アジアンハイビスカス(アベルモスクス)の育て方
目次
アベルモスクス(アジアンハイビスカス)とは?植え付け・植えかえ・種蒔き管理場所・日当たり水やり肥料摘芯病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- アベルモスクス
- 科名
- アオイ科
- 属名
- トロロアオイ属
- 学名
- Abelmoschus
- 別名
- アジアンハイビスカス・アカバナワタ
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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アベルモスクス(アジアンハイビスカス)とは?
アベルモスクス(アジアンハイビスカス・アカバナワタ)は
アオイ科トロロアオイ属の
多年草。
ハイビスカスのような赤やピンクの花を咲かせます。ハイビスカスと名前にありますが、どちらかというと
オクラに近い。本来多年草ですが、寒さに根がやられて枯れることになります。
一年草として扱われます。霜が降りても枯れませんが、霜柱や地凍結で根が傷むと枯れます。室内に置けば越冬は可能です。越冬すれば毎年咲いてくれますが、普通はしません。性質は頑健で、日当たりのいい場所で管理してください。土は
水はけの良いもの適しています。
草丈40cm。ハイビスカスに似てるっちゃ似てるような直径10cmの大きな花が咲く。
ハイビスカスと同じで
一日花で、朝咲いて夕方にはしぼみます。ですが次々に開花しますので気にならない。一年草と考えれば育てやすいですが、まだ流通量が少ないです。
開花後には
種子が取れます。これを翌年の春に撒くと、また花を楽しめます。
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植え付け・植えかえ・種蒔き
種まき
4月~5月に種まきし、夏の間に楽しむ花です。発芽温度は20度から25度で、霜に芽が出たばかりのときは霜や寒波で枯れますから、関東なら4月の少なくとも下旬以降に種蒔をします。暖かい地域なら4月の上旬でも大丈夫です。
ポットに2か3粒撒いて、5mmほど土を被せて、乾燥しないように管理していると芽が出ます。葉っぱが5枚以上になったら、植え替えをします。
種子からよりも苗が便利。「アジアンハイビスカス」という名前で流通していることが多いです。
植え付けの時期
5月以降に苗を植えるといいです。越冬した株は4月〜5月に古い土を落とさないでひとまわり大きな鉢に植え替えます。
用土
一般的に流通している
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3に化成
肥料を規定量を混ぜたものを使います。
鉢植えの手順
鉢植えにするならば8号〜
10号鉢(
尺鉢)に1株。鉢底の穴を鉢底網で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(
軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。
庭植えの手順
植え付ける1週間前に、深さ20cmの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か
堆肥を2割か3割混ぜておきます。1週間、土を寝かせて馴染ませてから、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。 株間は25cm以上。
管理場所・日当たり
高温にも強いので
夏の花壇に向いています。日当たりのいい場所で管理してください。
多少の寒さには勝つ、みたいです。土が凍結するようだと枯れます。
暖地には越冬している地域があるようですが、詳細な条件は不明。
水やり
日当たりを好むので、鉢植えにした場合、水切れがおきやすいです。夏は朝と夕方の二回、しっかりと水をやってください。
ハダニが発生しやすいので葉に水がかかるようにやってください。ただしできるだけツボミに水がかからないようにします。
肥料
春〜夏の開花時期・生育時期に緩効性化成肥料を1ヶ月に1回やるか、1週間に1回液体肥料をやります。
摘芯
摘芯することで脇芽が増えて、花が増えます。摘芯とはツルの先を切ることです。他の植物でもよく使うテクニックです。6月頃が摘芯の時期です。
病害虫
ハダニがつきやすいので、水をやるときに、葉っぱにも水がかかるようにしてください。
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