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ゴーヤの肥料

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目次
ゴーヤの肥料
 最初にまとめ
ゴーヤの元肥
ゴーヤの追肥
鶏糞
マグネシウム
 マグネシウム不足の対策
 苦土石灰の施肥の仕方と量
目的によってゴーヤの肥料を変える
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ゴーヤの肥料

ゴーヤの肥料:ゴーヤの肥料
ゴーヤ肥料食いです。肥料を大量に消費しますから、肥料を随時補給してやらないと全然追いつきません。

最初にまとめ

●苗の時は元肥をやり、しばらくは追肥をやらない。
●高温時期になり生育がよくなってから肥料をやる。
●マグネシウムが不足すると葉っぱが黄色くなるので元肥・追肥でやる。
●ゴーヤは肥料食い。
●元肥はやったほうがいい。
●元肥は目的によって変える。グリーンカーテンの場合は油粕。実を食べる場合は鶏糞
●追肥は液体肥料。液体肥料の利用が一般的。
油かす+骨粉、尿素+化成肥料、発酵鶏糞、バットグアノなど。
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ゴーヤの元肥

植える前に土に混ぜ込む肥料のことを元肥と言います。元肥としては「牛糞堆肥」がよく勧められます。一般的に花や野菜のために配合された培養土にも肥料が入っているのでさしあたって問題ありませんが、ここに鶏糞や牛糞堆肥や油粕などを入れます。
●堆肥は肥料というよりは土壌改良材(水捌けがよくなる有機物)。堆肥が多いと収穫量が増える。
●牛糞堆肥は肥料&土壌改良材の中間みたいな存在です。鶏糞はほぼ肥料。
●マグネシウム不足予防のために苦土石灰を。

ゴーヤの追肥

気温が高くなったら…7月以降に30度以上になったら追肥する。一週間に一回、液体肥料をやるか、一カ月に一回固形肥料(油かす+骨粉、尿素+化成肥料、発酵鶏糞、バットグアノなど)をやります。この時期に肥料が少ないと生育不良を起こします。肥料は必須だが、とにかく温度が高くなってからが無難。メリハリが大事です。肥料は株から離して置くか、根に当たらないように穴を掘って埋める。
もちろん高温時期であっても、肥料のやりすぎには注意する。肥料が多いと害虫が発生しやすくなる。
●追肥は必ずする。肥料が不足すると、葉っぱが黄色くなる、実が曲がりやすくなる、生育が鈍い、つるが出ないなど症状が出ます。
●追肥を控えると生育は鈍くなるが、5月くらいの気温が低いうちは水と肥料のやりすぎで枯れることもあるので控えるのも手。
●苦土石灰か、マグネシウム入りの肥料をやる。

鶏糞

鶏糞にはカルシウムが入っていて、これが土を中和してしまい、量が多いとアルカリ性にしてしまうことがあります。アルカリ性の土ではゴーヤは育ちません。また、鶏糞は虫を呼び寄せたり、腐ってガスを発生させるので、塊にならないようによくよく混ぜ込み、その上に土をかぶせて水をかけて発酵させないといけません。そういう発酵処理が済んだ「発酵鶏糞」もあります。

発酵鶏糞ならば、元肥だけでなく、追肥にも使えます。発酵鶏糞はホームセンターで売ってます。
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マグネシウム

植物は葉緑素を作るためにマグネシウムを消費します。マグネシウムが不足すると生育がしづらくなります。

ゴーヤやウリ科の植物は特にマグネシウムの消費が激しく、マグネシウムが不足すると下葉から黄色く変色してきます。マグネシウムを不足させないのもゴーヤ栽培の大事なポイントです。

マグネシウム不足の対策

マグネシウムが入っている石灰を「苦土石灰」と言います。苦土はマグネシウムのことです。マグネシウムが苦いからです。この苦土石灰を、植えるプランターや庭土に前もって混ぜておきます。量はプランターなら一掴み程度。大量にやると根に良くないです。

育てているうちに、葉っぱが黄色くなってきたら、苦土石灰を根元にパラパラと撒いてください。
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苦土石灰の代わりにスーパーで売っている「ニガリ」を500倍くらいに薄めて撒いても効果があります。
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苦土石灰の施肥の仕方と量

マグネシウム不足予防のために他の石灰類(有機石灰など)ではなく苦土石灰にする。直接巻く場合は株元に大さじ山盛り1杯程度をパラパラと撒く。まいたあとに水をやりましょう。

もしくは大さじ山盛り一杯を800mlの水に入れてかき混ぜて、水やりの時に水の代わりにやります。これ以上濃くするとよくない。

目的によってゴーヤの肥料を変える

植物は窒素によって葉っぱが茂り、リンによって花が咲きます。というわけでグリーンカーテンにする場合は、窒素成分の多い「油粕」「硫安」。身を食べる場合は、リン成分が多い肥料「鶏糞」が適しています。牛糞堆肥は肥料というよりは土壌改良という感じです。鶏糞は動物性肥料の割には即効性があるのが特徴です。
●元肥として有機肥料をやり、追肥に化成肥料や液体肥料…と使い分ける人もいる。元肥には有機肥料が無いとだめ。追肥には化成肥料や液体肥料の便利さは馬鹿にできない。有機+化成肥料は両輪だと思うべき。
●バットグアノ(コウモリの糞の肥料)より発酵鶏糞の方が良いが、バットグアノでも別に問題無い。ただ、バットグアノはちょっと高価。
●地域・環境によって肥料の頻度は違うので、よくわからない場合は近所で育ててる人に聞いてみるといいです。
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