オーニソガラムの育て方
目次
オオニソガラムとは?球根は掘りあげるべきか?水やりは乾燥気味に肥料はあまり必要ではない植え付け管理場所・日当たり花ガラを摘む関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- オオニソガラム
- 科名
- キジカクシ科
- 属名
- オーニソガラム属
- 学名
- Ornithogalum
- 別名
- 大甘菜
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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オオニソガラムとは?
オオニソガラムは
キジカクシ科オーニソガラム属の
球根植物。全体的に鮮やかな白い花を咲かせ、花は下から上へと順番に咲いていき、一本の花で結構長く楽しめます。切り花にしても、上まで咲き切るのがうれしいです。オオニソガラムには南アフリカ原産の半耐寒性の種と、中東・ヨーロッパあたり原産の耐寒性の種があり、前者は寒さに弱いので掘り上げる必要があるものもあります。
このページではオオニソガラムの栽培についてまとめていますが、種によって植え付け時期、耐寒温度などが全然違いますので、詳細はそちらで確認してください。
花が終わって以降も葉っぱは残りますが、そのままにしておきます。葉っぱは日光を浴びて翌年の
花芽を球根内につくるために必要です。夏が近付き、暑くなってくると、自然と葉っぱは枯れて来ます。枯れるまではむしらないようにしましょう。
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球根は掘りあげるべきか?
本来は、葉っぱが枯れたら掘り出して、風通しのよい涼しい日陰で管理しなくてはいけません。本当は掘り返すべきなのでしょうが、面倒ですので、多くの人は植えっぱなしです。
土の
水はけ次第で問題なく毎年芽を出します。といっても、株が増えてきて、3年くらいで、球根が窮屈になってきます。3年に一回は分球を兼ねて、葉が枯れたら彫り上げて、植え替えをしましょう。
掘り上げる時期や植え付けのタイミングは種によって違うので、それぞれの解説ページを参考にしてください。
水やりは乾燥気味に
球根で比較的乾燥に強く、乾燥した土地を好みます。秋に球根をうえつけた直後くらいに、水のやりすぎて枯らすことがよくあります。
水やりは「土が乾いていたら」です。土を触ってみて、濡れているようであれば、水は控えます。
肥料はあまり必要ではない
肥料はあまり必要ではなく、球根ないに今回開花するための栄養はすでにあるので、それが十分であれば肥料がなくても開花はします。ただ、来年も開花させるのであれば、葉っぱがある時期は1ヶ月に一回、極少量の固形化成肥料をやるか、1ヶ月に1回か2回液体肥料をやる程度にします。
ただ、肥料が多いと逆に開花しなくなったり、肥料が多いと球根が腐りやすいのであくまで控えめ。もしくは寒肥として2月あたりに1回だけ固形肥料を少量やるだけにします。
植え付け
酸性土を嫌い、中性・弱アルカリの土を好むので庭植えする場合は前もって
苦土石灰を混ぜて中和させてから植え付けましょう。
水はけのよい土を好みますので、庭植えする場合で土が粘土質の家は、川砂・
軽石などを混ぜて、水はけをよくして、
腐葉土と
堆肥を2割ほど追加して、少量の化成肥料を入れて混ぜて
用土とします。水はけが悪いと球根が腐ってしまうことがあります。
鉢植えにする場合は、市販の花と野菜の土か、市販の土に川砂を混ぜて水はけをよくするか、
赤玉土5腐葉土3川砂2を混ぜた土に堆肥を追加して植え付けをします。市販の土には肥料が含まれているので肥料は入れません。
球根一個分の深さに、球根三つ分の株間を開けて植え付けます。
管理場所・日当たり
春から初夏はできるだけ日当たりで管理してください。日当たりが確保できないなら
半日陰でOK。日光が少ないと花が咲かないこともあります…と書いてあるサイトもありますが、そーでもないです。結構頑張ってくれます。ただ、日当たりが悪いと徒長して、ヒョロ長くなって不恰好になることはあります。
冬の寒さに弱いタイプは霜に当たらないようにし、寒波が来る場合は室内に取り込みます。
花ガラを摘む
花がしぼむと種を付けようとするので、しぼんださきから摘み、全ての花が咲き終わったら、茎を根本あたりから、バッサリと斬ってしまいます。もしくは一番下の花が開花したら、
花茎の根元から切って切り花にします。
水揚げすると長期間花を楽しめます。
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