ワスレナグサ(勿忘草)の育て方

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ワスレナグサ(ミオソティス・ノハラワスレナグサ・エゾムラサキ・勿忘草)

ワスレナグサ
科名ムラサキ科
属名ワスレナグサ属
学名Myosotis Scorpioides
別名ミオソティス・ノハラワスレナグサ・エゾムラサキ・勿忘草
水やり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料

目次

  1. ワスレナグサ(勿忘草)の育て方
  2. ワスレナグサ(勿忘草)の水やり
  3. ワスレナグサ(勿忘草)の肥料
  4. ワスレナグサ(勿忘草)の植え付け
  5. ワスレナグサ(勿忘草)の種蒔
  6. ワスレナグサ(勿忘草)の管理場所・日当たり
  7. ワスレナグサ(勿忘草)の病害虫
  8. ワスレナグサ(勿忘草)の花ガラ摘み
  9. ワスレナグサ(勿忘草)の由来・伝承
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ワスレナグサ(勿忘草)の育て方

ワスレナグサ(勿忘草)の育て方
文章の修正概要
ワウレナグサはムラサキ科ワスレナグサ属の草。日本に自生しているが本来の自生地では多年草。日本では暑さに弱く枯れてしまうため一年草扱い。ワスレナグサは本来は「シンワスレナグサ(Myosotis Scorpioides)」のことだが、日本の園芸で流通しているのは「ノハラワスレナグサ(Myosotis alpestris)」「エゾムラサキ(=ミヤマワスレナグサ=Myosotis sylvatica)」「ノハラムラサキ(Myosotis arvensis)」「ハマワスレナグサ(Myosotis discolor)」もしくはこれらの交配種。育て方は同じ。種まきは秋ですが、一般的には3月前後に苗を植えることが多い。1回植えるとこぼれ種で翌年も咲く。こぼれダネで増えると嬉しいが、背の高いワスレナグサが増えると雑草感がある。植えるなら矮性種(草丈30cm以下)を。
草丈20cmから50cm
まとめ
●ワスレナグサはムラサキ科の一年草(寒冷地では多年草)。こぼれダネで翌年以降も咲く。
●秋に種を蒔くか、春に苗を植える。普通は春に苗を植える。
●普通の培養土で植える。
●日当たりで育てる。
庭植えは自然に降る雨で十分。鉢植えは土が乾いたら水をやる。
●寒さには強いが、霜柱で根が傷つくと枯れる。
肥料は控えめに。
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ワスレナグサ(勿忘草)の水やり

文章の修正水やり
庭植えにした場合は根付いたら自然雨だけで十分。根付くまでは二週間ほどです。日照りになるようなら水をやります。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水をしっかりとやってください。忘れな草は土が乾くのを嫌いますので、極端に乾燥させると春以降に株が小さくなったり弱ったりしますので冬の間もしっかりと水やりをして下さい。…ようは普通の水やりです。
●ワスレナグサは根が浅い。本来の自生地は水捌けの良い土の水辺。なので水切れは苦手なので注意する。

夏越しの水やり
夏になると基本的に枯れますが、夏越しに挑戦する場合は、梅雨以降は水を控えます。できれば雨の当たらない場所に移動させてください。寒冷地では夏越しも可能…こぼれダネで増えるんで夏越しさせる意味があんまりないけど。

ワスレナグサ(勿忘草)の肥料

文章の修正肥料が多いと徒長するし、葉っぱが生えるばかりで花が少なくなる。肥料は控えめにする。様子を見つつ、開花時期(=生育時期)に薄い液体肥料を二週に一回ほどやります。
●リンとカリの入った肥料をやる。液体肥料はバランスよく入っているので問題ない。

ワスレナグサ(勿忘草)の植え付け

植え付け時期

文章の修正植え付け時期
春に植え付けをするか、秋に種を播いて秋に植える。普通は春に苗を植える(こぼれダネを期待して)。

ワスレナグサ(勿忘草)の苗について

文章の修正
花がしっかり咲いている苗はもう根が広がりにくいので、花が咲きはじめの苗を植えるようにします。また、購入したすぐに植え付けるようにします。

用土

文章の修正用土
常識的な水捌けと水持ちの良い土であればいいです。鉢植えであれば一般的な培養土を使うか、自作するのであれば赤玉土6腐葉土4に緩効性化成肥料を少量混ぜたものを使います。庭植えにするのでれば、現在の庭土に腐葉土を2割追加して、土が粘土質で水捌けが悪いなら川砂などを追加して水捌けをよくしてから植えます。

鉢の植え付け

文章の修正鉢の植え付け
6号から7号鉢に一つの苗を植える。鉢の底の穴を網で塞いで、その上に軽石を2cmほど入れて、その上に用土を少し入れて、苗を入れる。苗の土は崩さず、ほぐさず、根はいじらないようにし、苗の高さを調整しつつ、隙間に用土を入れて、最後に水をやる。

