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ユーフォルビア・ピッコロの育て方
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ユーフォルビア
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x最終更新
2024-02-01
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ユーフォルビア・ピッコロの基礎データ
科名
ベンケイソウ科
属名
ユーフォルビア属
学名
Euphorbia obesa
耐寒
5度
水やり
たまにやる程度
場所
日の当たる室内
難易度
中級者向け
ユーフォルビア・ピッコロ
ユーフォルビア・ピッコロは
ベンケイソウ科
のオベサ(Euphorbia obesa)とオベサ梵天(Euphorbia obesa 'Bonten')を掛け合わせた品種。
多肉植物
ではありますが、
サボテン科
ではないので
サボテン
ではないです。春に頭頂部に黄色い花を咲かせます。
球状で、綾が規則正しく並び、そこに小さなトゲが見られます。トゲは小さく、作業をする上で邪魔になるほどでもないです。多肉植物の中では暑さや寒さには強いので、トゲも含めて
初心者
向きと言えます。
生育タイプははっきりしないです。本によっては夏型としていますが、春秋生育と考えるのが一般的です。
株元から子株が出て来るので、これを切って新株として仕立てることもできます。
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ところで関係ないかもしれませんが、
ドラゴンボール
という名前で流通する
ユーフォルビア・スザンナエ
もあります。揃えたら嬉しいかもしれない。
傷口から白い乳液が
剪定
したり、傷がついたら白い乳液が出てきます。これに肌が触れるとカブれることがありますので、作業をするときは必ず軍手をしましょう。
水やり
多湿が苦手で
水やり
が多いと腐って枯れてしまいます。気温が20度以上、30度以下の春と秋の生育時期は土がカラカラになってから、鉢底から水がしっかりと出るくらいに水やりをします。
夜中の温度…最低気温が25度を超えると調子を崩し、生育が止まってしまいます。夏は土がカラカラに乾いてからか、もしくは葉っぱにシワがよってから、土の表面を少し濡らす程度の水やりにします。
冬は成長が止まっているので水やりを控えます。土がカラカラに乾いてから、土の表面を濡らし程度の水やりをします。ただ室温が10度〜18度くらいの場合、多少なりとも活動していて水切れして弱ることもあります。冬の水やりは室温と湿度によってかなり頻度が変わるので、
土壌水分計
(水やりチェッカー)で測ってから水やりの判断をするといいです。
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冬の水やりで失敗しやすい人は
冬の水やりと根腐れ
のページを参考にしておくと失敗が減らせますよ。
肥料
気温が20度〜30度になる春と秋に、通常の2倍に薄めた液体
肥料
を2週か3週に一回やるとよく生育します。肥料があると生育しますし葉色もよくなるのですが、肥料がなくても枯れませんし、肥料が多いと調子を崩すので、様子を見て判断しましょう。
植え替え・植え付け
時期・頻度
根詰まり
しているか、土が劣化しているようなら、春(5月前後)か秋(10月)の生育時期に植え替えをします。
用土
多肉植物の土で植え付けます。一般的な
培養土
では
根腐れ
してしまいますので使わないでください。自作するなら、
赤玉土
中粒3、
鹿沼土
中粒3、
軽石
中粒1、
腐葉土
3もしくは
ピートモス
で植え付けます。赤玉土は洗って砂を落としておくと
水はけ
よくなってより良いです。
植え替えの手順は?
まず、購入したときの鉢で2年ほど栽培します。2年ほどたつと根詰まりが起こったり、土が劣化して環境が悪化すので、植え替えが必要となります。
植え替えを行う前に、一週間から10日ほど水やりを止めて土を乾燥させておきます。その後、鉢から株を取り出し、古い土の3分の1から半分を取り除きます。傷んで変色した根はハサミで切り取り、日陰で三日ほど干して切り口を乾燥させておきます。
新しい鉢を用意します。鉢は以前と同じ大きさでも、古い鉢より1号だけ大きくしても構いません。鉢底の水が抜ける穴は鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れます。次に、
用土
を少し入れてから株を置きます。株の土面が鉢のフチより1cm〜2cm下になるように調節します。この2cmは水やりの時に水が溜まるスペースです。最後に、株と鉢の隙間に用土を入れます。このとき、水やりは行いません。
植え替え後は、一週間〜二週間ほど日陰で養生させます。その後、水やりを再開し、通常の管理場所に戻します。これで植え替えが完了です。
管理場所
気温が20度〜30度くらいの春と秋は日当たりで管理します。
夏越し
梅雨明けして30度以上になったら、木陰か日陰か、室内でもカーテンなどで遮光した場所で管理します。
越冬
冬季は、気温が5度以上の場所で植物を管理します。特に、霜が降りる前には注意が必要です。秋になり、最低気温が10度を下回ったら、植物を室内に移動させてください。
室内では、日光が十分に当たる場所を選び、そこで植物を管理します。ただし、冷暖房の風が直接当たると、その風は非常に乾燥しているため、植物が枯れてしまう可能性があります。そのため、冷暖房の風が直接当たらないように配置してください。
病害虫
カイガラムシ
などが見られます。
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