アロエの育て方

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アロエアロエの基礎データ
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アロエ
科名
ススキノキ科
属名
アロエ属
学名
Aloe
耐寒
0度
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
アロエの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
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育て方:アロエってこんな植物です

アロエはアロエ科の多肉植物の総称で、世界で種類は300種以上あり、ホームセンターなどに流通しています。アロエの名前の語源はアラビア語で「苦い」。アロエというと食べるイメージがありますが、食用に適しているのはアロエベラだけで、他に食べられるものもあるが、食用は事実上「アロエベラ」一択。花も食べられる。

葉先が枯れるのもカッコいい…と思い始めたらベテランの仲間入り。
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仲間

食べるならアロエベラ観賞用ではなく食べるんならアロエベラにしましょう。アロエベラは果肉が多く、食べる部分が多いです。寒さに弱いので冬は室内に取り込みましょう。育て方は以下のページを参考にしてください。
薬効なら木立アロエ木立アロエは果肉は少ないのですが薬効があり、火傷や切り傷の薬としてよく利用されてきた種類。薬効なら木立アロエです。寒さに強く、戸外に出していても越冬できる地域は多い。栽培については以下のページを参考にしてください。
その他の品種・種ティキ
夏越しが難しい。暑さに弱い。初夏に根がダメージを受ける。千代田錦の園芸種とされるが、他にも色々と混ざっているのではないか??アロエよりハオルチア・ガステリア・アストロロバに近い。上に伸びて斜めになりがち。

ディコトマ
現在はアロエ属ではなく、アロイデンドロン属に代わって別属になっているが、アロエ・ディコトマとして流通しています。生育が遅いため大株はかなり高価。種の発芽率が悪い。よくて半分。通常は1割から3割。根が伸ばせるなら生育は多少早い。大きく育ち、上に伸びて横に伸びにくい。

フェロックス
薬効があり、トゲが少ない。大きくなる。5月以降に少し大きな鉢に植え替えると大きくなる。

グラスアロエ
夏に成長する夏型で、冬は寒さで弱る。夏の強い日光で弱ることもあるので、調節する。

スザンナエ
夏の直射日光に若干弱い。夏は遮光した場所で管理する。大きくなると多少の強い直射日光には負けず、葉が赤胴色になるだけ。

ペグレラエ
雪に埋もれなければ、霜除して越冬も可能。調子がいいと葉が膨らみ、調子が悪いと葉がへこむことがある。育てやすい方。

キネンシス(チネンシス)
小さいうちはアロエベラと似てる。キネンシスは栽培して一年以内に子株を吹く。

ガステリア・ピランシー
葉挿しは根元が膨らんでいない。葉挿しだと膨らまずに全体が大きくなる。多少、厳しい場所でも枯れない。水やりは普通のアロエと同じくらい。

水やり

春と秋の水やり

基本的に春と秋は土がカラカラになったら水をやる。水は鉢の縁に水を注ぐようにし、葉っぱにかけないようにする。葉っぱにかかると水が腐って病気になることがある。枯らす原因はほぼほぼ水のやりすぎによる根腐れ

実生苗の一年目は簡単に干からびるので注意しましょう。

受け皿にたまった水は必ず捨てます。それが面倒だからって、受け皿をせずに地面に直に置いていると鉢底の穴から根が出て、そのまま土の中へと伸びていくため、必ず受け皿をしましょう。受け皿は100均でも売ってますよ。

夏の水やり

アロエは分布が広く、耐寒性・耐暑性に差がある。アロエには夏型(夏に生育する)のと冬型(夏に休眠する)するタイプがある。冬型は夏は断水しないと腐りやすい。夏型も日本の夏の夜が高温すぎて、夏に休眠することが多いので、基本的に夏の水やりは控えめにするといいです。

冬の水やり

冬(11月から4月)は基本的に断水する。ただし、夜間の気温が5度以上で昼間に日光が当たるなら、そこそこ活動をしている(CAM型光合成)ので、冬でも水やりをした方がいい。ただし、鉢底から水が出てくるほどやらず、霧吹きで土を濡らすとか、その程度の水やりにする。葉っぱに葉水でもいい。もしくは断水する。とにかく、すぐに乾燥する程度に抑える。
冬越し後に水やりを急に増やすと根腐れする。春先に注意する。

肥料

生育時期に肥料をやる。2週間か3週間に一回、通常の2倍に薄めた液体肥料をやる。ただし夏に休眠する冬型の場合は、夏は肥料をやらない。
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肥料のやりすぎ?

…微量元素過多で、調子を崩すことがある。そもそもアロエって肥料はそこまで必要がないので控えめにする。特に鉢が小さい場合、少量でも肥料が効いて調子を崩しやすいので、量を調節するか、緩効性化成肥料ではなく、薄い液体肥料から始める。

高温になるまで施肥はしない

春先に肥料はやらない。肥料は必要とする高温時期(20度以上)まで待つ。

植え替え・植え付け

時期・頻度

春から秋の生育時期(5月〜9月)に植え替えをします。生育時期以外で植え替えをする場合は、土を崩さないで一回り大きな鉢(1号ほど大きな鉢)へ植え替える。

鉢植えは土の劣化を防ぐためにも2年に一回は植え替えをしましょう。

苗について

苗は大きめのホームセンターには希少種がちょくちょくあって、ここで買うか、ネットショップや多肉専門店で購入する。ホームセンターのタグはかなり信用できないので、種にこだわるなら専門店で購入しましょう。原種と銘打っていても交配種ということもあって、かなりあやふや。というか厳密な意味での「原種」はないと思う。
●ベアルート…根がむき出しになった裸の苗のこと。
●アロエ類は太い根が出て、細い根が出ない。そういうものです。