庭への植え付け

文章の修正庭への植え付け
庭土を深さ20cmほど掘り返して、腐葉土を2割ほど追加して、緩効性化成肥料を1平方mあたり50gから80gをよく混ぜて用土とする。用土を半分戻して、苗を植え付けていく。苗の土は崩さず、解さず、根をいじらないで植え付けます。根を傷つけると生育不良を起こします。隙間に土を入れ、最後に水をやります。
苗同士は20cm以上空けて植えます。

ワスレナグサ(勿忘草)の種蒔

文章の修正発芽温度は15度から20度。種蒔時期は9月から10月。種蒔する前に一晩水に浸けておくと発芽率がよくなる(水につけなくても発芽はする…率が多少悪いだけで)。こぼれダネで出てくるくらいなので、「土」と「温度」さえ適切ならば発芽して株が増えます。
嫌光性種子で日光があたると発芽率が落ちるので土を2cmから3cmほどかぶせます。
●種蒔して増やす…のではなくて苗を植えたら翌年以降も勝手に増えるって感じ。広大な土地をワスレナグサでいっぱいにしたい!とかじゃないと種蒔はしない。
●こぼれダネでも増えるんだから、土を被せなくても適当に蒔いても発芽して生えてきます。

ワスレナグサ(勿忘草)の管理場所・日当たり

文章の修正春の管理場所
日当りのいい風通しの良い場所で育ててください。半日陰でも育つが、日当たりの方がよく開花する。寒さには強いので気温は気にする必要はありません。ただ寒風が酷く当たると傷みますので、風が通らない場所に植えてください。
寒さには強いのですが暑さには弱く、梅雨と真夏の間に溶けて消えてしまいます。多年草なのですが実質一年草と扱われるのはそのためです。
●花がすでにしっかりと開花している苗は半日陰で育ててもいい。それは花がすでにしっかりと開花している苗がもうあんまり「生育しない」から。花があまり咲いていない(咲き始め)の苗を買って、日当たりに植えるのが適切。
●生育温度は10度から20度あたり。25度を超えると暑さで枯れる。

冬の管理場所
ワスレナグサは寒さに強く、耐寒温度はマイナス10度。冬は寒さで生育は止まっているが枯死はしない。雪が積もってもいいが、霜柱が発生すると根が傷ついて枯れるので土が凍結しないように腐葉土でマルチングして凍結防止する。が、雪が積もらず、寒風に晒されると乾燥と寒さで傷んだり、最悪枯れることもある。

ワスレナグサ(勿忘草)の病害虫

文章の修正灰色カビ病
湿気が多いと発生する病気。花に灰色のカビが発生します。相当に湿度が高くないと発生しないので、株同士を離し、傷んだ葉っぱをむしり、花ガラ摘みをすれば予防できる。感染した部位は切除して遺棄する(その場に落とさずにゴミに出したり、焼却する)。
アブラムシ
春から夏にかけて小さな虫で特に新芽を好んで汁を吸う。特に3月から5月に発生しやすい。汁を吸われた新芽は生育が悪くなり、花が咲きづらくなるので、見つけ次第、薬剤を散布するか補殺する(テデトール)。

ワスレナグサ(勿忘草)の花ガラ摘み

文章の修正花ガラ摘み
ワスレナグサに限らずですが、花がしぼむと種子ができ、種子ができると株が弱ります。すると次の花が咲きづらくなります。長く開花を楽しむのと、病気の予防のために花ガラ摘みをするといいです。ただ、ワスレナグサはこぼれダネで来年も開花する可能性が高いため、花ガラは摘まずに種子を残す…というのもあり。
●大体、梅雨入りで高温多湿のために枯れます。枯れるというか溶けるって感じ。

ワスレナグサ(勿忘草)の由来・伝承

文章の修正騎士ルドルフは恋人デルタのためにドナウ川の岸辺に咲いていた花を摘もうと岸に下りたのですが、川に飲まれて流されてしまいました。そのとき掴んでいた花を最後の力を振り絞って投げ、「Vergis-mein-nicht!」…私を忘れないで下さい!…と叫んだことから、ドイツではこの花をそのまま「フェアギスマインニヒト」と呼ばれ、英名もそのまま「forget-me-not」となりました。

日本では1905年に「勿忘草」「忘れな草」と訳されています。

忘れな草をテーマにした歌や詩が色々ありますが、日本では尾崎豊の「forget-me-not」が最も有名に思います。

勿忘草の学名の「ミオソティス」はハツカネズミの耳という意味です。葉っぱの形が似ているためです。
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