オオニソガラム・サンデルシーの育て方
目次
オオニソガラム・サンデルシーとは?管理場所水やり肥料植え付け花ガラを摘む掘り上げる病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- オオニソガラム・サンデルシー
- 科名
- キジカクシ科
- 属名
- オオニソガラム属
- 学名
- Ornithogalum saundersiae
- 別名
- ソンデルシー
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 上級者向け
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オオニソガラム・サンデルシーとは?
オオニソガラム・サンデルシーは
ユリ科(
キジカクシ科)
オオアマナ属(
オオニソガラム属)の南アフリカ原産の春植え・夏咲きの球根。
雌しべが黒く、白い6枚の花びらがあり、見た目は「
オオニソガラム・アラビカム」と似ていますが、花びらが少し丸いことと、
花茎が80cm〜100cmに伸びること、そして開花時期が夏(7月〜8月)と全然違います。
草丈80cm〜100cm
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管理場所
日当たりで管理します。
耐寒性はなく、冬は掘り上げて暖かいところで管理します。耐寒温度は10度前後だと思われます。オガ
クズを入れた箱に入れて、春までリビングの棚の上などで管理します。春(4月)になったらまた植え付けましょう。
水やり
球根植物で乾燥に強く、過湿にすると腐りやすいです。
水やりは控えめにし、土が乾いてから水をやり、濡れているうちは水やりをしないようにします。受け皿の水は捨ててください。
肥料
植え付けの際に元肥を入れれば、追肥は不要です。追肥すると球根が腐りやすくなります。
植え付け
時期
気温があがり、霜が降りなくなる4月の下旬に植え付けます。寒冷地では5月になります。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土6
腐葉土3を混ぜたものを使います。庭植えにする場合は、前もって
苦土石灰で中和してから植え付ける。
鉢植えの植え付け手順
鉢植えなら8号〜
10号鉢に球根1つを植え付けます。鉢植えの底の穴を網で塞いで、その上に
軽石を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて完成です。植え付け後に水をやらず、芽が出てから水やりをはじめます。
庭植えの植え付け手順
庭植えの場合は、植え付けの2週間前に深さ20cmを掘り返して、苦土石灰を1平方mあたり100g〜150gを入れて中和させます。1週間で中和し終わるので、1週間後に、この土に腐葉土か
堆肥を2割追加し、少量の化成
肥料を入れて、よく混ぜて用土とします。
水はけが悪い場合は、川砂・軽石などを入れて水はけをよくしてから、さらに1週間寝かせて土をなじ混ぜてから植え付けます。
球根の頭が球根一個分くらいの深さになるように植えて、株同士は30cm〜40cm空けて植え付けます。
植え付け後に水をやらず、芽が出てから水やりをはじめます。
花ガラを摘む
花がしぼんだら花茎の根元から切ってしまいます。放置していると
種子を作ろうとして弱ってしまうからです。
掘り上げる
夏がすぎ、気温が下がってきて、葉っぱが黄色くなってきたら掘り上げます。霜が降りるようだと球根が枯れてしまうので、最低気温が10度に近づいたら掘り上げましょう。掘り上げたら、保温用のオガクズで包んで箱に入れて、リビングの棚の上などで管理します(リビングは暖房がかかっていて、暖かい空気は上に貯まるので)。
病害虫
葉枯病・軟腐病
土の
水捌けが悪い場合や、雨晒しにしていると、雑菌が繁殖して球根が腐ってしまいます。
アブラムシ
小さな虫で新芽や葉にたかって汁を吸って変形させてしまいます。変形すると花が咲かなかったり、変な形状で咲くので、発見次第駆除します。前もって
オルトラン粒剤を株元にまいているといいです。
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