ブルーベリーの育て方

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ブルーベリー

ブルーベリー
科名ツツジ科
属名スノキ属
学名blueberry
みずやり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料
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栽培の特徴

栽培の特徴
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概要
ブルーベリーはツツジ科の落葉低木。略してBB。耐陰性があって、半日陰(一日のうちで数時間だけ日があたるような場所)でも枯れることなく育ってくれるのですが、花付き、ひいては実付きが悪くなりますので、日が当たる場所で管理してください。ブルーベリーは根が浅く、乾燥しやすいです。その代り、庭植えじゃなくて鉢植えでも収穫量はさほど変わらないです。
重要:酸性の土壌で無いと枯れる
ブルーベリーは酸性の土壌でないと栄養素が吸収できずに徐々に弱って枯れてしまいます。土の酸性度を調べるためにブルーベリー栽培家は酸度計を買う。
まとめ
●庭に植えても水切れしやすい(よって鉢植えでも庭植えでも管理があまり変わらない)。
●二品種植えないと実付きが悪い。
酸性土じゃないと枯れる。
●冬に剪定をする。
●夏は乾燥対策にマルチングを、冬は凍結防止のためにマルチングを。

参考
ブルーベリーの品種まとめ
やたらと実や花をつけるのは危険なサイン
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月別の栽培のコツ

品種

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品種
ドライパー
デューク
チャンドラー…実付きが悪い。
ラヒ(ラビットアイ)
クレイワー(ラピッドアイ)…種子がなくジャリジャリしない。
オクラッカニー(ラビットアイ)…収穫量が多い。晩生・
ケープフェア
オニール…味が安定していて美味しい。
リベール(リベイル)…粒は小さいが美味しい。
ピンクレモネード…
フロリダローズ
リンダブルー
ティフブルー
モンゴメリ
ウッダード
セイボリー
ブライトウェル(ラビットアイ)
バルドウィン(ラビットアイ)
ブルーシャワー…強く豊作。
ミスティ
ノースランド
ブルークロップ
ノーマン…十分に熟してから収穫する。結実の率が悪い。
コロンバス(コロンブス)…実の品質が良いが、受粉率が悪い。有機物が多いと実付きが悪くなる。
オンスロー(オンズロー)
タイタン…一般家庭には育てにくい?
ベリーベリー
ブルーゴールド…サッカーがよく出る。
ユーリカ

●品種によっては紅葉したり、しなかったり。落葉したり、しなかったり。
●人気品種はすぐに予約でなくなる。早めの購入を。

水やり

水やり
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庭木の割に水切れしやすい
根が浅くて、水切れを起こしやすい木ですので、水には気をつけないといけません。庭植えの場合は土が乾いていたら。鉢植えの場合は鉢が軽くなったら水をやってください。
●普通の庭木は冬は水やりしないものですが、ブルーベリーは庭植えでも水やりが必須です。
●果実が売れた時に水を吸い上げるとすいぶんかたで実が割れる(裂果)。水やりを控えることである程度は予防できる?原因は用土の水捌けではないかと思われる。
●大雨のときに水を吸い上げ、果実が割れることがある。大雨のときに防水シートを敷いて水の吸い上げを防ぐってのもある。

鉢植えの水やり
特に鉢植えにしていると、ブルーベリーの専用土に入っているピートモスは土が白くなるほど乾燥すると水を吸いにくくなるために、一旦水が切れるとナカナカ水が行き渡りにくくなるという悪循環に入ります。こういうときは、鉢ごと大きなバケツにつけて潅水(カンスイ)させてください。10分ほどつければ充分です。
●水をやって、3分くらいたっても水が染み込まないのは根詰まりして土がつぶれているから。植え替えして、根を整理して、土を新しくする。

マルチング

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マルチング
ブルーベリーは乾燥に弱いので、株元に日光が当たるようであれば、夏は乾燥を防ぐために株元に腐葉土やワラでマルチングをします。
また、冬も土が凍るような地域であれば株元にマルチングをして凍結防止をします。

