金木犀(キンモクセイ)の育て方…植え付け・水やり・肥料のまとめ

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キンモクセイ(金木犀)

キンモクセイ
科名モクセイ科
属名モクセイ属
別名金木犀
みずやり水を好む
場所外の日なた
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料
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目次

  1. 金木犀(キンモクセイ)の育て方
  2. 金木犀(キンモクセイ)の水やり
  3. 金木犀(キンモクセイ)の肥料
  4. 金木犀(キンモクセイ)の植え付け・植えかえ
  5. 金木犀(キンモクセイ)の挿し木
  6. 金木犀(キンモクセイ)の管理場所・日当たり
  7. 金木犀(キンモクセイ)の剪定
  8. 金木犀(キンモクセイ)の害虫、病気
  9. 特徴・由来・伝承
  10. SNSボタン・関連記事

金木犀(キンモクセイ)の育て方

金木犀(キンモクセイ)の育て方
文章の修正金木犀(キンモクセイ)はモクセイ科の木。沈丁花、クチナシ、金木犀が三大香木、その中でも秋を代表する香りのよい花木といえば、キンモクセイ。公園樹、庭木として人気があります。
肥沃な土地で育ち、成長速度が遅いです。排気ガスに弱い。大気汚染の強い地域だと花が咲かなかったり、花がついても香りが弱かったりしますので、植える場合は環境をよく調べましょう。

日当たりを好みます
最低でも必ず午前中日が当たるところに植えましょう。日光が足りないと葉が落ちることもあります。

寒さに弱く、霜は避けましょう
耐寒性がやや弱いので関東以北では栽培が難しいでしょう。また屋内での栽培にも適していませんので、鉢植えの場合は必ず屋外で。霜などの恐れがある場合は、防寒したり軒下に夜間は移動させましょう。

剪定は毎年少しずつ
金木犀(キンモクセイ)は成長が遅く、強く刈り込むと枯れてしまうことがあります。そこで毎年少しずつ刈り込んで樹形を整えていきます。剪定は必ず花後から春までに行いましょう。詳しい剪定の仕方は金木犀の剪定を参照してください。

金木犀の育て方のまとめ
● ほかの樹木よりも 日当たりを好み、日光不足になると成長不良になります。梅雨の時期も日光が足りないと葉が落ちる場合も。
● やや寒さに弱く、関東地域と関東以南だと屋外で育ちますが、霜に弱い。冬に地面が凍結するような地域では栽培が困難。
● 水を好むが庭植えの場合は特に水やりは必要なし。
● 大気汚染に敏感で空気が汚れていると花がつきにくかったりします。
● 成長のスピードが遅いが大きく育つため、庭などの場合、剪定が必要。
●春と開花後の冬前に剪定をする。春だけでもいい。

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金木犀(キンモクセイ)の水やり

文章の修正水切れしないように注意
庭植えにする場合は特に水やりの必要はありません。
夏場の水切れには注意します。土が乾燥すると成育や花つきを悪くします。鉢植えでは鉢土が乾けば与えます。庭植えでは植え付け後しばらく乾かしすぎないよう注意します。
受け皿に溜まった水を放置すると根が腐ってきます。水やり後は必ずチェックしましょう。

金木犀(キンモクセイ)の肥料

肥沃な土と肥料を好みます

文章の修正肥沃な土と肥料を好みます
液体肥料のみでは栄養不足で不十分です。固形の有機肥料が適しています。肥料は年に2回から3回与えましょう。
地植えの場合は特に2月ごろに寒肥としてリン酸やカリウムを含む有機肥料を与えます。油粕のような窒素分が多いものは与えないようにしましょう。

鉢植えは肥料が多く必要

文章の修正鉢植えは肥料が多く必要
鉢植えは2月の肥料のあと、あと5月と開花前に(10月ごろ)同様に有機肥料を施します。 肥料が足りないと花付きに影響します。
●地植えの場合も必要によって追加で5月、10月に肥料を与え、生育を促しましょう。
●鉢植えの場合は土が少ないので、肥料を多めにやるといいです。

金木犀(キンモクセイ)の植え付け・植えかえ

用土

文章の修正用土
水はけがよく、肥えた土を好みます。
土地が痩せているならば植える一週間前に完熟堆肥を混ぜておきます。
酸性の土壌を好むため、アルカリ性の土は避ける。庭植えにするときによほど酸性土じゃない限りは石灰で中和しないようにします。鉢の中に入れる土は、赤玉土腐葉土を7対3の割合で混ぜて入れます。ブルーベリーの土(酸性が強すぎ)は使わないようにしましょう。
●鉢が大きいと水が溜まりやすく根腐れしやすくなります。鉢の下から高さ3分の1くらいのところまで水はけのよい土か鉢底石を多くして、水はけよくしましょう。
培養土は水はけよく水持ちよく配合してあるんですが、キンモクセイにとっては水はけが物足りないことがあります(つまり根腐れしやすい)。また、中和しているので酸性を好むキンモクセイには酸性度が足りない…まぁ、中性なら枯れることはないから、ここは気にしないでもいいかな。できれば赤玉土7腐葉土3か、一般的な培養土に赤玉土か鹿沼土を1割ほど足して水はけ良くしてから植えるといいです。
●一般的な培養土で植えてもいいですが、そのときは水やりを調整してください。

