葉っぱが落ちる理由と対処法
スポンサーリンク
葉っぱが落ちる理由
このページでは植物の葉っぱが落ちる理由をまとめています。以下のケースはすべての植物に当てはまるわけじゃないのですが、参考にはなると思います。
まとめ
●寒さに当たった。
●水不足。
●
根詰まり。
●
根腐れ。
●環境の変化。
●老化・寿命。
●病
害虫など。
●他の項目があれば投稿してください。
スポンサーリンク
寒さに当たった
寒さに当たると落葉します。
気温が下がってくると落葉するのは健康的な反応です。寒さで葉っぱが機能しないなら、葉っぱを維持するのは株にとって負担なので葉っぱを落とすのは、極々自然な反応です。
寒くないのに落葉しているのは原因は「寒さ」ではないってことです。
対応方法
落葉するのが当然の植物であれば放置。寒さが致命的になるのであれば、室内に取り込む。
水不足
株に
水分が不足してくると落葉するケースもあります。葉っぱは光合成をする器官でもありますが、水を消費する器官なので葉を落とすことで株を守ろうとします。なので、決して不健康な反応というわけでもないです。
●水が不足すると「葉先から枯れこむ」というパターンもあります。これは水を葉先まで吸い上げることができないため。
●クーラーや暖房の風は乾燥していて、自衛のために直撃すると葉っぱを落とします。
●樹木は植え付けて一年か二年は根が張り切っていないため、水を吸い上げる力が弱く、庭植えにしていても水切れを起こしやすい。水切れを起こすと落葉したり枯れこむことがある。特に夏は注意。
水やりをしっかりやる。
対処方法
水やりをすれば改善する。
クーラーや暖房・室外機などの風が当たっている場合は場所を移動させる。
根詰まり・土の劣化
鉢の中に根が行き渡り、ギュウギュウになると土がつぶれて保水力がなくなり、水切れを起こしやすくなります。すると上記の項目のように水不足になり、株が自衛のために葉っぱを落とすことがあります。逆に土が潰れて泥状になり、粘土になって水を溜め込むようになり、根腐れを起こします。
鉢の底から根が出ているようなら根詰まりなので植え替えをします。ただ、根詰まりから、落葉するまでに至るのは相当なこと。
対処方法
植え替えをする。根詰まりで土が潰れるくらいの状態ならかなり「緊急事態」なので、植え替え時期ではなくても植え替えた方がいい。特にこのまま夏を迎えると危険。根腐れの場合でも同様です。
根腐れ
水のやりすぎで根が窒息して根腐れすることもある。
根腐れすると根が活動しなくなって水を吸い上げなくなり、落葉することがある。また、土中で雑菌が繁殖して、それが葉っぱを枯らせる。その場合は葉っぱは下から黄色く変色して枯れ込んでいく。
●根腐れの原因は水のやりすぎが多いが、根詰まりも原因になる。根詰まりを起こし、
水はけが悪くなり、根が窒息して根腐れする…ってことがある。
●根腐れの原因に「
用土が合ってない」ってことも。もっと水はけの良い土にする。
対処方法
水やりをストップして日陰で養生する。
肥料は絶対にやらない。肥料をやるとトドメを刺すことになりかねない。もしくは植え替えをして土を一新する。大抵は手遅れなので、今一度、水やりの頻度や日当たりなどを見直しましょう。
環境の変化
植物は葉っぱは現在の環境にあったものを生やす。なので
置き場所を変えただけで葉っぱが落ちるということがある。葉っぱを落として新しい環境向けの葉っぱを出している。
病気ではない。
対処方法
放置。少なくとも2週間は動かさないようにする。
動かすとまた落葉し、株に
ストレスを与えることになる。
老化・寿命
葉っぱには寿命がある。寿命が来て機能が落ちた葉っぱを落とすのは自然で健康な反応で、これは上の項目の「寒さに当たった」と同様に問題はない。
例えば、春に一斉に芽吹いた新芽が一定の期間後…例えば一年とか半年後に一斉に寿命が来て一気に落葉すると、分かっていても結構びっくりする。
対処方法
放置。
病害虫
例えば根を食べる
コガネムシなどの幼虫がいると、根がなくなり、水を吸い上げる力が落ち、葉っぱに水分が行き渡らなくなり、落葉するということがある。原因は虫以外の病気でも発生する。要は根がダメージを受けているってこと。
●大抵は「葉先から枯れこむ」パターンだと思うが。
対処方法
薬剤を散布して害虫を駆除、病気を治療する。駆除・治療ができない場合は、被害の株が増えないようにするために株を処分し、土も処分する。
スポンサーリンク
関連記事
トラブル