アガベ・笹の雪の育て方…意外と耐寒性が強くて地域によっては地植えも可
目次
笹の雪の特徴は?水やり・肥料植え替え環境・日当たり病気・害虫より詳細な育て方は…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- アガベ・笹の雪
- 科名
- キジカクシ科
- 属名
- アガベ属
- 学名
- Agave victoriae reginae
- 別名
- アガベ・ビクトリアレギナ、ササノユキ
- 耐寒
- マイナス3度
- 水やり
- たまにやる程度
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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笹の雪の特徴は?
笹の雪はメキシコに自生する
キジカクシ科アガベ属(
リュウゼツラン属)の種。自生地では岩肌にくっついて、生育しています。葉っぱに白い斑が入り、この白さを取って通称「ペンキ」とも呼ばれます。トゲは葉っぱの先に一つあるだけで、他にトゲはない。
日本ではこの笹の雪の中から特に白が鮮やかなものが選抜されて流通しています。また、笹の雪からいくつかの品種(
アガベ・雪山など)が生まれています。
生育は夏型なんですが、日本の真夏の熱帯夜で調子を崩してしまうので夏の
水やりは控えるのがコツとされますが、そこまで気にしないでもいい。寒さにはそこそこ強く、耐寒温度マイナス3度くらいまで耐え、広島では軒下であれば問題なく戸外で越冬しますし、土の
水はけがよければ庭植えも可能。
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水やり・肥料
笹の雪の鉢の土がカラカラになって白くなってから、鉢底の穴から水が出るくらいにしっかりとやります。
笹の雪は気温が20度〜30度くらいの時期に生育するので、この時期だけ通常の2倍に薄めた液体
肥料を水の代わりにやるといいです。なかったからって枯れるわけじゃないので、やらなくてもいいですし、
サボテンの土には肥料が入っているので、この元肥だけでいいです。
植え替え
気温が上昇して活動をはじめる4月〜5月に笹の雪の植え替えをします。サボテンの土で、古い土を少し落として、植え替えをします。
関東南部以西の平野部で霜の当たらない軒下で夏は木陰になる場所で、なおかつ、土をサボテンの土とごっそり入れ替えるならば、庭植えもできます。
環境・日当たり
春と秋は戸外の日当たり、夏は高温で調子を崩すのでできれば直射日光を避け、木陰で管理します、冬は基本的には室内。寒波が来てマイナス3度以下になるようなら室内に取り込みます。
病気・害虫
カイガラムシ、
スリップス、黒星病、
サビ病などが発生します。とはいえ、水はけの良い土で管理すれば、深刻な
病気にはならないです。
より詳細な育て方は…
栽培は
アガベー、
アガベ・ミダレユキを参考にしてください。
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