チャドクガ

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チャドクガ(茶毒蛾)


まとめ
ツバキを専門に食害する毛虫。
●毛に毒があり、触れると痒い。痒みが一ヶ月続く。
●見た目もエグイ上に毒があり、さらに食害の勢いがすごい。農薬を散布しないと木が丸裸になる。
●一番の予防は「ツバキ科の植物を植えないこと」。
●3月と8月に剪定する。葉っぱの裏の卵を枝ごと取り除いて廃棄することで発生を抑える。
●剪定し風通しを良くすることで天敵がチャドクガを食べやすくする効果もある。
●農薬で殺せるが、専門の農薬を使うこと。
●毎年、チャドクガとの戦いになる。

画像を掲載していたのですが、「画像を見るだけで痒くなる人もいる」との指摘があって、掲載をやめました。
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チャドクガはツバキ科専門の害虫


チャドクガはツバキ科の植物の葉を食べまくる害虫。ツバキ科のサザンカヒメシャラナツツバキなどはこのチャドクガの幼虫にもれなくやられます。もれなくというと言い過ぎかもしれませんが、そのうちやられます。一度発生したら毎年チャドクガとの戦いです。

この幼虫というのが俗に言う「毛虫」で、毒ががあり、さされるとかぶれて非常に痒いのです。かぶれると一ヶ月ほどずっと痒い。その上に見た目がエグイ。何十匹もが並んで葉っぱを食べる様子は身の毛もよだちます。
また、食欲旺盛で放置しているとあっという間に庭木が丸裸になりますので、安全性の観点からも、園芸鑑賞上の観点からも、とにかく早めの対処と予防が大事です。
●毎年、チャドクガとの戦い、という家も多いです。

2度発生する
チャドクガの幼虫は4月5月と9月あたりの2度発生します。7月と10月に成虫になります。10月の成虫が卵を産み付けて、卵で冬を越して春に毛虫になります。
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チャドクガの幼虫の注意点

毒がある
幼虫も成虫も卵すらも、非常に細かい毒針に覆われていて、それが刺さるとかぶれます。この毒針は非常に小さく、目に見えないほどです。この毒針が気がつかないうちに服に付着して、それが衣服の着脱の際に刺さったり、軽く触れて刺さったものを、痒いからと掻いていると範囲が広がってしまう事もあります。
もしもチャドクガに触れてしまったら
体に刺さったらガムテープを貼り付けて引っ剥がし、すぐに捨ててしまいましょう。また、すぐにシャワーを浴びて洗い流しましょう。そして病院へ。


死骸にも毒が
農薬で殺しても、その死骸にも毒針があり、うかつに触れるとかぶれます。この死骸を犬猫が触り、飼い主が二次被害にあうということもよくあります。

毒針は壊れやすく、風にも舞う
毒針は折れやすく、風に舞い、誰かが吸い込んで気管が腫れて入院なんてこともあります。とにかく触らないようにしましょう。剪定などをしたら、木屑とチャドクガは袋に入れてすぐに廃棄しましょう。そこいらへんに放置してはダメです。

成虫にも毒が、タマゴにも毒が
成虫はあまり活動的ではないので、幼虫ほどは見かけませんが、やっぱり毒があります。タマゴにはこの成虫の体毛=毒針が付着しているのでやっぱり毒があります。
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駆除方法:剪定

剪定はチャドクガの駆除・予防に効果があります。
ツバキ科の植物の剪定時期は各ページを参考にしてください。大抵は春に花芽をつけますので、コレ以前に剪定をしておきます。春前に剪定することで卵を取り除くことになります。間に合わずチャドクガが発生してしまったら、完全防護して、幼虫退治を兼ねて剪定をします。ただし大量にビッシリと発生した場合は専門業者に相談しましょう。
●9月にも発生しますので、8月に同様にチャドクガ駆除のための剪定をします。

剪定は葉っぱの裏に黄色い卵が見えたら、枝ごと切り取って袋やダンボールに入れて廃棄します。細々と剪定するのではなくてバッサリいきましょう。
●剪定をする前にゴム手袋(軍手じゃなくてゴムで)、首にはタオル、防塵めがね(ゴーグル)、マスクをしてフードで頭…というか髪の毛も守った上で立ち向かいましょう。
●葉っぱの裏にチャドクガの卵があります。触れないようにしましょう。
●風の強い日は剪定しない。毒針が風に飛んでしまうので。
●早期発見早期駆除が必須。
●剪定が終わったら、服は洗濯し、シャワーを浴びること。


剪定をする理由:チャドクガは冬をタマゴで越える
春先に剪定をすることで生みつけたタマゴを駆除できます。卵は葉っぱの裏についています。

剪定をする理由:隙間をつくって天敵を寄せる
風通しをよくすることでチャドクガを食べる天敵(アシナガバチや小鳥など)がチャドクガを食べやすくします。枝が混み合っていると特に小鳥が入り込めません。山の中のツバキがチャドクガだらけにならないのは鳥が食べるから。
●シジュウカラ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、ジュウイチ、コゲラなどが食べる。
参考シジュウカラを呼ぼう

ダンボールを用意しておく
すでに幼虫が発生した場合はダンボールやビニール袋に幼虫ごとそっと入れて、燃えるゴミの日に出してしまいます。チャドクガの死体が乾燥して、風に舞ってとんでもないことになりますので、放置しないように。
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駆除方法:薬剤散布

チャドクガの毛を固めて殺す薬剤がおすすめです
チャドクガの毒針は農薬で殺してしまっても、毒は消えず、折れて風に乗って気管に入るなどすると大変なことに成ります。そこで、殺すだけでなく、毒針を固めてしまう殺虫剤もありますので、これをオススメしてます。

普通の殺虫剤でも死ぬんですが、死骸が危険なんでやめましょう。発生前に剪定するのがベター。一番いいのはツバキ科の植物を植えないこと。

オルトランも効きますよ

前もってオルトランを撒いておけば、効果があります。
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