ナツツバキの育て方

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ナツツバキ(娑羅樹・夏椿)

ナツツバキ
科名ツバキ科
属名ナツツバキ属
学名Stewartia pseudocamellia
別名娑羅樹・夏椿
みずやり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴


本州(宮城県以西)、四国、九州に自生する植物ですので、上記に当てはまる地域であれば庭木で育てられます。真っ白く上品なツバキに似た花と、やや光沢の有る葉は夏には涼しげです。1日花で、咲いた花はその日のうちにポトリと落ちてしまいます。

シンボルツリーとしても人気
夏に木陰を作り、清楚な白い花、幹はツルツル。そしてナツツバキは沙羅の木とも呼ばれています――釈迦が入滅した際に東西南北に生えていた沙羅の木が合わさり林を覆い、枯れたとされます。そのため沙羅の木は仏教では聖樹です。ナツツバキと沙羅の木は本来は別種なのですが、長い間この沙羅の木だと誤解されていて、今でも日本で沙羅の木というとナツツバキのことを指します。そんな理由もあってシンボルツリーにも人気です。

ツバキ科なのに落葉します
通常ツバキというと冬も常緑ですが冬は落葉します。
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水やりと肥料

乾燥に弱く、水切れすると枯れこみます
水切れ、乾燥すると葉の先から枯れこんできます。乾燥による枯れ方と葉やけによる弱り方とは違います。乾燥(水切れ)の場合は枝も枯れ、枯れる枝と枯れない枝があり、その差がハッキリしています。

今まで水切れなんてなかったのに
ナツツバキは水と日光とそれなりの肥料があれば、年々成長します。すると今までの水の量では不足して水切れが置きやすくなります。また温暖化の影響もあって夏になると乾燥で枯れこむことが多くなっています。

葉やけの症状は
葉焼けの場合は葉っぱの中心部あたりがボンヤリと茶色く変色する感じです。

植え付け・植えかえ・種蒔き

移植が苦手です。苗木を植えつけたあとは移動できないと考えて下さい。夏の強い直射日光や西日を嫌います。すぐには枯れないまでも徐々に弱っていきます。植える場所をしっかりと検討しましょう。

土を水もちよくしましょう
成長してくると、欲しがる水の量も多くなります。水やりの頻度も増やしますが、土に含まれる腐葉土の量が分解されて減り、水もちが悪くなっているのも原因です。そこで、3年に一回は周囲に8箇所ほどの穴を開けてそこに腐葉土とリン酸系肥料を入れて混ぜて埋めておきます。水切れが起きなくても3年に一回ほど行うとナツツバキが元気になります。
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管理場所・日当たり

外の半日陰で管理して下さい。強い乾燥に弱く、強い直射日光には葉やけもしますので、日向よりは建物の東側などの半日陰の場所が適しています。

一度植えたら移植は無理
移植は出来ませんので植えるときによく検討して下さい。

特徴・由来・伝承

樹高10メートルまで育つツバキ科の植物。日本では仏教の聖樹、シャラ(沙羅)の木とも呼ばれますが、沙羅双樹(フタバガキ科)とは別種。また幹がツルツルであることからサルスベリと呼ぶ地方もありますが、本来のサルスベリはミソハギ科でこれも別種。

生け花の花材として
生け花の花材として流通していて、小型版のヒメシャラもよく生け花で利用されます。

夏に咲くからナツツバキ
夏に咲くからナツツバキ――ということはツバキは冬に咲くのが当然、ってことです。ツバキは真っ赤な花を真冬の2月前後に咲かせます。花が少ない時期に派手な花を咲かせることから、庭木に植えたり、生垣にしたりと昔からよく見かける木です。ナツツバキはツバキの仲間、ということは、アレが発生します。

ナツツバキはツバキ科なので毛虫が
ツバキ、サザンカ、ヒメシャラといったツバキ科の植物にはあのチャドクガの幼虫――毛虫が発生します。ナツツバキを植えるということはチャドクガとの戦いを覚悟しないといけません。
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