植え替え

文章の修正植え替え方法
鉢植えの植え替えをする場合は、古い鉢から取り出して、古い土を軽く落として、新しい土を足して、一回り大きな鉢に植え替えます。前と同じ大きさの鉢に植え替えたい場合は、古い土を3分の1ほど落としてから同じ大きさの鉢に植え替えをします。変色している根は切ってください。
●キンモクセイは根を傷つけると生育不良を起こしてしまいます。庭植えにしたら、もう移植はできません。鉢植えの場合も、できるならば、土を落とさず、根をほぐさずに一回り大きな鉢に植え替えてください。大きくできない場合のみ、土を落として同じ大きさの鉢に植え替えをします。

金木犀(キンモクセイ)の挿し木

文章の修正挿し木で増やします
タネができないため挿し木で増やしますが、根が付きにくいです。5~7月に、新梢が充実しきる前の枝をナイフで長さ10cmほどに切ります。木質化すると根が出にくくなるので、充実してきたころにすぐ挿し木にしたほうが良いでしょう。葉を4、5枚ぐらい残し、その他の葉は取り除いて1時間ほど水揚げをし、成長促進剤(例:ルートンなど)を切り口につけて、赤玉土や挿し木用土に挿します。挿し穂が2分の1ぐらい用土に埋まるように挿します。
水やりをしっかりして日陰に置きます
(光が通過するフィルムですっぽり覆って湿度を保つ)密閉挿しにしてください。発根まで時間がかかりますので、冬は玄関や軒下などで春まで管理し、根が出てきたら鉢上げします。
花を付けるまでには、だいたい5年以上かかるでしょう。

金木犀(キンモクセイ)の管理場所・日当たり

霜があたると弱ります

文章の修正霜があたると弱ります
耐寒性がやや弱いので関東以北の地域の気候は栽培に向いていません。ただ、どんなに寒くても室内に置かないようにします。

日当たりを好みます

文章の修正日当たりを好みます
花木の中でも特に日光を好む植物なので、日当たりが悪い場所に植えると、最悪の場合、冬でも葉が落ちない常緑樹なのに落葉しはじめます。
日当たりのいい場所であっても、梅雨や秋の長雨の時期では新芽が日光不足で落ちることがあるくらいです。

金木犀(キンモクセイ)の剪定

文章の修正剪定の仕方
詳しくはキンモクセイの剪定をご覧ください。

金木犀(キンモクセイ)の害虫、病気

文章の修正害虫、病気
風通しが悪いとハマキムシ、そのほかの蛾の幼虫などがつくことがあります。密生した枝を間引きして風通しをよくすると予防できます。大量発生してしまった場合は、ムシや卵がいる葉はそのまま摘み取りましょう。浸透移行性剤のオルトラン液剤やオルトラン水和剤、スミチオン乳剤、マラソン乳剤を葉っぱの表面や中にかかるよう散布します。(中に散布するのは幼虫や卵が潜んでいるからです。)
モンパ病という根の病気が発生することがあります。発症した時にはどうにもならない状態で、治療方法はない。木ごと廃棄する。原因は菌の感染と、水はけが悪いことと、キンモクセイが何かの原因で弱ったこと。
病害虫と対応の農薬
カイガラムシ→ カダンK
ロウムシ→ カダンK

特徴・由来・伝承

文章の修正観賞用に庭木として植えられ、秋になると橙色の花を咲かせます。特徴は香り。キンモクセイはギンモクセイの亜種で江戸時代に中国から伝わったと言われていますが、九州に自生するウスギモクセイが変異したという説もあり、来歴ははっきりしません。雌雄異株(オスとメスがある)のうちのオスしか日本には無いために、日本ではキンモクセイの結実は見られません。

中国ではキンモクセイのことを桂花と呼び、この花を白ワインにつけたものが桂花陳酒です。

秋の季語。漢字で書くと金木犀。トイレの芳香剤として使われるので、そういうイメージを持ちやすいです。ところで、金木犀の香りの成分のスカトールは、哺乳類の糞の香りのスカトールです。実は濃度が低いスカトールは甘い香りに感じ、濃度が濃くなるとウンコの匂いになるだけで同じもの、らしいです。
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