オオニソガラム・シレソイデスの育て方

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オオニソガラム・シレソイデスの基礎データ
オオニソガラム・シレソイデス
科名キジカクシ科
属名オオニソガラム属
学名Ornithogalum thyrsoides
別名マウントエベレスト
水やり乾かし気味に
場所外の日なた
難易度中級者向け
画像投稿
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開花
植え
肥料
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オオニソガラム・シレソイデスとは?

オオニソガラム・シレソイデスはキジカクシ科オーニソガラム属(オオアマナ属)の南アフリカ原産の秋植え春咲きの球根。マウントエベレストとも呼ばれて流通していることもあります。半耐寒性で寒さには弱い部類です。ヨーロッパで品種改良されて、切り花として輸入され、その鮮やかな色合いと使いやすい大きさからウェディングの花材としてよく利用されています。植えても切り花にしても花が長期間保つのが非常に魅力的。
草丈40cm〜60cm

管理場所

冬の寒さには弱く耐寒温度は5度〜0度くらいで、霜に当たると一撃では枯れなくても、何回か当たると徐々に弱って枯れてしまいます。土が凍ったら枯れます。なので冬は霜に当てないために軒下で管理します。もしくは室内の日当たりで管理します。ただし、寒さに当たって花芽をつけるので、できるだけ戸外で管理します。

春以降はしっかりと日光に当ててください。

水やり

球根植物で過湿が苦手で、水やりが多いとそのまま腐って消えてしまいます。鉢植えなら土が乾いたら水をやります。庭植えなら自然に降る雨だけで十分ですが、梅雨に腐りやすいので、植えるなら霜・雨の当たらない軒下に植えることが多いので、その場合は庭植えでも水やりをします。

夏になり、高温になると休眠に入ります。休眠に入ると葉が枯れはじめるので、そうなったら水やりをストップします。夏に水をやると、球根が腐ってしまいます。10月に芽が出たら水やりを再開します。

肥料

植え付けの時の元肥だけでほぼ大丈夫ですが、2月に少量の化成肥料をやると球根が太って翌年に開花しやすくなります。

植え替え・植え付け

9月〜11月に植え付けをします。夏に掘り上げた場合もこの頃に植え付けます。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。酸性土を嫌い、弱アルカリか中性の土を好むので、庭植えの場合は前もって苦土石灰をまいて中和させてから植え付けましょう。

鉢の植え付け手順

5号〜6号鉢に球根4個〜6個を植えます。鉢植えの底の穴を網で塞いで、その上に軽石を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、深さは2cm〜3cm、球根同士を5cm〜10cmの間隔で配置します。隙間に用土を入れて、水をやらずにそのまま管理します。芽が出てから水やりを再開します。

庭植えの植え付け手順

庭植えの場合は、植え付けの2週間前に深さ15cmを掘り返して、苦土石灰を1平方mあたり100g〜150gを入れて中和させます。1週間で中和が終わるので、1週間後に、この土に腐葉土か堆肥を2割追加し、少量の化成肥料を入れて、よく混ぜて用土とします。水はけが悪い場合は、川砂・軽石などを入れて水はけをよくしてから、さらに1週間寝かせて土をなじ混ぜてから植え付けます。

球根の頭が球根一個分くらいの深さになるように植えて、株同士は10cm空けて植え付けます。

植え付け後に水をやらず、芽が出てから水やりをはじめます。

花ガラを摘む

花がしぼんだら、花茎の根元から切ってしまいます。そのままだと株が弱るのでまめに刈ってしまいましょう。オオニソガラムは切り花でも長持ちなので、一番下の花が開花したら、花茎の根元を切って、水揚げして室内で飾りましょう。

病害虫

葉枯病・軟腐病
土の水捌けが悪い場合や、雨晒しにしていると、雑菌が繁殖して球根が腐ります。水はけの良い土に植えるか、水やりを控えて調節することで予防はできます。
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