令和の桃太郎(レイワノモモタロウ)の育て方

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令和の桃太郎の基礎データ

令和の桃太郎
科名
ハマミズナ科
属名
プレイオスピロス属
学名
Pleiospilos reiwa-momotarou
耐寒
8度
水やり
たまにやる程度
場所
季節による
難易度
上級者向け
令和の桃太郎の開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

令和の桃太郎とは?

令和の桃太郎はハマミズナ科プレオスピロス属の多肉植物。俗にいう「メセン女仙)」の仲間です。プレイオスピロス・ネリイ(Pleiospilos nelii)があり、これを加工したものとされています。同様に令和の桃子もあり、育て方は同じです。

名前通りの桃っぽさで、店舗でもネットでもこの手の多肉植物の割にはかなり高値で流通しています。

桃の部分は新芽で、外側の葉っぱが枯れ、新芽は徐々に緑になり、パッカリと割れて次の新芽が出てきます。これを繰り返します。花も咲きます。花はパッカリと割れた中にツボミが出てきてピンクの花が開花します。
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水やり

多肉植物なので、水やりは控えます。

令和の桃太郎は、本来は秋→冬→春に生育する植物なんですが、寒さに弱くて日本の寒さ(室温10度以下)では生育が止まります。ですが、完全に水を切ると根が傷んでしまうので、冬の水やりは土がカラカラになってから、土の表面を少し濡らす程度の水やりをします。土の表面を濡らすってのは、鉢の表面から3分の1か半分くらいまで水が染みるくらいの量。

ただし、室温が10度以上なら、生育をしているので様子を見て水やりを増やしましょう。

気温が20度〜30度の春と秋土がカラカラに乾いてから水を鉢底から水が出るくらいにやります。

気温が30度を超えると徐々に弱り、最低気温が25度以上になると休眠するので水やりはストップします。

管理場所

冬の置き場所

令和の桃太郎の耐寒温度は8度と多肉の中でもちょっと寒さに弱いので、冬は室内の日当たりで管理します。窓辺に置くことになるのですが、窓の近くは寒波が来ると夜中に0度以下になるので、寒波が来るときは窓から離しましょう。

冷暖房の風に当たると乾燥で枯れてしまうので、直撃は避けてください。

春以降の管理場所

気温が15度〜25度の春と秋は戸外の日当たりか、室内の日当たりで管理します。

夏は涼しい明るい日陰で管理します。できればサキュレーターで風を回して涼しくしましょう。

肥料

気温が20度前後の秋と春に通常の2倍に薄めた液体肥料を水の代わりに2週間か3週間に一回やります。肥料がなくても枯れることもないですし、肥料が多いと根を痛めるので、あくまで「控えめ」にしておきます。

花ガラ摘み・枯葉摘み

葉っぱが枯れたり、花が終わったら、その残骸を取り除きます。水やりのときに当たって水を吸って、腐って雑菌が繁殖して本体を傷めるので、取り除きましょう。

植え替えについて

植え替えの時期・頻度

植え替えるのは令和の桃太郎の生育時期のはじまりに当たる秋に行います。植え替え自体は2年か3年に一回やります。これは根詰まり予防というよりは、土の劣化を予防するためです。土が劣化しにくい硬質赤玉土軽石小粒を中心にしていたら、もう少し植え替え頻度は減らせます。

適した用土は?

水はけの良い土でないと根腐れしますので、多肉植物・サボテンの土を使いましょう。

鉢の植え替えの手順

植え替える前の一週間〜10日ほど水やりをストップして断水してカラカラにしてから、現在の鉢から株を取り出し、土を半分ほど落とし、変色した根を落とします。できれば日陰で2日か3日ほど干して根の切り口を乾かすといいです。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、令和の桃太郎の株を入れて、隙間に用土を入れておきます。このとき水やりはしません。

このまま1週間〜2週間ほど日陰で管理して養生させます。それから通常の管理場所に戻して、やっと水やりをします。

病気・害虫

ハダニカイガラムシといったものも発生することがありますが、それよりは水のやりすぎに注意しましょう。
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