一番上に戻る

オブツーサの育て方

TOP > ススキノキ科 > ハオルチア > オブツーサ > 管理
オブツーサ
目次
オブツーサとは?
水やり
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
病気・害虫
関連記事
学名などの基礎データ
オブツーサの植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
オブツーサ
科名
ススキノキ科
属名
ハオルチア属
学名
Haworthia obtusa
別名
雫石
耐寒
マイナス5度〜0度
水やり
乾かし気味に
場所
日の当たる室内
難易度
中級者向け
スポンサーリンク

オブツーサとは?

オブツーサは南アフリカ原産のユリ科ハオルチア属の多肉植物サボテンのようなものです(サボテンよりはアロエに近いか)。透明感があるというより、実際に透けて見える葉っぱ。それがプクプク。植物には思えない。

別名が雫石。こちらの方が売れそう。管理はサボテンと同じなので、軽い気持ちで購入するが、この透明のプクプクが徐々に萎んでいくので、悲しい――という人が多い。
ハオルチア オブツーサの商品画像
ハオルチア オブツーサの購入はこちら
Amazon
楽天市場
育て方自体はサボテンやハオルチアと同じ。水をやり過ぎないこと。春から秋は出来るだけ日に当てるが真夏は直射日光を避けること。冬は室内へ。以上を踏まえれば室内でも十分生育します(むしろ室内が適地なくらい)。

窓が特徴

透明に見えるのは水を溜めているからです。あの透明を維持するには「水」が必要です。しかし水をやりすぎれば根腐れするというのが多肉の宿命。この「水やりの加減」がプクプクキラキラを維持するコツです。

最初に簡単なまとめ

●夏の直射日光が苦手。夏は半日陰か日陰へ。
●水やりは控えめに。
●葉っぱに水をかけない。土に注ぐ。
●冬は室内。暖房の風に当てない。

品種
レッドレンズオブツーサ
スポンサーリンク

水やり

オブツーサの土が乾燥したら、水をしっかりとやります。水が鉢の底から染み出すくらいにしっかりとやってください。土の中にはオブツーサの根が出したゴミ、いわば排泄物のような物質もありますし、根は「新鮮な空気」を必要としています。ゴミと古い空気を押し出すために、水は大量かつしっかりと鉢底から染み出すくらいにやって、新しい空気を送り込んであげます。
●水は土に注いでください。上からかけない。葉っぱの間に水が残っていると、暖かい時期はいいですが、蒸発しきれずに腐って病気の元になります。

プクプクキラキラのコツ

水と日光が少ないとプクプクキラキラでは無くなってきます。日光も必要ですがこれは環境にもよるので、別項目に譲ります。問題は水やりです。オブツーサは水やりが多いとすぐに腐ってしまいます。いくらプクプクキラキラを維持したいからといっても、腐って枯れたら元も子もない。なのでコツとしては、【乾燥気味】→【潤沢】へと探って丁度いいポイントを自分なりに探る、ということしかないです。

ある程度多肉を育てたことがあるならば、水やりの頻度はなんとなく分かっているハズです。そういう人は萎まない頻度をなんとなく知っていますが、オブツーサが多肉初体験という人は、少々萎んでも乾燥気味管理からはじめましょう。

春の水やり

土が乾いてから、しっかりと鉢底から水が出るくらいに水をやります。表面的に乾いていても土の中に水が残っていると、根腐れします。鉢を持って重さで判断できると失敗が減ります。通常の2倍に薄めた液体肥料を水の代わりに2週間〜3週間に一回やりましょう。

夏の水やり

夏になり気温が上昇して夜中の気温が25度を超えると、オブツーサの元気が無くなり、水をやっても吸い上げる力が無くなっています。水は控えます。土がカラカラに乾いてから土を少し濡らす程度の水やりにします。肥料もやらないでください。

秋の水やり

春の水やりと同様です。春と同じで2倍に薄めた液体肥料を水の代わりにやってください。徐々に気温が下がってくるので最高気温が20度を切ったら水やりを控えていきます。

冬の水やり

冬は水をやりません(11月から2月)。もしくは土の表面を少し濡らす程度の水やりにしておきます。ドバドバとはしないようにします。もちろん肥料もやりません。3月にむけて水をやるようにしていきます。3月以降は春の水やりに。

植え付け・植えかえ

市販の多肉植物の培養土を利用します。植え替え時期は春。生育が早いものではないので、少々植え替えは3年に一回程度。土が劣化して水はけが悪くなるのも植え替える理由。植え替えるときは一回り大きい鉢か、同じ大きさの鉢に植え替える。

管理場所・日当たり

春と秋の管理場所

生育に適した温度は15度から20度。春と秋は戸外の半日陰か日当たり。日光が不足すると調子を崩し、徒長して形が崩れるので、葉焼けしない程度には日光をしっかりと当てましょう。

春から秋は風通しの良い場所におきます。オブツーサは新鮮な風を欲しがります。風通しがいい、というのは空気がよどんでいない場所です。
風通しが良い、と書きましたが冷暖房の風は厳禁。あれは非常に乾燥していて植物には厳しいです。

空気が動いているといいのでサーキュレーターで風を動かしているといいです。

夏の管理場所

オブツーサは夏の直射日光と暑さに弱いので、注意してください。夏はとにかく涼しい場所。風通しが良くて、直射日光が当たらない場所。出窓に置く場合は、カーテンで遮光してあげないと、葉っぱが焼けます。

オブツーサが透明なのは日光を取り入れるため?なので、夏の直射日光を浴びたり、春に室内から急に戸外に出すと葉焼けを起こしてしまいます。春になったら戸外の日陰で二週間→半日陰で二週間→日当たりと移動していきます。

冬の管理場所

耐寒温度はマイナス5度〜0度で戸外でも越冬できますが、室内管理が無難です。冬は室内の日当たりです。冬もできるだけ日当たりで管理します。

病気・害虫

ハダニカイガラムシなどが発生するかもしれないですが、それより水のやりすぎの方が問題です。
スポンサーリンク
ハオルチア
ハオルチア
ススキノキ科
オブツーサ・天津亀
オブツーサ・天津亀
ススキノキ科
ハオルチア・五重の塔
ハオルチア・五重の塔
ススキノキ科
ハオルチア・十二の巻
ハオルチア・十二の巻
ユリ科