チゴザサの育て方

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チゴザサ
目次
チゴザサとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
剪定
病気・害虫
特徴・由来・伝承
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学名や栽培スケジュール
最終更新
植物名
チゴザサ
科名
イネ科
属名
チゴササ属
学名
Isachne globosa
別名
シマダケ
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
上級者向け
チゴザサの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
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チゴザサとは?

チゴササはイネ科の耐寒性常緑宿根草。名前の通り「笹」の仲間で広い意味では「タケ」の仲間でもあります。地下茎で横に伸びて繁殖力旺盛。庭植えにする場合は、広がりすぎないように適当なところで地下茎を引っこ抜く、または地下茎が広がらないように地中に防護シートや板などを埋めるといった対処は必要。そもそもチゴササは雑草として日本中に自生するもので、写真のチゴササはそのうち白い斑入りの品種で、グランドカバーに利用されます。

繁殖力旺盛といっても、本来の竹・笹ほどではありません。笹の中では生育の遅い部類です。人の手で管理出来ないほどではありません。でも、あまり庭に手をかけられないならば、植えないほうがいいでしょう。他の植物を駆逐してしまいます。
草丈30cm
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水やり

田んぼの畦や川の土手など湿気のある場所を好んで自生する植物です。乾燥が苦手です。土が乾ききる前に水をやるようにしてください。

乾燥が過ぎると葉っぱが丸まってきますので、その前に水をやるようにしてください。土が多少濡れている状態でも枯れない。

肥料

繁殖すると面倒なので肥料はやらないでいいでしょう。それに肥料は少なくても育ちますし、枯れることもありません。普通は土に含まれる腐葉土などで十分です。あまりに生育が悪いならば春と秋に固形の緩効性肥料をやります。

植え付け・植えかえ

時期

春か秋に植え付けをします。暖地中間地であれば冬でも植え替えをしても大丈夫です。

全く流通しないってこともないのですが、いつもあるものではないです。ネットでよく流通しているので、ネットで買った方が早いです。それにチゴササは一個二個植えるものではないので、ネットで買っても損はないです。

用土

用土は選びませんが乾燥に弱い。あまりに水はけが良すぎる場合は、腐葉土・黒土を混ぜ込んで水もちをよくします。そもそも和物で日本の気候に強く、多少の多湿にも強いです。一般的な培養土を利用するか、自作するのであれば赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使います。
粘土質が多く、庭土があまりに水はけが悪いとさすがに根腐れします。腐葉土か川砂や軽石を混ぜて水はけを良くしてください。
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チゴササは乾燥に弱く、多少の多湿に強いですが、庭土を掘った時に水が染み出すようなら、根腐れするかも。程度によるので、絶対枯れるとも言えません。

庭植え

庭土を深さ20cmを掘り返し、土に腐葉土か堆肥を入れるなどして水もちをよくしてから、穴に土を半分戻し、株間を30cm空けて苗を配置します。チゴササは地下茎で増えるので、もっと空けてもいずれは埋まります。

管理場所・日当たり

半日蔭が適しています。日当たりだと生育がよくなりますが、乾燥に弱いので、日当たりで乾燥して根が傷んでしまいます。日当たりに植えた場合は水やりの頻度を増やして対応してください。面倒なのでやっぱり半日陰が適しています。ちなみに多少の日蔭なら枯れません。

寒冷地でも問題なく越冬します。防寒は不要です。
夏の直射日光には葉焼けすることがあります。

剪定

冬になると葉が汚くなり、春以降に汚い葉と綺麗な新芽が混在して見苦しいので、新芽が出る前の3月〜4月に刈り込んで、古い葉っぱを取り除いておくと綺麗です。

病気・害虫

ほとんど病害虫にかからない。それより「広がりすぎ」ることを考慮すべき。生育が遅いとはいえ、笹なのではびこると大変です。

特徴・由来・伝承

笹の仲間。チゴザサ自体は日本中の畦・川辺に生える雑草。写真のような斑入りではなく単なる葉っぱ。花にも一般的には観賞価値はありません(個人的には嫌いじゃない)。
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