肥料

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肥料
3月の新芽が出る頃に肥料をやると枝葉がよく繁ります。
9月までに果実を収穫した後に「お礼肥」としてブルーベリー専用肥料をやります。
落葉後の12月に根本に「専用の肥料」を撒いてあげてください。専用土は酸性で、マグネシウム・カルシウム・鉄などの必要な成分がうまく吸収されにくいので、通常の肥料では効きません。必ず専用の肥料を使ってください。
●肥料は固形のものでも液肥でも構いません。液肥の方が実付きがいいという話もあります。

ブルーベリーの専用肥料
酸性でないと枯れるブルーベリーのために、肥料+酸性にする効果のある「専用肥料」がホームセンターなどで流通しています。これを利用するのが手っ取り早く確実です。
他には硫化アンモニウムを入れることで酸性化できますが、やっぱり専用肥料がおすすめ。
●地植えの場合、肥料をやりすぎると根が張らないので控えるときは控える。
●鉢植えの場合、地植えに比べると土が少なく、水をやると流れ出やすいため、肥料は長期間やった方が良い。

酸性について
ノーザンハイブッシュの最適pHは4.3~4.8、サザンハイブッシュおよびラビットアイは4.3~5.3程度。日本の雨はpH4.5~6.0。水道水は7.3位。7以下が酸性なので、水道水をやっていると土が中性・アルカリよりになっていくことになる。地域の酸性雨の度合いと雨量と品種によっては、酸性なんて一切気にしないでもスクスクと育つ。

植え付け・植えかえ・種蒔き

植え付け・植えかえ・種蒔き

植え付け・植えかえ・種蒔き
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用土
最も大事な点は、土です。酸性の土壌でないと育ちません。普通の土で植えると枯れてしまいます。ホームセンターなどで「ブルーベリーの専用土」を扱っていますのでそれを使うといいでしょう。自作の配合には明確な答えがないので上記の専用土で植える方がいい。
●配合例…日向土5;パーライト3:富士砂1:ピートモス1
●配合例・・・ピートモス1:鹿沼土1
●酸性土壌でなくなってくると、葉っぱの葉脈以外の部分の色が黄緑に色抜けします(クロロシス=原因はマンガン・鉄の欠乏)。硫黄華や硫安を土壌に加えてPhを下げてください。
●花の栄養素として「カルシウム」があります。カルシウムを土に混ぜると根が強くなり、病気に強くなるという効果があります。ですが、カルシウムを混ぜると中和して酸性土壌が中性になり、枯れることもあります。
●酸度を測る酸度計があると酸性対策がしやすい。酸度を使い切りで測る「酸度紙(リトマス試験紙みたいなもの)」もあります。
●最近は「ブルーベリー用カルシウム」という中和しないカルシウムが発売されています。
●ピートモスが多いと保水はよく枝葉はしげるが実付きが悪くなる。また酸度未調整のものを使っても酸性の効果は長く続かず、結局、硫黄華や硫安で調整することになる。
●品種によっては有機物・肥料が多いと生育しても実付きが悪い。

二品種以上を植えないと実がならない
ブルーベリーは自家受粉しない(しにくい)性質があって、別品種を二本以上を植えないと実がつきません。ラピッドアイ系・ノーザンハイブッシュ系・サザンハイブッシュ系の中の同系の多品種の二種です。

鉢の植え替え
ブルーベリーは根を張るスペースがなくなると、生育が鈍くなります。そこで根詰まりしたら、ブルーベリー専用の土などで、ひとまわり大きな鉢に植え替えることで、株の若返りをはかります。大きくできない場合は、古い根をノコギリで外側を3センチか5センチほど切って根を更新させます。
●根詰まりは乾燥しやすいブルーベリーにとって危険。根詰まりしているようならば、植え替えに適していない時期であっても植え替えをします。
●地植えの方が水やりが多少は楽だけど、風対策、酸性対策と考えると鉢植えが便利。
●鉢の植え替えは二年に一回から数年に一回。鉢植えだと四年か五年で収穫が減ってくるし、根詰まりしてキチキチになって鉢から抜くことすら難しいことになる。その場合は鉢を寝かして叩いて転がすか、それでも出ないなら、金槌で割るか、ノコギリ(電動もあり)で切ってしまう。
●植え替えはブルーベリーにストレスになります。毎年植え替えをしていると逆に生育が鈍くなることもあるが、毎年植え替えする人は多い。普通は二、三年に一回。
●鉢植えは8号から10号鉢に植える。できればもっと大きな鉢が好ましい。大きな鉢に植えた方が収穫量は増える。ただ、植え替えが非常に大変。10号鉢以内に収めておく。45L鉢は重機や機材(鉄管)が必要になる。
●根が広がれば地上部が広がる。よって根が広がらないのに地上部がワサワサでも味が薄かったり、収穫量が減る。
●軽くて、軽石不要のスリット鉢がおすすめ。
●何か理由をつけて次々新苗を買うが、庭の様子を見て我慢しましょう。
●植え替えの時に土を完全に洗い流さずに、元の土を残した上で植え替える。完全に洗い流すと復活が非常に遅い。洗い流さずに、フォークで土をザクザクほぐす程度でいい。
●ピートモスが腐って泥状になると、根腐れの原因になる。これは洗い流した方がよい。


