五色万代(ゴシキバンダイ)…鉢植えが通常ですが庭植え(地植え)もできる

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アガベ・五色万代
目次
アガベ・五色万代(ゴシキバンダイ)の特徴は?
庭植え(地植え)でも育てられます
肥料はあったほうがいいです
剪定・切り戻し
鉢植えの管理場所
鉢植えの水やり
鉢の植え替え
病害虫
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学名や栽培スケジュール
最終更新
植物名
アガベ・五色万代
科名
キジカクシ科
属名
アガベ属
学名
Agave lophantha、Agave univittata
別名
アガベ・ロファンサ、アガベ・ユニビタタ
耐寒
マイナス5度
水やり
たまにやる程度
場所
日の当たる室内
難易度
中級者向け
アガベ・五色万代の植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
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アガベ・五色万代(ゴシキバンダイ)の特徴は?

アガベ・五色万代(ゴシキバンダイ)はアメリカのテキサス〜メキシコに自生するキジカクシ科アガベ属多肉植物多年草のアガベ・ロファンサ(もしくはアガベ・ユニビタタ)の斑入り品種。最大樹高は60cm。葉っぱの外側が白、濃い碧、中心が黄緑とストライプになっています。

斑入りのアガベは色々とありますが、ここまでハッキリと色が分かれていて、非常に美しいのは五色万代。元の種のロファンサ(ユニビタタ)は緑の葉っぱの中心にちょっと黄色い部分がある程度なんですが、斑入りになったら、こんなに鮮やかになるもんなのか?!と驚きますね。

割と古い時代から取り扱われていて、希少で高価!というほどではない。それでも他の格安多肉と比べるとかなりお高いです。小さな株で2000円以上しますね。それはつまり、根強い人気があるということです。
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庭植え(地植え)でも育てられます

五色万代は耐寒温度マイナス5度と寒さに強めなため、中間地暖地であれば、戸外でも越冬が十分可能です。

ただし、霜に当たると葉っぱが傷みますので軒下にする、霜除けをしましょう。霜に当たっても枯れるわけじゃないのですが、葉が傷み、その傷みが回復するのに時間がかかるんですね。五色万代の魅力は葉っぱの鮮やかさであって、他のアガベのような「傷みも味がある」という見方はできません。だから霜には当てないようにします。

また、真夏の高温で調子を崩すので、直射日光が当たる場所ではなく、木陰にしましょう。この条件を満たすなら庭植え(地植え)もできます。

地植えにするときは、庭土を直径20cm深さ25cmほど掘り返し、掘り出した土を全てサボテン用土を入れ替えて苗を植えてください。水やりは自然雨でほぼ間に合います。
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肥料はあったほうがいいです

春と秋の生育時期に通常の2倍に薄めた液体肥料を2週に一回やります。夏と冬はやらないでください。
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剪定・切り戻し

傷んで変色した葉っぱは取り除きましょう。放置していると腐って、病気の元になることがあります。

鉢植えの管理場所

春と秋は日当たりか半日陰で育てます。

夏は高温で調子を崩して葉焼けを起こすことがあるので、木陰に移動させるか、寒冷紗やヨシズなどで遮光します。室内で管理するならレースのカーテン越しの日光に当てましょう。

冬の寒さには強い方でマイナス5度前後まで耐えます。中間地でも戸外で越冬することもできますが、霜には当てないようにしましょう。基本的に冬は室内の窓辺などの日当たりで管理するのが無難です。冬は遮光しなくていいですよ。

室内で管理する場合は、冷暖房の風が直撃しない場所にしてください。また、窓の近くは寒波が来ると夜中に0度以下になるので、寒波が来る夜は窓から離しましょう。

鉢植えの水やり

春と秋は土がカラカラになったら、鉢底から水が出るくらいに水をやります。受け皿の水は捨てましょう。

夏になり気温が30度を超えるあたりから木陰に移動するか遮光して直射日光を避け、水やりを控え、土がカラカラになったら土の表面を濡らす程度の水やりにしておきます。

冬は10度以下になると活動が止まるので、夏と同じように土がカラカラになったら土の表面を濡らす程度の水やりにしておくか、断水します。
冬の水やりと根腐れの関係
冬の水やりと根腐れの関係
雑記

鉢の植え替え

時期・頻度

春の気温が20度以上になった頃に植え替えをします。2年か3年に一回は植え替えをしましょう。

用土

用土は多肉植物の土を使う。
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鉢の植え替えの手順は?

植え替えをする10日前から水やりを止めます。植え替えする日に鉢から株を取り出し、古い土を3分の1を落とし、傷んで変色した根を切ってください。

新しい鉢は同じ大きさの鉢でもいいですし、1号か2号ほど大きい鉢でもいいです。用意した鉢底の穴を鉢底ネットで防ぎ、その上に鉢底石を2cm〜3cm入れ、その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れます。水やりはせず、そのまま日陰で1週間ほど管理して養生します。植え替え直後に、いきなり水をやると活動が鈍いために根腐れを起こします。

1週間経ってから水やりを再開し、日当たりに移動させ、通常の管理に戻します。
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病害虫

アブラムシカイガラムシハダニが発生します。
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