オクラの育て方

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オクラ(アメリカネリ・陸蓮根)

オクラ
科名アオイ科
属名トロロアオイ属
学名Abelmoschus esculentus
別名アメリカネリ・陸蓮根
みずやり水を好む
場所外の日なた
難易度初心者向け
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開花
植え
肥料
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栽培の特徴

栽培の特徴
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簡単で収穫も多い
オクラは日当たりと肥料水やりで、簡単に大量に収穫できます。たくさん収穫できすぎるので、何株も植えると困るくらいです。
生育温度について
オクラはアフリカ出身で、暑さには強いですが、寒さには弱い。霜が当たると一発で枯れてしまいます。自生地では多年草ですが、日本では一年草です。生育温度は10度以上。しっかりと育つのは20度~30度です。
スロースターター
オクラの生育温度は20度から30度。この気温に達するまではなかなか成長スピードが高まりません。やきもきしますが待ちましょう。
まとめ
●オクラはアオイ科の一年草扱いの植物。
●花は一日で落ちる
●苗植えから収穫まで品種にもよるが二ヶ月弱。
●受粉しなくても結実します。
●スーパーのより美味しい。育てた欲目もあるけど。
●小さなトゲがある。痛い。作業するときは長袖長ズボン、手袋を。
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水やりと肥料

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水切れに注意
乾燥すると葉っぱがしなびて、最悪枯れてしまいます。日当たりのいい乾燥しやすい場所で育てている場合は、水切れに気をつけてください。
春から初夏までは、晴れたら毎日水をやります。真夏は乾燥しますから、朝と夕方の一日二回、しっかりと水をやります。プランターや鉢植えだと、横から日が当たって、なおのこと乾燥しやすいです。あまりに乾燥する場合は株元にワラを敷いてマルチングをして乾燥を防ぎます。
●鉢植えの場合は鉢底から水が出るくらいにしっかりとやります。庭植えでも葉っぱの様子を見て水切れしないようにします。生育が旺盛になる最高気温25度以上の時期は雨が降らない限りは毎日やり、30度以上になると朝夕毎日二回やることになる。

オクラは肥料食い
植え付け時に肥料を入れておいても、結実すると肥料が切れてきます。結実後は肥料を追加してください。様子を見て液体肥料なら一週間に一回、緩効性固形肥料ならば月に一回。実・花などの様子を見て調節してください。
●肥料が少ないとツボミから花へと成長するのも遅くなる。沢山ツボミがあるのに、全然開花しないのは肥料不足を疑う。ただし気温が低かったり日照不足でもなる。
●脇枝が出ると肥料が不足しやすくなる。また肥料が多いと脇枝が出やすい。
●肥料が不足すると葉っぱに切れ込みが入る。切れ込みが入りすぎて葉が細くなると大麻の葉に似てる。
●品種によっては肥料は少なくしないといけない。これはタキイなどの品種開発した会社のホームページをチェックして確認してください。

植え付け・植えかえ

植え付け・植えかえ
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植え付け時期
霜が降りなくなったら植えられるがそんなに早くに植えても生育しないので十分暖かくなる5月下旬以降に植えていいです。
連作障害とph調整
オクラは連作障害が起きるので、昨年アオイ科の植物を植えた場所にはオクラは植えないでください。トマトはアレロパシーという他の植物が育ちにくくなる物質を出す性質があり、一緒に植えるとオクラが負けて生育が悪くなります。
酸性土壌に弱いので、庭植えする場合は土に石灰を混ぜて中和させてください。
培養土
市販されている花と野菜の土を使って植えると楽です。この市販されている土には最初から肥料が混ぜられていて指し当たって追肥する必要はありません(もちろん肥料は後から追加するのだけど)。自作する場合は赤玉土6腐葉土4と緩効性肥料を混ぜて使う。
プランターなら苗三つ
株間は20cmほどあけますから、プランターだと苗を3つ。プランターに培養土なら、ph調整や連作障害については考える必要が無く便利。ただしプランターは水切れが起きやすいので庭植え推奨。
●直径20cmの鉢なら苗一個。
●庭植えでも株間は20センチでもいいがたくさん植えると密生して収穫しにくい。庭植えなら40センチ空けて植える。ただ40センチ空けて植えると矮性種でなければ2メートルを超えるか2メートル近くになるので、大きくなるのが困るなら密生させる。

