ルエリアの育て方
目次
ルエリアの特徴は?庭植えの水やり鉢植えの水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり剪定病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ルエリア
- 科名
- キツネノマゴ科
- 属名
- ルエリア属
- 学名
- Ruellia
- 耐寒
- 0度〜マイナス10度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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ルエリアの特徴は?
ルエリアは
キツネノマゴ科の南北アメリカの熱帯地域の常緑の
多年草。
一日花で一日で花はしぼむ。一度に大量に開花するというよりは、少量ずつが夏の間、開花するって感じ。草丈が低く、使いやすい。
いくつか品種があり、種によっては寒さで枯れたり、地上部がなくなります。ルエリア・グラエキザンスは寒さに弱く温室でないと越冬はできない。ルエリア・マコヤナは耐寒温度マイナス10度。ルエリア・マクランタは寒さに若干弱いが関東南部・以西であれば越冬できます。ルエリア・シンプレックスも関東南部以西で越冬し、九州では自生しています。
トロピックスターという品種は耐寒温度マイナス10度で東北南部くらいなら戸外で越冬も可能で、ちょくちょく流通しています。ルエリアというと大抵はこのトロピックスターのことです。
大きさ・草丈50cm〜1m
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庭植えの水やり
庭に植えたら、まずは根がしっかり育ってしまえば、雨水だけで
水やりは不要です。でも、日が照って水不足になるときは、水をあげてあげる感じです。
鉢植えの水やり
土がカラカラになったら水をあげるのがコツです。水やりの時は、鉢の下から水がドバドバ出るくらいたっぷりあげるのがいいです。ドバっとやることで内部のガスを押し出して根に呼吸をさせてあげるといいです。
土がまだ湿ってる時に水をあげちゃうと、根がダメージを受けちゃうから気をつけましょう。水やりの後は、土が乾くまでしばらく待ってあげてね。受け皿にたまった水は捨てておきます。
夏の水やり
鉢植えなら、夏は早朝と夕方に水やりをします。昼間に水をやると水が沸騰して根を傷めます。夏にも開花します。水切れを起こすと開花が鈍くなるので、庭植えの場合でも夏は水切れしないように気をつけます。鉢植えの場合は特に気をつけて、朝と夕方の二回、しっかりと水をやります。夏に開花するので、この時期に水切れで開花が鈍いようなら、来年は育てないほうがいいです。
夏の水やりのことを考えると庭植え推奨。
冬の水やり
冬は生育が止まっているので、鉢植えの場合、土が乾いてから数日経って、朝に水をやります。昼以降に水をやると水が明け方に凍って枯れてしまうかもしれません。地上部がなくなっているために水やりを忘れがちです。庭植えは冬は自然に降る雨にまかせればいいですが、鉢植えは水やりを忘れるとそのまま枯れてしまいますので、忘れないようにしましょう。
冬は水やりが多いと
根腐れして枯れてしまいますので、水のやりすぎにも注意。鉢を持ち上げて重さで判断するか、割り箸を突っ込んで、土の中に水が残っていないか確かめるようにします。もしくは
土壌水分計で計測して判断するようにします。
肥料
鉢植えの場合は、生育時期に
肥料をやる。鉢植えは土の量が限られていて肥料不足になりやすいので二ヶ月に一回程度、緩効性化成肥料をやるか、二週間に一回薄い液体肥料をやる。庭植えの場合は追加の肥料は不要。
植え付け・植えかえ
春(3月〜5月)に植えつける。
苗が流通していないので興味があるならネットショップで買いましょう。鉢植えは二年に一回程度は植え替えをする。
根詰まりをしやすいので注意。庭植えにした場合は、植えっぱなし。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植えるか自作する場合は
赤玉土小粒6
腐葉土4を混ぜたものを使う。土はさほど選ばない。一般的な
水はけと水持ちがあれば十分。
鉢植え
鉢植えの場合は、根鉢(ポット)より一回り大きな鉢を用意します。
鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(
軽石)を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。株分けも可能。株分けするときは適当に分けて別々の鉢に植え替えます。
庭植え
庭植えの場合は、深さ30cmの大きさの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か
堆肥を3割か4割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
管理場所・日当たり
日当たりが悪いと花が咲かないので、日当たりで管理すること。夏の暑さにも強い。ただし鉢植えは水切れに注意。
越冬
関東以西であれば戸外で大体の品種は越冬する。耐寒性がある種でも土が凍ると枯れるので、東北や関東北部では土が凍らないように
マルチングをする。もしくは鉢植えにして室内に取り込む。しかし、花が旺盛に咲くというほどでもないので、そこまでするのは面倒。春に植えて、秋に寒さで枯れる
一年草と考えるなら、それでいいくらいでも。
●戸外で越冬しないなら購入するほどでもない。そんなに旺盛に開花しないので。それに全然流通していないから、結構マニアックなガーデニング材です。
剪定
寒さで地上部が枯れる品種もある。地上部が枯れたら、秋や冬に地上部が地際から切ってしまう。地上部を刈り込むことで、根の負担を減らし、冬越ししやすくなる。春になると株もとから新芽が出てきます。
病気・害虫
カイガラムシや
ナメクジが発生することがあります。
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