一番上に戻る

ハオルチア・十二の巻の育て方

TOP > ススキノキ科 > ハオルチア > 管理
ハオルチア・十二の巻
目次
シマシマゼブラ(十二の巻)の特徴は?
シマシマゼブラ(十二の巻)の水遣りと肥料
肥料
植えかえ
株分け
葉挿し
管理場所
病害虫
花が咲きます
由来
関連記事
学名などの基礎データ
ハオルチア・十二の巻の植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ハオルチア・十二の巻
科名
ユリ科
属名
ハウォルチア属
学名
Haworthia attenuata
別名
シマシマゼブラ・ハオルチアゼブラ
耐寒
5度
水やり
乾かし気味に
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
スポンサーリンク

シマシマゼブラ(十二の巻)の特徴は?

ハオルチア・十二の巻:シマシマゼブラ(十二の巻)の特徴は?
シマシマゼブラ(十二の巻)はかなり丈夫な多肉植物であまり世話を必要としません。成長が遅く、栽培すると何年から何十年単位で生きます。おうちやデスク周りのインテリアにして置いたりできて、忙しくてなかなか世話ができない方にぴったりです。緑の三角にとがった葉には、白い縞々が一面にひろがっています。直射日光を嫌いますので半分日陰屋内では日が当たるところで育てましょう。

耐寒温度0度といわれていますが実際は5度以下になると弱ります。冬で朝晩の冷え込みが厳しい場合は防寒対策が必要です。

十二の巻は縦、横15センチくらいまで成長します。鉢植えは浅めにして、水はけのよい土に植えましょう。 成長が続くと新しい株や芽がでてきますがそれ以上は大きくなりません。

水やりをするときは土がカラカラに乾いたときで数週間に一回から何か月に一回。ちょっと忘れていても元気なようでしたら大丈夫です。直射日光を避けてひなた-半日陰で育てましょう。

株分けが主で比較的簡単にすることができます。

コーヒーカップに植え替えしたり、子供の靴に植えてみたり、かわいい小物の容器に植えて楽しむこともできます。ただ、こういった容器に植え替えする場合は必ず穴をあけて水はけをよくしてください。
スポンサーリンク

シマシマゼブラ(十二の巻)の水遣りと肥料

最低限の水やりで育てることができます。土がカラカラに乾いたとき、コップ四分の一くらいの水やりで十分です。春、夏、秋は三週間に一回、冬は数ヶ月に一回で土の表面が軽く湿るくらいで十分です。水が足りないと乾くと葉っぱが閉じてきたりしおれてきます。

水やりしすぎると鉢の中が蒸れて根腐れを起こします。水のやりすぎにはくれぐれも注意しましょう。また鉢の受け皿に水がたまってないかどうか確認も必要です。水がたまっていたら必ず捨てましょう。
●休眠中の冬は葉がしおれない限り水やりはほとんど必要ありません。しおれてしまった場合は、本当に控えめに、ほとんど土が濡れないくらいの水をあげてください。休眠中は土が湿るとすぐに根腐れを起こします。
●夏はあまりにも乾燥しているようであれば土の表面にまんべんなく水をあげてください。根腐れをおこしやすい時期ですので、かならず、水やりと水やりの間には土をカラカラに乾燥させてください。
●水やりは土の表面にかけるようにし、株の中心に水がたまらないようにしてください。水がたまったらティッシュペーパーでふき取ってあげてください。
●葉が茶色になり柔らかくなっているのは水やりのしすぎです。

肥料

肥料をあげなくても十分に育ちますが、肥料をあげることによって更なる成長を促します。 春と秋の成長期に観葉植物用の液肥を一か月に一回。成長期は長くありませんので年に二回から数回くらいぐらいが適当でしょう。
●市販のサボテン多肉植物の土にはあらかじめ肥料が含まれています。植え替え時に自作の配合土などを使う場合は肥料が入っていませんので、緩効性の肥料を置き肥にてあげてください。

液体肥料の商品画像
液体肥料の購入はこちら
Amazon
楽天市場

植えかえ

時期

植え替え、株分け、葉挿しは春(4月)〜梅雨の前(6月上旬)、秋(9月10月)の比較的元気な時期にしましょう。

用土

植え替えする場合は、大変水はけのよい土に植えつけてあげてください。市販のサボテン、多肉植物用の土を使用するか、配合土を自作する場合はパーライト(白い顆粒状)、粒の大きな砂や、軽石を園芸用の土に混ぜて土を配合してください。また腐葉土をそこに加えるとさらに養分が追加されて良いでしょう。
●他の配合例…赤玉土(小粒)6:腐葉土2:パーライト1:ゼオライトやくん炭1のような配合がよいでしょう。