一般的には苗から
種を蒔く場合もありますが、初心者はオクラの苗から育てることをお勧めします。種は安く大量に出来ますが、ベランダや庭でちょっと育てるくらいなら逆に大変です(手に余る)。
支柱が必要
台風や強風で倒れるので、支柱が必要です。支柱は畑なら1.5m欲しい。土の中に打ち込む分を入れると支柱の長さは1.8m。
移植は出来ません
オクラの根は直根性といって、一本太い根が伸びるタイプで、根が傷つくと枯れてしまいます。植えるときは傷つけないように気をつけてください。移植を嫌いますので、一度植えた場所から動かさないでください。
●苗は普通、株分けして植えない。ポット苗は植える時に土を崩さず根を傷つけないようにする。根を傷つけると生育不良を起こして最悪枯れてしまう。
●一株で1シーズン20本から30本収穫できる。といっても、随時収穫なので、毎日数本食べようと思ったら、かなり株を植えないといけない。4人家族で20株とか。いや、そんなにオクラを毎日食べたい?
●密に植えると小さく育ち、実が柔らかくなるらしい。

種まき

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種まきからでも
種まきする前に、一晩水に浸けておく(発芽が揃う)。水につけると浮く種がある。この種は発芽しないので取り除く。発芽温度は15度からだが気温が低いと発芽まで日数がかかるので、20度以上になってからがいいです。

本葉が開いたら、鉢や庭に植え付ける。根が傷つくと生育不良を起こすので植え付けは早めにします。
●5月に種まきすると梅雨までに根付いてよいという人もいる。このあたりは地域によって全然違うので何度かやってみるしかない。

管理場所・日当たり

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日当たりで
オクラは日当たりのいい場所で育てます。花が咲き、一週間ほどで実が収穫できます(気温が高いと収穫までの期間が短くなります)。取り遅れると硬くなりますので、忘れないようにしましょう。
●気温が低いと実が落ちます。15度で落果します。涼しい時期に実がなっても落果します。北海道の人は注意。
●気温が低かったり、日照時間が短かかったり、肥料が少ないと実の形がおかしくなりやすい。夏前の低気温や秋に涼しくなる時期に起きるが、病気ではないので気にしない。ただ、虫に食べられても曲がる。
●草丈が20-30cmとかでも開花して実がなる。実は落ちる確率が高いが草丈が低くて開花するのは、不健康なことではない。
●収穫は実が8cmくらいで。大きくなると筋張ってくる。品種によっては大きくても柔らかい。
●オクラの実を放置していると種子が取れる。来年蒔いて収穫も出来る。種子を取るのは9月から10月の終わりでも可能。放置しておいて適当に取り、乾燥させて保存。
●オクラの種と莢(サヤ)には極々微量の毒があります。食べたからと言って気分が悪くなったり、死ぬ事はありません。火を通すとこの成分は無くなります。
●オクラに触れるとかぶれることがある。オクラに細かい毛が生えているため。手袋をつけることでカブレは防げる。

雨に注意
苗を植えて根付いていないうちに長雨に当たると溶けて消えてしまうので、早めに植えるか、梅雨が明けてから植えるといいです。

病害虫

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ハマキムシ・オオタバコガ・フタトガリコヤガ(ようは毛虫のこと)は大きくなってからも発生。ネキリムシにやられると苗は枯れてしまうかも。アブラムシナメクジも発生。それでも野菜系としては初心者でも対処しやすい方。

ハダニ
ハダニは葉や茎から汁を吸って最悪からしてしまう。乾燥させると発生しやすいので水やりの時に葉っぱに水をかけるようにすると予防できる。でもゼロにすることはできない。地面に近い下葉を取ることでかなり予防できる。
●地面に近い下葉は上の葉がさえぎって水が当たらないためハダニの巣窟になりやすい。

雑記

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●丸オクラは大きくなっても柔らかくて美味しいが、葉の間隔が短いため他の品種に比べると収穫量が少ない。
●丸オクラは高さが1mになってから急に成長速度が上がって3mくらいにまで育つ。3mは大変なので密生させて大きくならないようにする。株間は20センチくらいにするといいです。

特徴・由来・伝承

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オクラはアオイ科。アオイ科ということはハイビスカスなどの仲間になります。名前の感覚から日本の野菜というイメージがありますが、アフリカ北東部の熱帯・温帯の植物。エジプトでは紀元前から栽培されていた古い野菜。
オクラは英語でも「OKRA」と呼びます。オクラの語源はガーナのトウィ語での呼び名から。
日本に入ってきたのは明治以降。観賞用としての輸入でした。
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