ハイビスカス・アドニスマンゴーの育て方
目次
アドニスマンゴーとは?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり病気・害虫特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- ハイビスカス・アドニスマンゴー
- 科名
- アオイ科
- 属名
- アオイ属
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 冬は室内 夏は外
- 難易度
- 初心者向け
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アドニスマンゴーとは?
アドニスマンゴーはグラフ社が開発したグラフ
ハイビスカスのオレンジ種。普通のハイビスカスは朝に咲いて夕方には萎れる「
一日花」ですが、アドニスマンゴーは三日か四日も開花が続きます。また、デンマークは北欧で、本来はハイビスカスは春から秋に開花したら、冬は寒さで枯れるものですが、アドニスマンゴーは比較的寒さに強く、5度以上で越冬が可能で、来年も楽しめます。
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水やり
春から秋は土が乾いていたら水をやります。春と秋は晴れたら水をやります。水をやる時は鉢底から水が出るくらいにしっかりとやってください。水は土に注ぐようにします。葉っぱに水をかけると
ハダニが予防できるんですが、ツボミや花に水をかけると花が咲かなくなりますので、土に水を注いでください。
夏の水やり
戸外で管理している場合、夏は朝と夕方の二回、水をやります。真昼に水をやると水が沸騰して、根を傷めるので朝は10時までに、夕方は4時以降に水をやります。
室内管理の場合は、春・秋と同様に土が乾いていたら水をやります。
冬の水やり
冬は生育が止まっていますので、水は控えます。土が乾いてから数日経って水をやる程度にします。受け皿に水が溜まっていたら水を捨ててください。土の表面が乾いていても土の中には水が残っていることがあるので、持ち上げて重さで判断するか、
土壌水分計をで測ってから判断するといいです。
肥料
春から秋の開花する時期に、週に一回、液体
肥料をやります。もしくは1ヶ月に一回、緩効性固形肥料(化成肥料)をやります。肥料が切れると花が止まります。アドニスマンゴーはたくさん開花するので肥料切れしやすいので注意してください。
植え付け・植えかえ
ハイビスカス・アドニスマンゴーは根の張りが早いので毎年植え替えをします。根が張ると鉢の底から根が出てきます。根が出てきたら植え替えをしましょう。
開花が始まる前(4月〜5月)か、開花が終わった後(10月)に植え替えをします。
用土
一般的な
培養土を利用します。
植え替え
一回り大きな鉢を用意し、古い鉢から株を取り出します。株の土は崩さないでください。土を崩すと根を傷めて、生育不順を起こします。
古い鉢から株を取り出し、古い土は一切落とさずに、新しい鉢に植えつけます。古い土を落とすと根を傷めて生育不良を起こします。新しい鉢の底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に3cmの鉢底石(
軽石)を入れます。その上に
用土と株を入れて、最後に水をやります。
植え替えの詳細は以下のページを参考にしてください。
管理場所・日当たり
ハイビスカスは日光を浴びて、ガンガン咲きますので、日光が不足しないようにしっかりと日に当ててください。アドニスマンゴーは戸外の日当たりでなく、室内の日当たりでも十分開花します。ただし、日光が少ないと開花が鈍いので、やっぱり戸外の日当たり推奨です。
夏越し
真夏の直射日光に当たっても
葉焼けはしませんので、真夏でも日当たりで管理してください。葉焼けはしないんですが、高温では株が弱り、開花が止まり、葉っぱの色が抜けることがあるので、弱るようなら室内の日当たりで管理するといいです。
夏に頻繁に水切れするようであれば、
半日陰に移動させます。もしくは
二重鉢で鉢の温度が上がりすぎないようにします。
越冬
霜に当たったら一発で枯れるので、霜が降りる前に室内へ取り込みます。
アドニスマンゴーは5度まで寒さに耐えますが、できれば10度以上にしたいです。寒いと落葉しますので、できるだけ暖かい場所で管理します。落葉しても枯れていないならば春に芽吹きます。
室内で日に当ててください。窓辺に置くことになりますが、窓辺は夜中になると外気が近いので夜中は室内の中央へと移動させてください。また、暖房の風には当てないようにしてください。直撃しなければいいです。
病気・害虫
コガネムシ・ハダニ・
アブラムシ・
ハマキムシ・
カイガラムシなどが発生します。
特徴・由来・伝承
デンマークのGRAFF社が開発したハイビスカスの品種が「Newロングライフ」というシリーズで、その中でオレンジ色のが「アドニスマンゴー」。ちなみにアドニスは「ギリシア神話に登場する、美と愛の女神アプロディーテーに愛された美少年。フェニキアの王キニュラースとその王女であるミュラーの息子」のこと。
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