ホタルカズラの育て方
目次
ホタルカズラとは?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ホタルカズラ
- 科名
- ムラサキ科
- 属名
- ムラサキ属
- 学名
- Lithospermum zollingeri
- 別名
- 蛍蔓
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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ホタルカズラとは?
ホタルカズラは中国・台湾・朝鮮・日本に自生する
ムラサキ科ムラサキ属の
多年草。地面を這って伸びるツタ性植物。日本では北海道から沖縄まで自生するが、現在は多くの県で絶滅危惧種とされています。花つきはよくありません。よく見かける園芸植物に比べると「野草」っぽいもので、花が咲き乱れる植物に見慣れていると、ものさびしいと感じるかもしれません。
ミヤマホタルカズラは、日本自生ではなく
夏越しが難しいですが、ホタルカズラは夏越しも可能で、毎年春に花を咲かせることも可能です。
市場に流通している「ホタルカズラ」は実際にはほぼミヤマホタルカズラです。本物のホタルカズラは絶滅危惧種のため、店頭に並ぶことはありません。
草丈15cm〜20cm
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水やり
土が乾いていたら水をしっかりとやります。土が濡れていたら水はやらないようにしてください。乾燥気味に管理し、多湿を避けます。
水やりが多いと
根腐れして枯れてしまいます。
庭植えの場合は、自然に降る雨だけで十分です。
肥料
真夏以外は液肥を10日に一回程度あげてください。
肥料が少ないと下葉から黄色く変色して枯れてきます。
植え付け・植えかえ
時期・頻度
春(3月〜4月)に植え付け・植え替えをします。鉢植えは2年に一回植え替えをしましょう。
用土
水はけの良い土を好みます。市販している山野草の土か、微塵抜き山砂5・
鹿沼土・3
ピートモス2を混ぜたものを利用します。
鉢植え
鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れ、その上に
用土を入れ、苗を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやります。
植え替えの場合は、古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど落とし、傷んで変色した根を取り除いて、植え替えます。株分けも可能です。
庭植え
庭土を20cmほど掘り出し、上記の用土を入れて…土をまるごと入れ替えて植え付けます。最後にしっかりと水をやります。ホタルカズラは横にツタを伸ばして、発根して広がっていくので、穴は広めに掘っておきましょう。
管理場所・日当たり
風通しの良い日当たりのいい場所を好みます。夏の高温多湿に弱く、そのままだと枯れてしまいますので、夏越しさせる場合は、夏の間だけ涼しい
半日陰へと移動させてあげるといいです。
北海道でも越冬するので、冬も戸外で管理します。冬は活動が止まっているのですが、地上部はなくなりません。
ホタルカズラは日本に自生している植物なので、ミヤマホタルカズラよりは暑さ・寒さに強いです。
特徴・由来・伝承
見た感じは
ワスレナグサにも似ていますが、コチラはツタで横へと伸びていきます。日本自生の植物ですが実際に野生種が自生している場所が少なくなっています。
瑠璃草と呼ばれ、和歌にも詠まれています。
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