シレネ・ピンクパンサーの育て方…種まきの時期は?
目次
シレネ・ピンクパンサーの特徴は?種まきの時期は?育苗について植え替え・植え付け管理場所水やり肥料剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- シレネ・ピンクパンサー
- 科名
- ナデシコ科
- 属名
- シレネ属
- 学名
- Silene caroliana
- 別名
- シレネカロリアナ
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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シレネ・ピンクパンサーの特徴は?
シレネ・ピンクパンサーは
ナデシコ科の
多年草。春から初夏にかけてピンクの花をたくさん咲かせます。花壇や
寄せ植えなどに使えるだけでなく、地面を覆う
グランドカバーとしても使われます。咲くと
シバザクラみたいです。
発色の良いピンク色やマットピンク色、さらには白い花を咲かせる品種(ホワイトパンサー)もあります。どれも育て方は同じですので、このページを参考にしてください。
北アメリカ原産の草花で、たくさんの枝を伸ばし、匍匐するように広がります。春から初夏にはピンクの小さな花をいっぱいに咲かせ、見事な花壇を作ります。本来は多年草ですが、日本の暑さには弱く、夏前までの
一年草として扱われます。
繁殖力が旺盛で、時にはコンクリートの割れ目からも花を咲かせます。環境が良ければ
こぼれ種で増えることもあるので、手間をかけずに増やせる点も魅力的です。
草丈20cm〜30cm
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種まきの時期は?育苗について
種まきのベストな時期が9月~10月であり、
発芽率が非常に高いため、直接地植えでも育ちますが、多数の苗を必要とする場合は、育苗トレーに種をまいて、本葉が2~4枚になったらポットに移植する方法が便利です。
こぼれダネでも増えることがあるくらいなんで、そこまで丁寧にしなくても大丈夫で、庭に種をまいても生育しますし、植え付ける手間がかからないので楽です。
植え替え・植え付け
時期・頻度
苗が冬〜春に流通するのでこれを植えるか、秋に種をまいて育苗して植え付けます。夏に枯れる
一年草扱いなので、植え替えることはないです。
用土
乾燥気味の土を好むため、
水はけが良い土に植え付けましょう。市販の草花用
培養土で問題なく育ちます。庭植えの場合は庭土に
腐葉土か
堆肥を追加して、
用土とします。
庭土の水はけが悪いなら、川砂・
軽石小粒・
パーライトなどを入れて水はけをよくして植えましょう。
鉢の植え付け手順
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
夏には枯れる一年草扱いですので、鉢を植え替えることはないです。
地植えの手順
シレネ・ピンクパンサーを植える場合は、深さ20cmから25cm程度の穴を掘ります。掘り出した土には腐葉土や堆肥を庭土に対して3割から4割程度混ぜ合わせ、化成
肥料を説明書通りの規定量、加えてよく混ぜます。
穴に半分程度土を戻し、株を植えます。株同士は25cmほど離して植え、最後に十分に水を与えます。これで植え付けは完了です。
管理場所
風通しと日当たりが良い場所で育てると良いです。日当たりが良ければ、花の数も増えます。地植えでも鉢植えでも育てることができます。日本では、夏に枯れる一年草扱いの植物です。
寒さには非常に強く、防寒の必要はないです。
水やり
庭植え(地植え)の場合は、根がしっかりと張り、根付いた後は雨水だけで充分なので、
水やりは必要ありません。日照りが続くようなら様子を見て水やりをしましょう。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与えてください。受け皿に溜まった水は捨ててください。
肥料
開花期間中は、定期的に肥料をやるとよく開花しますがなかったからって枯れることはないです。また、植付け時に元肥を十分に与え、その後も月に1~2回、液体肥料を追肥として与えるようにしましょう。
剪定・切り戻し
花が終わった後は、こまめに摘み取ると、次の花が咲きやすくなります。
病害虫
アブラムシスポンサーリンク
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