庭の植え付け
庭には必ず、ブルーベリー専用土で植えます。庭植えしても、徐々に酸性が薄れてしまうので、掘り返して専用土を足すことになりかねないので、鉢植えの方が便利。
●三年までは鉢植え、その後は5年目で10号鉢(直径30cmの鉢)、7年目で地植えとか。2年の苗を地植えしないのは、自然災害で傷みやすいから。3年目で地植えしても問題ないです。



庭植え→鉢植えの移植
ブルベリーは根が浅く、根を多少いじっても枯れることはないので、庭植え後に移植も可能です。庭植えにしたブルーベリーを揺らすと、地面が揺れます。その揺れる範囲に根が広がっています。根が至っていないところにスコップを入れて、掘り返し、株を抜きます。多少根を痛めても枯れないんですが、出来るだけ根は切らないようにします。
ブルーベリーは根が浅いので意外と簡単に抜けます。抜いたら、土を洗い流してしまいます。すべての土を洗い流してもいいです。むしろ洗い流した方がコガネムシの幼虫を駆除できていい!かも。後はそれを普通に鉢植えに植え替えます。植え替えはすぐにしたほうが良いです。なので前もって鉢植えの用土や鉢を用意しておきましょう。

管理場所・日当たり

管理場所・日当たり
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管理場所
ブルーベリーは日が当たる場所が好ましいですが、真夏の暑さに弱ることがあります。鉢植えの場合は半日陰に移動させることも検討します。半日陰に移動しないと枯れるということはありませんから、気にしないなら気にしないでも。
●鉢で管理している場合、日が当たる側だけが茂ったり、日を求めて一方に偏ることがあります。鉢を定期的に回転させて満遍なく日を当てて下さい。その方が収穫量が増えます。
●寒冷地でも収穫可能。
●日が強いとブルーベリーの葉っぱが焼けて先が黒く変色して枯れます。これをチップバーンと言いますが、同じ現象は「水切れ」「肥料のやり過ぎ」でもおきますので、状況に応じて判断してください。

冬の管理場所
二年生苗でもマイナス10度の場所で冬越し可能。寒さには強い。ただし、積雪で枝が折れるので、地植えならば雪囲いをする。鉢植えの場合はいっそのこと、雪が積もらない場所に移動させるか、雪が降り始めたら、ブルーべリーの鉢を倒してしまい、春に起こすという方法をとります。ブルーベリーには低温要求時間があり、7度以下の環境に一定の時間以上、株を置いていないと春以降の生育・実付きが悪い。低温要求時間の具体的な数値は品種によって違い、かなり差がある(サザンハイブッシュ系が300〜800時間、ラピッドアイ系で350〜800時間、ノーザンハイブッシュ系が700〜1000時間)。冬はできるだけ戸外で寒さに当てる。
●品種によってかなり違いがある。ノーザンハイブッシュ系はかなり要求時間が長いため、温暖化によって結実が悪くなっている。
●寒さに当てる。
●接木の台木でも要求時間は変化する。

