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ハルシャギク(波斯菊)の育て方

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ハルシャギク
目次
ハルシャギクとは?
水やり
肥料
植え付け・種蒔き
管理場所・日当たり
病害虫
最後に
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学名などの基礎データ
ハルシャギクの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ハルシャギク
科名
キク科
学名
Coreopsis tinctoria
別名
蛇目草、波斯菊、春車菊
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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ハルシャギクとは?

ハルシャギクはキク科コレオプシス属の一年草。ハルシャとは「春車菊」と書かれることもありますが「波斯菊」が本来で、波斯とは「ペルシャ」のこと。ただし、北アメリカ原産でペルシャとは縁もゆかりもありません。学名の「Coreopsis tinctoria」のチンクトリアは染色という意味で、かつて染色で使われていたことから。

秋に種を撒いて、冬を越し、春から夏に掛けて花を咲かせ、真夏に暑さで消えるというサイクルを繰り返します。もしくは春に種まきして、夏に枯れます。こぼれダネで翌年も開花します。よく道沿いに咲いています。

コレオプシス属(ハルシャギク)の植物には園芸品種も多く、多色あるのですが、ハルシャギクというとこの種です。その他の同属植物はコレオプシスを参考に。
草丈60cm
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水やり

ハルシャギクは乾燥を好み、過湿がちょっと苦手な植物です。土が濡れているなら水をやらないようにし、土がちゃんと乾燥してから水やりをします。水やりは鉢底から水が染み出してくるまでしっかりとやり、受け皿に水が溜まっていたら捨てます。そのままにしていると根腐れを起こすことがあります。

冬は寒さで生育が多少鈍くなっていますが、成長はしているので土が完全に乾かない程度には水をやってください。土が乾いてから二日か三日後に水やる程度にします。

庭植えにした場合は自然に降る雨だけで十分です。

肥料

ハルシャギクは痩せ地・荒地でも育つ植物で、基本的には植え付け時に元肥として少量入れていれば、肥料は不要。庭植えの場合はなおのこと肥料は不要です。

植え付け・種蒔き

種まき

秋に種まきをして冬を越して春〜初夏に開花するか、春に種まきして初夏に開花するかのどちらか。

ポットなどに撒いて、発芽させたら鉢や庭植えにすることもできますが、庭に適当にまいていれば発芽して開花します。

用土

鉢植えの場合は、一般的な培養土か、自作する場合は赤玉土7腐葉土3に少量の化成肥料を混ぜたものを使います。一般的な培養土に軽石や川砂を少量混ぜて水捌けをよくするとよりいいです。

庭植えの手順

庭植えの場合は、痩せ地でもいいので何もしなくてもいいですが、できれば庭土を深さ15cm〜20cm掘り返して土に腐葉土か堆肥を1割足して用土とするといいです。水はけが悪いなら、軽石や川砂などを混ぜて用土とします。

ここに種子をまくか、苗を作って植え付けます。株間は25cmほど空けるようにします。

管理場所・日当たり

日当たりの良いところで育てます。半日陰でも育ちますが花が減ります。花が魅力的で、風にそよぐ姿が美しいので、日当たりで育てましょう。

夏の高温多湿が苦手で、夏に枯れてしまいます。

冬の寒さには強く、霜除けは不要です。

病害虫

ほとんど見られない。

最後に

ハルシャギクは栽培用は用意ではありますが、現在はあまり一般家庭で栽培する植物ではないです。ですが同属のコレオプシスの仲間には夏の暑さにつよい宿根草の園芸品種も多く、よくホームセンターなどに流通していて見かけます。

その他の同属植物はコレオプシスを参考に。
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