シンボルツリーってなに?


木が分ける
今では少なくなりましたが、日本では神棚を祀っている家がほとんどでした。この神棚に飾る木を「サカキ」と言います。現在では特定の種類を指す言葉ですが古代日本ではサカキとは漠然とした「常緑植物」を指していました。このサカキという言葉は「境の木」が詰まったモノ。つまり樹木はあっちの世界とこっちの世界を分けるわけです。
シンボルツリーの意味
緑がある。季節を感じられる。単純に大きな樹が欲しい。そういう理由もあります。
でもそれだけでは無い、と思います。さきほど書いたように樹木は境目を象徴するものではありますが、壁ほどは隔絶しません。日本人にとって適度な境が「木」であり、シンボルツリーなんじゃないかと思っています。
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シンボルツリー一覧
オススメのシンボルツリー

夏の極端な乾燥を嫌いますが、頑健な部類。寒さにも強く手間も掛らないです。
ヤマボウシ
エゴノキ
特徴がない。白い花が咲き甘い香りがします。実が成りますが食べられない。庭植えしても若いうちは水切れが起きやすく、切れると葉っぱの先から枯れこんできます。
カツラ
日本に自生し、街路樹にも植えられるほど強い。葉っぱがハート型でかわいらしい。
モミジ・カエデ
乾燥に弱いのであまり日差しが強い場所には不適。夏は繊細な葉色、秋の紅葉、落葉という季節感は魅力的。
シマトネリコ
バットの材料になる。小さい葉っぱと頑健な性質。ただし庭樹としては冬の寒さに弱いので植えるならば暖地のみ。
ソヨゴ
風にそよぐ様子から「ソヨゴ」。そろばんの珠の材料になります。真夏の直射日光に弱く、半日陰が適地。赤い実が成るのも魅力。
オリーブ
強風で折れることが。また霜に当たると枯れるし、軒下に植えて霜に当たらなくても気温がマイナス5度くらいになると枯れることが。でも温暖な地域であれば、十分シンボルツリーになります。
オススメのシンボルツリー2

頑健。ただしチャドクガが発生するのでおすすめしません。
シラカバ
冷涼な地域に適しています。風媒花で花粉症を引き起こすことがあるので注意。
サルスベリ
ニセアカシア(ハリエンジュ・ハゲシバリ)
トゲが生えています。また戦時中に燃料として木を伐採しすぎて土砂崩れが起きてしまいました。そこで治山のために生育の早いニセアカシアを植えたのでハゲシバリと呼ばれます。繁殖力が強く、生態系を壊すとも言われています。
ムラサキシキブ
樹高が低い。
ドウダンツツジ
チャドクガが発生します。
コニファー
アオキ
ぱっとしない。
ブルーベリー
土が酸性じゃないと枯れてしまいます。それに実は鳥が食べてしまうので収穫できない。
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