剪定

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剪定
ブルーベリーにとって冬の剪定は今後の実付きに大きく関わる作業です。以下のページを参考にして剪定を行なってください。枝が密生すると風通しが悪くなり、アブラムシカイガラムシも発生しやすいので、剪定する。
●鉢のサイズに株を合わせて剪定すると、小さくまとまって管理しやすい。
●落葉していないなら、そのまま剪定する。むしると調子を崩すことが多い。
●芽吹きのときでも落葉していなくっても葉っぱを落とさない方がいい。
参考
ブルーベリーの冬の剪定のコツまとめ

その他

その他
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鳥対策について
いい感じに熟して、「さぁ、明日ブルーベリーを食べよう」と思っていると、朝には実がほとんど無くなっています。何処で見ているのか分かりませんが、十中八九やられます。鳥は本当に偉い。そこで、ネットを貼って食べられないように防護する必要があります。でもこれじゃシンボルツリーとは言えない様な……
●塩ビ管などで組んでネットをかぶせて防護する。
●ヒヨドリは実だけではなく花まで食べてしまうので、花が咲く頃からネットで防護しないと、人様の取り分が無くなってしまいます。
●鳥はラビットアイよりハイブッシュ系を好み、ラビットアイはあんまり食べられない。ネット不要と言う人もいる。鳥が食べたいものがブルーベリー以外にある場合は食べられない。例えば、田んぼや畑があって、そこに青虫などがわんさかいると食べられない(虫の方がタンパク質で鳥も食べたい)。

鳥対応策に「ヒトデ」
ヒトデの粉末をぶら下げておくと鳥が食べに来ないらしいです(試していないのですが…)。ヒトデの粉末が入った鳥・イノシシ忌避剤というのがありますので、ネットで検索してみてください。
●台風で実が落ちる。
●台風対策で防風ネットをつける人が多い。
●少量の収穫しかないなら、ブルーベリー:砂糖=2:1の量にして混ぜて電子レンジで加熱するだけで簡単なジャムが出来ます。500g以上になると鍋でやるべき。
●炊飯器でブルーベリージャム http://cookpad.com/recipe/1967982
●ブルーベリーの実をスーパーで買うと1パックで結構高い。そこで苗が安いからとブルーベリーを栽培し始めると、土、苗、鉢、肥料、薬剤、鳥避け、酸度計と購入し、結局金額がすごくなる。
●ブルーベリーは幼苗(せめて3年くらいまでは)のときはツボミを摘んで花を咲かせないようにして、株を生育させる。また実が多いと粒が小さくなるので、間引く。
●冬に狂い咲くことがある。珍しくはない(病気じゃないので気にしない)。
●受粉するためには虫が必要。虫がいないと結実しない。耳かきの裏や綿棒などで人工授粉させるか、蜜源植物を植えて蜂を寄せる。

病害虫

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●コガネムシが発生すると、根をやられて枯れてしまう。そこでダイアジノンを根元に撒いて水をやる。すぐに死ぬ。鉢植えこそダイアジノンをするべき。
●コガネムシ対策として、鉢全体を粗いネットで覆う方法もあります。ようは成虫がやってきて卵を産まないようにする方法です。鉢底から全体を多い、幹の根元で巾着みたいに縛ります。ただし見た目が悪い。
●コガネムシは腐葉土・バーク・ピートといった腐食物(もしくはこれから腐食するもの)に集まります。これらの量を減らしたり、腐食しないものと代えるだけでコガネ虫の被害は減ります。代えるものとしては樹皮・針葉樹チップ・炭などです。
ミミズはブルーベリーにとっては害虫。ピートモスを食べて泥のようにしてしまい、根腐れの原因に。鉢にミミズがいたら駆除を。鉢の植え替えのときに外部の土を足していると、ミミズが紛れ込むのでやめておく。
病害虫と対応の農薬
灰色かび病→ オーソサイド水和剤80・カリグリーン
斑点病→ インプレッション水和剤・ベンレート水和剤
参考ブルーベリーの病気・害虫

特徴・由来・伝承

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アントシアニンは網膜に効果がありますが、視力を回復する効果はありません。

アントシアニンに関してはともかく、ブルーベリーには抗酸化作用の強いポリフェノールが含まれていて、抗酸化力の強い食品であることと、ビタミンA・C・E、カリウム、ベータカロテン、亜鉛、食物繊維を含む健康食品であることは変わりないです。
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