白閃(ハクセン)の特徴と育て方

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クレイストカクタス・ハクセンの基礎データ

クレイストカクタス・ハクセン
科名
サボテン科
属名
クレイストカクタス属
学名
Cleistocactus strausii
別名
クレイストカクツス・ストラウシイ、吹雪柱、白閃
水やり
たまにやる程度
場所
外の日なた
難易度
上級者向け
クレイストカクタス・ハクセンの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

白閃(ハクセン)の特徴は?

クレイストカクタス・ハクセン:白閃(ハクセン)の特徴は?
ハクセン(白閃・Cleistocactus strausii・Cleistocactus hyalacanthus)はアルゼンチン〜ボリビアに自生するサボテン科クレイストカクタス属の多肉植物で柱サボテンの一種。最大で3mになる。表面に白いトゲが鬱蒼と生えていて、よくわからないが内部は通常のサボテンと同じように綾(りょう)があり、肌は灰色がかった緑色。トゲは細くてやわらかそうに見えますが、ちゃんと痛い。

トゲが表面を覆っているため、直射日光に強く、逆に日光が不足すると調子を崩しやすいので、必ず日当たり〜半日陰で管理します。

日本で流通している白閃と呼ばれるのは、Cleistocactus strausii・Cleistocactus hyalacanthusの二種あるが育て方は同じ。ところでハクセンコマチと言う名前のサボテンがあるがこちらはノトカクタス属で別属別種。
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水やり

春〜秋には、土が乾いた状態になって数日経ってから、しっかりと水を与えてください。水は、鉢底から流れ出るくらい与え、受け皿に溜まった水は根腐れの元になるので捨ててください。水やりが多いとパンパンになってトゲの密度が下がって、日光が当たって葉焼けしやすいので、様子を見て水やりを調節しましょう。

夏の暑さにも強く、春・秋と同様に水やりをします。

気温が下がって10度以下になると生育が止まりますが、断水せず、冬は土がカラカラになって数日経ってから、土の表面を濡らす程度の水やりをします。

肥料

追肥は必要ありませんが、春〜秋に薄い液体肥料を2週に一回か、少量の化成肥料を1ヶ月か2ヶ月に一回だけやると調子がよくなります。

植え替え・植え付け

時期・頻度

植え替えは、春〜秋に行います。根詰まりや土壌の劣化を防ぐために、2年から3年に1回行います。

用土

多肉植物・サボテンの土で植え替えます。 もしくはそれに準ずる一般的なサボテン向きの水はけの良い配合の土で植えましょう。

植え替えの手順は?

植え替え前の1週間〜10日ほどは断水し、土を十分に乾かします。植え替え後のストレスで生育が停止している間に、湿った土壌は根腐れのリスクがありますので乾かしておきましょう。

次に、鉢から引き抜きます。植物を引き抜く際には、刺があるので革手袋を着用した上で、新聞紙で包むと作業が安全です。植物を取り出したら、古い土を半分ほど落とし、腐った根は色が変わっているので切り取ります。

その後、新しい鉢に同じ大きさの鉢か、1号か2号大きい鉢に新しい土に植え替えます。鉢の底の穴を鉢底ネットで覆い、その上に軽石を2cm〜3cm程度敷き、用土を入れて植物を植えます。植え終わったら、隙間に用土を追加し、水をやらずに1週間〜10日ほど日陰で管理して養生させます。

最後に、日当たりに移動させ、水やりを再開して通常の管理に戻します。

管理場所

春〜秋は戸外の日当たりか半日陰、室内の日当たりで管理します。 できるだけ日当たりでしっかりと日光に当てましょう。夏の強い直射日光にもトゲに覆われているので負けません。

5度以下になると枯れるので、冬は室内の日当たりで管理します。冷暖房の風は乾燥しているので、暖房の風が直接当たらないようにします。また、窓の近くは寒波が来ると氷点下になるので、寒波が来る夜は窓から離しましょう。

病気・害虫

ネジラミ・カイガラムシ・コナムシなどが発生します。
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