オクラの育て方…肥料が切れた兆候は?

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オクラ
目次
オクラとは?特徴は?
植え付け
水やり
摘芯
肥料
収穫(6月〜9月)
撤収(9月〜11月)
病気・害虫
より詳細は
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学名や栽培スケジュール
最終更新
植物名
オクラ
科名
アオイ科
属名
トロロアオイ属
学名
Abelmoschus esculentus
別名
アメリカネリ・陸蓮根
耐寒
10度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
オクラの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
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オクラとは?特徴は?

オクラ:オクラとは?特徴は?
オクラはアフリカに自生するアオイ科多年草。日本では冬に寒さに枯れる一年草使いの野菜。

苗を植えて二ヶ月ほどで収穫できるようになり、20度以上になると生育が加速し、開花して1週間で収穫できる。1株で実を毎日一つ収穫できるかどうか?という量。

プランターでも畑でも栽培できるんですが、そう大量に食べるものでもないのでプランターでも十分。

葉っぱに隠れて見えないと見逃すことが多く、固くなるとおいしくないので、毎日観察が必須です。
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植え付け

時期

霜に当たると枯れますし、気温が10度〜20度のうちは生育が鈍いので植え付けは5月以降でも問題ないです。

用土

酸性の土を嫌うので、地植えなら苦土石灰で中和してから植えます。鉢・プランター植えの場合は、培養土で植えます。培養土はすでに中和してありますし、必要な成分が入っているでこれで十分です。

鉢・プランター植え

横長プランターなら3苗を植える。鉢であれば8号〜10号に1株を植える。四人家族が毎日食べるなら15株(プランター5個x3株)ですが、毎日は食べないでしょうから、初めてならプランター1個から初めて来年の個数の算段をつけるといいです。

プランターの底に付属のスノコを入れ、上記の培養土を入れて、苗を植える。最後にしっかりと水をやって完成です。

地植え

地植えなら深さ30cmを掘り返し、苦土石灰を一握り入れて、中和させます。中和には1週間かかるので、中和を待って、腐葉土堆肥を入れて土を作って植えて、最後にしっかりと水をやります。

マルチはしてもいいですし、しなくてもいいです。

水やり

鉢・プランターなら土が乾いたら水をやります。水やりは鉢底から水が出るくらいにしっかりとしましょう。気温が低い(20度以下)のうちは、ジャブジャブやっても水を吸い上げず、根腐れすることもあるので注意。

それ以降の時期は水切れに注意します。夏は朝夕、しっかりと水やりをしましょう。

地植え・畑の場合は自然に降る雨でも十分ですが、さすがに乾燥時期は水切れすることもあります。水をやり、できれば株元にワラでマルチングをするなどして蒸発を防ぐといいです。

摘芯

摘芯はツルの先を切ることで脇枝を出させるテクニック。オクラの場合は高さを抑えるのと脇枝の両方の目的でします。

放置していると高さが2mくらいになり、人によっては作業が面倒になるので、自分の身長か少し低いくらいで先を切って、これ以上大きくならないように抑えます。

肥料

結構肥料を欲しがります。

植え付けて一ヶ月経ったら、週に一回、液体肥料をやるか、一ヶ月に一回化成肥料をやります。

肥料が不足すると葉っぱが細くなってくるので、様子を見て調節しましょう。化成肥料は水に溶けてから吸収されるので、水やりが少ないと同時に肥料不足にもなります。

収穫(6月〜9月)

気温が上がって来る6月〜9月に収穫ができます。食べ頃は短く、見逃すと食べどきを失うので、毎日観察しましょう。

オクラの実の先を曲げるとポキっと折れると収穫時期、大体ナサ10cmほどに育ち、曲がって折れないならもう遅い。早めに収穫するのが吉。

オクラはトゲがあるので収穫の時は手袋をしましょう。

撤収(9月〜11月)

気温が15度を切る頃から生育が止まり、枯れ始める。根が深くまで入っているため、完全に枯れてから引っこ抜く方が簡単です。

病気・害虫

アリ、アブラムシカメムシ、ネコブセンチュウ、ハダニネキリムシハマキムシナメクジ、イモムシなどが発生します。

アリが寄ってきて、虫を駆除するため、基本的にあまり害虫は発生しないか、しても大した被害がない。

より詳細は

このページは初心者向けにかなり簡略化しています。より詳細な栽培については
オクラ栽培の詳細版…スケジュールなどまとめ
オクラ栽培の詳細版…スケジュールなどまとめ
アオイ科トロロアオイ属Abelmoschus esculentus
を参考にしてください。
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