
運の要素が大きい――かな。
ただ有名なショップで高い苗を買えば、ほぼ間違いないです。よく分からないのにヤフオクで安く上げようとすると火傷をします。
●バラは輸入株の方が癌腫病が出ない。これは外国の品種は耐性のあるものが多いため。
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ネットショップのメリット・デメリット
メリット
●欲しいものが買える
●欲しい品種が買える
●欲しいときに買える
●海外の品種(
種子・球根)も入手可
●珍しい品種が入手可(ランとか果樹とか)
デメリット
●単価が高い
●送料もついて高い
●実物を見られない不安
●売っている人がどんな人か分からない不安
注意事項
品質が悪い場合がある
●ネットショップでは、貧弱な苗が出荷されやすい。
これは店舗のように「十分育って市場に入荷したものを販売」ではなくて、「育てている途中でも注文があったら出荷する」というプロセスのため。
●処分品をネットショップに回している、という話もある。何度か買って優良な苗を売る店に目をつけておくのが一番。
品質が悪くてもある程度は諦める覚悟
ネットショップで買うような品種は、割高です。その上、品質が悪い場合があるなんて、納得いかない、と思うでしょうが、植物は個体差があるもの。当たり外れはあります。
元々、植えた時期や、土、環境、
水やり、
肥料でうまく行かないことはままあります。そもそも一旦植えてしまえば、苗が悪いかどうかなんて誰にも分かりません。
まーーー難しい問題ですが、そういうことはあるものと考えて、覚悟があったら、買うくらいにしましょう。
いつ届くか分からない
●アマゾンじゃないので、注文したら2、3日で届かない。特に果樹・庭木は掘り出してから、処理して…という所もあったり、植え付けに適していない時期はそもそも出荷しない、というところもある。すぐに届かないほうがむしろ真面目かも。
●冬に植える苗を夏・秋に予約注文しておいて、わくわくして待つというのが普通。
雑記
●ネットショップが高い!と思うならば、近所の花屋やホームセンターに入荷日に通いつめるのが良い。その手間が面倒と思うならネットショップの価格は高くない。
●ホームセンターには欲しい品種が無い。それに安いといっても、言うほど安くない。
●ホームセンターの苗は、水やりはしていても、日当たりが悪いし、傷んだ葉っぱを摘んでいないし、入荷日の管理も曖昧で、良品かどうかを店員も把握しきれていないことが多い。
●色々考えると、ネットショップは目先の価格は高いけども、それ以外はメリットの方が多い。
●ネットで品種を見るのが楽しくなる
●簡単にネットショップで買えるので、衝動買いが増える。結果、庭が手狭になる。でも捨てられない。
●植えすぎてしまった苗。ネットオークションで販売という手も。人によってはこれで一儲けしているらしいです。
●買いすぎて、植えすぎて、庭が手狭になっても、処分できない――これは一種のホーダーです。ホーダーは強迫神経症。ようは心の病。なんて可能性も。
買うコツ
●有名なショップでも評判悪い
●ネットショップには余ったものを「セール」で、値引きして販売することがある。なので、買わずに待っていると、セール品になるが、
人気品種が値引きされると売り切れる。すると、この品種を手に入れるために、また一年待たなくちゃいけなくなります。
●セールを待たずに買ったほうが賢明
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