一番上に戻る

大根(秋蒔き・冬収穫)の育て方…種まきで間引いたものはサラダに

TOP > アブラナ科 > 大根 > 管理
大根
目次
大根とは?
管理場所・日当たり
種まき・土づくり
水やり
肥料
土寄せ
収穫
病気・害虫
より詳細な栽培は…
関連記事
学名などの基礎データ
大根の開花時期…種まき時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
大根
科名
アブラナ科
属名
ダイコン属
学名
Raphanus sativus var. longipinnatus
別名
ダイコン
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
スポンサーリンク

大根とは?

大根(ダイコン)はアブラナ科の野菜。秋蒔き(冬収穫)と春蒔き(夏収穫)があるんですが、秋蒔きが病害虫が少なく収穫しやすいので、家庭菜園では秋蒔き(冬収穫)をします。

夏から秋に種まきすれば、二ヶ月か三ヶ月で収穫できます。成功率の高い野菜で、作りすぎて近所にお裾分けすることが多いです。鉢プランター栽培はせず、畑栽培にします。

品種はいろいろとあって、スーパーに売ってない品種を栽培すると楽しいですが、よく見かける品種が結局無難…色々と料理しやすくて便利!ってことになりやすいです。
スポンサーリンク

管理場所・日当たり

日当たりの良いところで栽培します。

種まき・土づくり

9月〜10月に種まきします。種まきのためにまず土づくりをしましょう。種はホームセンターや100均でも売ってます。

深さ30cm〜35cmを掘り、石を取り除いておきます。この土に苦土石灰を1平方あたり150gほど入れて中和させます。中和に1週間かかるので、待ちます。

土に腐葉土堆肥を元の土に対して2割〜3割入れ、化成肥料を規定量入れて、よく混ぜて用土とします。

土で高さ10cm幅45cmの畝を作ります。秋蒔きならマルチはしなくていいです。

畝にビンの底を押し当てて、直径3cm深さ1cmの穴を30cm間隔で空けて、ここに種を4つか5つを入れ、土を被せて、軽く抑えて、水をやります。

1週間で発芽します。発芽したら、元気がいいのを半分残して、ハサミで切ってまびきます。間引いたものはスプラウトとして食べるといいです。本葉が出たら更に間引き、最後は30cm間隔にします。

水やり

自然に降る雨だけで十分です。ただし、肥料は水に溶けて吸収されるので、雨が少ないと肥料が効かないので様子を見て肥料のために水やりをするといいです。

肥料

間引くたびに追肥をします。肥料は少量とし、根に当たらないように周囲の土に混ぜておきます。

土寄せ

間引いたときに、様子を見て土寄せをします。土を大根の株元によせて、土に埋めます。エンピツくらいの太さまでは土寄せをし、その後は土寄せしないでいいです。

収穫

葉っぱがダラリと垂れてきたら収穫。葉っぱも食べられます。食べ切れない場合は、そのまま埋めっぱなしにしておきます。

トウ(花茎)が立つとスが入って美味しくないですが、トウが立つ春までは植えっぱなしで保存ができるってことです。

病気・害虫

ヨトウムシアブラムシ、キスジノミハムシ、ダイコンサルハムシ、ウィルス病、萎黄病、軟腐病、黒斑病、白サビ病などが発生します。

秋蒔き栽培で見られるのは、萎黄病、黒斑病、白サビ病くらいですが、これらも土の水はけをよくしておけば、発生は抑えられます。

より詳細な栽培は…

このページは栽培初心者のためにかなり、簡略しています。このページで栽培の概要を掴んだら、
大根(ダイコン)の栽培の詳細版
大根(ダイコン)の栽培の詳細版
アブラナ科ダイコン属Raphanus sativus var. longipinnatus
を参考にするといいです。
スポンサーリンク
かいわれ大根
かいわれ大根の育て方
アブラナ科