イブキの育て方
目次
イブキの特徴は?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- イブキ
- 科名
- ヒノキ科
- 属名
- ビャクシン属
- 学名
- Juniperus chinensis
- 別名
- 柏槇、伊吹柏槇
- 耐寒
- マイナス30度
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 上級者向け
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イブキの特徴は?
日本・中国・朝鮮で自生する常緑高木で
針葉樹。雌雄異花で4月ごろに開花する。長寿の木で天然記念物に指定されていることが多い。
園芸品種が多いが、イブキ自体は庭木に植えられていることはない。カイズカイブキ・
ハイビャクシン・
ミヤマビャクシン・
タマイブキはイブキの変種・品種とされる。単に「イブキ」と書いている場合、
カイヅカイブキのことである場合が多い。
赤星病の中間宿主になり、ナシなどに被害があるため、自治体によっては栽培を禁止していることがあるので注意しましょう。
ここでは「イブキ(Juniperus chinensis)」に関して簡単に記述をする。
樹高15m
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水やり
イブキの庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。
肥料
イブキに追肥は不要。やせ地でも育ちます。むしろ肥えた土地だと枝が徒長して樹形が乱れやすい。ただし、生育が悪い場合(葉色が悪いとか、葉っぱが少ないなど)は2月に緩効性
肥料を株元にやる。もしくは
油粕を根に当たらないように埋めます。
植え付け・植えかえ
時期
春(3月〜4月)か秋(10月ごろ)に植え付け・植え替えをします。
用土
土質は選ばない。水が染み出してきたり、粘土質でジメジメしていない限りは問題ない。
庭植えの手順は?
庭に植える場合、まず根鉢の二倍か三倍の大きさと深さか、直径50cm深さ50cmの穴を掘ります。掘り出した土には
腐葉土や
堆肥を3割から4割程度混ぜて土壌をフカフカにします。穴には半分程度の混ぜて作った土を戻し、その中に株を植えます。株を植えたら、残りの隙間に土を詰めて、最後に水を与えて完成です。
管理場所・日当たり
日当たりで管理する。建物の北や西の
半日陰ではなく、南の「日当たり」に植える。半日陰ではうまく育たず、葉っぱがまばらになりやすい。夏の暑さには強いです。
冬の寒さにも強い。
剪定・切り戻し
カイヅカイブキの「
剪定・
切り戻し」の項目を参考に。
病害虫
あまり病
害虫は発生しない。
ハダニ・
アブラムシ・
カイガラムシ・
スギドクガなどが発生する。
病気は
サビ病・赤星病が発生することがある。
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