サボテン金晃丸(キンコウマル)の育て方

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金晃丸
目次
金晃丸(キンコウマル)の特徴は?
管理場所
水やり
肥料
剪定・切り戻し
植え替え・植え付け
花は咲く?
寿命は?
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学名や栽培スケジュール
最終更新
植物名
金晃丸
科名
サボテン科
属名
パロディア属
学名
Parodia leninghausii
別名
キンコウマル
耐寒
マイナス2度〜5度
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
金晃丸の開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
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金晃丸(キンコウマル)の特徴は?

金晃丸(キンコウマル)はサボテン科パロディア属(旧エリオカクタス属)の多肉植物。原産地はブラジル・アルゼンチンやメキシコで、暑さ・寒さに強いサボテンです。黄金色とも表現される黄色いトゲと、緑のコントラストが美しく、「this is サボテン」って感じの見た目で人気があります。成長すると直径12cm、高さ60cm程度になります。

比較的寒さに強く、冬でも育てやすく、ゆっくりと生長します。小さいうちは円球状に育ちますが、徐々に円筒形に近づきます。大きく成長すると黄色い花を咲かせます。
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管理場所

金晃丸は、陽の当たる場所で育てることが大切です。日照不足だと徒長して不恰好になり、色合いも悪くなります。明るい窓辺で風通しの良い場所に置き、エアコンの風を直接当てないように気を付けましょう。

真夏の直射日光では葉焼けする可能性もあるので、半日陰に移動するか、カーテンなどで遮光しましょう。

冬は5℃以下にならないように注意し、室内の明るい場所に置いてください。水やりを控えることで、氷点下にも耐えますが、基本的には室内の日当たりで管理するのが無難です。

寒さにあたることで花芽ができる…とされるので、開花させたい場合は寒さに当ててやるといいですが、寒さに当てないと開花しないってことでもなく、寒さに当てると咲きやすい程度なので、一般的には寒さに無理に当てないようにして越冬させます。

水やり

水をやりすぎると根腐れしやすいので、乾燥気味に管理しましょう。年間を通して土がカラカラに乾いて白くなってから、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやり、受け皿の水は捨ててください。

夏は暑すぎると休眠期に入ることもあります。休眠すると水を吸い上げず、水やりをしていると根腐れすることもあるので、様子を見て、休眠しているようなら断水します。

冬は寒さで活動が鈍りますし、水を控えることで寒さにも強くなるので、水やりは控えます。水やりを控えることで氷点下まで耐えます。断水してもいいです。ただ、室内で管理する場合、意外と室温が高く、活動してしまうこともあり、そうなると断水すると、乾燥で枯れることもあるので、土の表面を濡らす程度の水やりをするようにしましょう。

肥料

春と秋に肥料を与えると、元気に成長させられます。金晃丸はそれほど肥料をたくさん必要としませんが、適度な肥料を与えることでより健康的に育ちます。花も咲きやすくなります。
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剪定・切り戻し

金晃丸:剪定・切り戻し
胴切りすると、株元から子株が出てきて、増やすことができます。40cm〜60cmになったら、高さ半分くらいに真っ二つにし、切り口を乾燥させ、土に置いておきます。すると株元から、子株が出やすくなります。

すでに子株が出ているなら、胴切りしなくてもいいです。切りとった側も、切り口を乾燥させて、土の上に置いていると発根します。

植え替え・植え付け

時期・頻度

毎年か、2年に1度、3月~9月にひと周り大きい鉢に植え替えるといいです。

用土

水はけの良い土にします。サボテン用の培養土がいいです。
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鉢の植え替えの手順

植え替え前の1週間〜10日は水やりをせず、乾燥させておきます。

植物を鉢から取り出して、古い土を払い落とし、傷んだ根をハサミで軽く切って、新しい根が生えやすいようにします。そして、現在の鉢より1号だけ大きい鉢に植えます。

鉢底穴に鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石を2〜3cm程度入れてから、用土を入れて株を植えます。隙間にも用土を入れて完成です。植え替え後は1〜2週間、水を与えずに日陰で管理して根を養生させます。その後、日当たりの良い場所に移動させ、水やりを再開して通常の管理を行います。

植え替え後に水やりをすると根腐れしやすいので、水やりはしません。
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花は咲く?

金晃丸は、冬にはしっかりと寒さにさらし、休眠した後、暖かくなると花芽をつけ始めるとされますが、寒さに当たらないと開花しない!ってこともないです。絶対の条件じゃないんですね。

そもそも金晃丸は花付きがあまり良くなく、大きくならないと開花しない、もしくは大きくなっても開花が難しいという特徴があります。年に1度、6月から7月にわずかな花しか咲かず、花の期間も短いため、育てている金晃丸に花が咲いたら非常に嬉しいでしょう。

でも、開花を目標にはしないほうがいいでしょうね。

ちなみに花は咲かなくても子株は吹きます。個人的にはある程度大きくなってから、子株が吹けない環境になると危機感から種子を残す?とかじゃないかなと思います。

寿命は?

寿命は少なくとも30年以上。実際にはもっと長いんでしょう。あなたが栽培する上で寿命について気にする必要はないですね。
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