サボテンの土の商品画像
サボテンの土の購入はこちら
Amazon
楽天市場

植え替え・植え付け

鉢植えに植える場合は幅15センチ以上、高さ同じく15センチくらいの大きさで底に穴のあいた鉢にしましょう。根は浅めなので、これくらいの浅い鉢でかまいません。深い鉢にすると水が蒸発しづらくなって冬に根腐れすることがあるので浅めにしておきましょう。

屋外の庭に植える場合は、お昼の強い日差しがあたる場所は避けましょう。日当たりの良い場所でないと育ちませんが、強い日差しにあたり続けると葉やけを起こします。

株分け

小さい株を横広がりの浅い鉢で育てます。成長すると株が大きくなりそこから小さな株がでてきます。その小さな株で鉢が一杯になったら春か夏の始まりに再度、横幅のある浅い鉢に植え替えましょう。必ず新しい土で植え替えしてください。一つの鉢に何個かの株を植える場合は15センチほど間隔をあけて植えてあげてください。
株分けの仕方
●大きな株を鉢から抜いて、根をほぐして土を落とします。
●そして、手や清潔なナイフ(アルコールやライターの火で消毒)などで子株を切り離しましょう。
●古い土をはらい少し湿り気のある新しい土の入った鉢へ植え替えてください。
●新しい鉢に植え替える前に特に乾燥させる必要はありません。

葉挿し

葉挿しは株の下のほうの大きい葉を、根元から丁寧に付け根からむしりとります。根元からはがれていないとそこから発根しません。むしりとった葉をその後、数日から一週間そのまま乾燥させます。日陰でサボテン、多肉植物用の土の入った鉢に(発根のためですので小さくてもかまいません。)に葉をさします。一週間に一度軽く土が湿る程度に霧吹きしてください。発根には一か月くらいかかります。

管理場所

風通しの良く日当たりの良いところ

風通しの良く日当たりの良いところを好みますが、日中の強い日差しにあたりすぎると日焼けを起こして赤くなります。赤く日焼けしても強い日差しを避けた場所に移動するとしばらくすると緑に戻ります。

冬以外はひよけネット(寒冷紗)で遮光するか、間接的に光の入る明るい場所で育てると日焼けを防げます。屋内でも同様に強い日差しにあたりすぎると日焼けを起こすこともありますので、カーテンなどで遮光しましょう。

株の中心に水がたまりそこから腐ったり、病気になったりします。 水が溜まっていたら、ティッシュでコヨリを作って吸い出します。

冬の管理場所

寒さには強いとされ、0度まで大丈夫と言われますが5度以下になると傷んだり、元気がなくなります。耐寒温度5度くらいが目安 、冬に屋外で育てる場合はそれ以下に温度が下がる場合は、ビニールのシートなどをかぶせて朝にシートを取り外してください。取り外さないと蒸れてよくありません。

霜にあたると枯れます。冬の間は屋内で育てたほうが良いでしょう。屋内であっても冬で朝晩冷え込みが厳しい場合はそのときだけ温かい部屋へ移動させたり、発砲スチロールの箱をかぶせるなど防寒対策をしたほうがよいでしょう。

室内で育てる場合

冷暖房の風に直接に当たらないようにしてください。乾燥に強い十二の巻ですがあまりにも冷暖房により室内が乾燥しすぎると弱り枯れます。葉がしおれているようであれば湿るか湿らないかぐらいに土を湿らせるか霧吹きを葉の表面にかけてあげください。

病害虫

十二の巻はワタムシ、カイガラムシアブラムシにかかりやすいといわれています。発生してしまったら、ブラシできれいに落とした後、浸透移行性の殺虫剤を散布して殺虫、予防しましょう。なければ、うすく食器用洗剤がはいった石鹸水で、霧吹きして殺虫してください。
●株の中心につきやすいので見落とすことが多いです。浸透移行性の殺虫剤を散布しない場合は株の中心あたりをこまめにチェックしましょう。

あまり株を増やしたり密集させたままにしておくと通気性が悪くなり虫がつきやすくなります。できるだけそのままにしないで株分けしたり、いくつも株がある場合は、大きな鉢に植え替えなどして葉の間の通気性を良くしましょう。

花が咲きます

基本的に花は咲きませんが、完璧な条件がそろえば、すっと伸びた細い茎の上に小さな白い花を咲かせることもあります。

由来

原産地は南アフリカで英語で通称ハウォルチアゼブラ(しまうまハウォルチア)と言われています。白い縞模様はまるで縞馬(シマウマ)のようなことからそう呼ばれます。
スポンサーリンク
ハオルチア
ハオルチア
ススキノキ科
ハオルチア・五重の塔
ハオルチア・五重の塔
ススキノキ科
オブツーサ
オブツーサ
ススキノキ科