種類・品種にこだわるならネットショップで

アロエは葉先が折れるので、珍しい種は量販店は管理しにくい。欲しいものは素直にネットショップで買った方がいいかも。種類・品種にこだわるならば、よほど信用できる人以外はネットオークションもやめとこう。かなり怪しい。

店舗で買う時の注意点

ホームセンターで売ってるアロエは最初からコナカイガラムシが付いていることが多い。店舗にもよるんですが、そんな丁寧に管理できません。

アロエは生育が早いものではないので、流通量が少ない…というかババっと見たことない品種が店に出回ったかと思ったら、急に見られなくなったりする。欲しいものがあれば買っておいた方がいいです。

鉢の素材

アロエは水の滞留を嫌うので、表面から蒸発する素焼き鉢がよい。ただし、素焼き+鹿沼土単用だと、乾燥しすぎるので、素焼き+多肉サボテン用土とか素焼き鉢+ヤシの実チップ「ベラボン」くらいにしておく。
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用土

基本的には多肉植物・サボテンの用土で植え付ける。鹿沼土・赤玉土の単用などの水はけの良いものにすると根腐れを予防できるが、夏に水切れが起きやすくなり、水やりが頻繁になって辛いので多少、水もちをよくするためにココピートピートモスなどを2割ほど入れておいた方がいいが、それなら花・野菜の培養土で植えて、水やりを控えればいいです。つまり、どっちでもいいです。

腐葉土・堆肥は少なめに

腐葉土堆肥が多いと土中に肥料が残りやすく、問題を起こすことがある。アロエ・多肉類は水やりが頻繁ではないため、一度やった肥料が長期間残りやすいの注意する。普通は水やりのたびに肥料は洗い流されていき、肥料が効きづらいくらい。

配合例

配合例…赤玉土5ゴールデン粒状培養土3日向土2+マグワンプを混ぜたもの。
配合例…鹿沼土5赤玉土5…かなり水はけがよいが良すぎて水やり頻度が多くなる。少しだけ堆肥・腐葉土・ピートモスなどを入れてもいいです。

植え替え手順

植え替えの10日前から断水し、乾燥させておきます。古い鉢から株を取り出し、古い土を三分の一ほど落として、変色した古い根を切って整理し、新しい土で植え替えをします。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて最後に水をやらずに2週間ほど日陰で放置しておきます。2週間後に日当たりに戻して、水やりを再開しましょう。

庭植え→秋に鉢植えにする

春から秋に戸外に庭植えして、秋に鉢上げするのも可能。土中の深くに根を張っているので、鉢上げするときに入りきらない根は切ってしまっていい。もちろんダメージがあるが、多少調子を崩すリスクを理解してやりましょう。

鉢が大きいと重くて困る

大きな鉢に植え替えると作業のときに腰を傷める。素焼き鉢だとなおさら重い。アロエは冬は室内へ移動させるので大変です。最大でも8号にとどめ、できるだけ6号〜7号くらいに押さえておくと、冬に取り込むときに気が楽です。

株の増やし方

挿木

ハオルチア・ガステリアは葉挿しができるがアロエは葉挿しできない。幹からなら発根する。もしくは子株で増やそう。

挿木(幹)は切り口を乾燥させて、乾燥した土に挿木し、2週間ほど水やりはしないでいると発根する。水やりすると腐って枯れやすいので発根するまでは水やりはしないでください。
●子株も挿木と同様に切り口を乾燥させて土に挿しておくと発根します。

種まき

アロエは種の全体的に発芽率が悪い。一晩、水につけてから種まきすると発芽しやすい。

木立アロエは早くて四日で発芽するが、亀甲竜のような発芽に時間がかかるタイプを別にすれば概ね2週間以内には発芽する。どうも涼しい時期の方が発芽率が良いみたい。

種は土の上に置く、土はかぶせない。乾燥しないように水をやって、高湿度で管理すると発芽する。

管理場所

品種によって結構性質が違っていて、春と秋は戸外の日当たりでいいが、夏は戸外の日当たりでは葉焼けするものもある。冬もアロエベラなどは霜に当たると枯れ込むが、マイナス20度でも耐える品種もある。

夏の直射日光に強いものでも春から戸外に出して日光に慣らさないと葉焼けするので春から戸外の日当たりに出しておきましょう。
●気温が下がると赤っぽくなる。病気じゃないです。
●鉢を地面の上に置いていると鉢底の穴から根が脱走して地面の中に伸びることがあるので注意する。脱走すると生育が急によくなる。
●日光不足になると色が落ちて黄緑などに。
●幹と根が寒さで凍みてなければ春には回復する。

病害虫

アロエマイト
アロエマイト(アロエダニ)が発生する。ダニに葉の内部に入り込んで汁を吸われて、組織が癌のようになり、カリフラワーのようなものが見られ、美観を著しく損なう。このイボ部分を取り除いても再発する。非常に小さなダニで、薬剤もなく、一番の対処は「株の廃棄」になる。ベラ・キダチ以外のアロエを集めている人は基本的にアロエばかりを収集していて、他のアロエにアロエマイトが移る可能性が非常に高い。涙を飲んで廃棄がベスト。被害が少ないのであれば、胴切り(カッターなどで被害のない部分を切る)などして挿木で回避するが、上に書いたように基本的には廃棄する。幹部分には住まないらしく、葉っぱを取り除いて棒にするといいが、まぁ、アロエとしては致命的な状態になるのは間違いない。草系の…幹のないタイプは捨てるしかない。

ネジラミ
買ってきた苗を抜いて、土を取り除き、根をシャワーで洗い流して植え替えた方がいい。あとはオルトランかアドマイヤー。意外と業者の株はネジラミやアロエマイトを持っているのでやった方がいい。

コナカイガラムシ
コナカイガラムシが発生する。
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