オオカナメモチの育て方
目次
オオカナメモチとは?特徴は?水やり肥料植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- オオカナメモチ
- 科名
- バラ科
- 属名
- カナメモチ属
- 学名
- Photinia serratifolia
- 別名
- テツリンジュ、大要黐
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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オオカナメモチとは?特徴は?
オオカナメモチは
バラ科カナメモチ属の常緑
低木。春から初夏に真っ白い花を咲かせる。カナメモチ(Photinia glabra)より、ちょい大きいという意味でオオカナメモチと呼ばれています。実際、葉も花も大きめで、樹高も大きめ。
葉っぱに光沢があり、常緑。春になったり、新葉が出て古い葉が落ちるときは、赤くなって落ちるので、株全体にいつも赤い葉っぱが見られる。これを枯葉と考えるか、色が多めで嬉しいなと思うかは人による。
寒さにあたって
紅葉するのではなくて、古いと赤くなって落ちるってことです。ところで新芽も少し赤いが、赤さでいうとオカメモチ(
レッドロビンなど)の方が明らかに赤く、樹高・葉の大きさなど庭の生垣には適しているのであちらの方が便利です。
開花後に果実ができ、秋(10月)に赤くなります。
幹の樹皮がペキペキと剥がれる。
樹高4m〜6m
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水やり
地植えにした場合は、自然の雨だけでいいですが、植え付けて2年以内は根が根付いていないので、地植えでも
水やりをしましょう。
肥料
2月に寒肥として化成
肥料を株の周辺にまきます。
油粕の場合は、根に当たらないように穴を掘って埋めてあげます。
植え付け
時期
植え付けは活動が止まっている冬に行います。落葉する植物じゃないのですが、落葉樹が落葉しているような時期に植え付けをします。
用土
水はけのよい、通常の土で植えます。土に
腐葉土か
堆肥を入れて化成肥料を入れて土を作ります。
地植えの植え付け手順
深さ40cm〜50cm、直径40cm〜50cmの穴を掘って、堀り出した土に腐葉土か堆肥を2割ほど入れ、化成肥料を入れて、土を作って植えます。土の水はけが悪いなら、川砂や
軽石小粒を入れて水はけをよくしてから植えます。
作った土を半分だけ穴に戻し、苗を入れ、隙間に
用土を入れて、最後にしっかりと水をやります。できれば水極めをしてください。
管理場所
日当たりが良いところに植えましょう。強い日光にも負けません。
剪定・切り戻し
邪魔なら
剪定をして落とします。
花芽は夏にできるので、開花後から夏(7月)までに行うといいです。その場合は、実を落とすことになります。
樹形を乱す枝は根本から落とし、枯れた枝や、密生して風通しが悪い枝を落とします。
病害虫
褐斑病など、
病気が発生します。水はけが悪かったり、密生すると発生しやすいので、剪定して間引いて風通しをよくしておくと発生はかなり抑えられます。
テッポウムシ
カミキリムシの幼虫が幹の内部に入り込んで食害します。枯れることがあるので、周囲にオカグズのような糞が落ちていたら、薬剤を注入して駆除します。
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