グラプトペタルム・ブロンズ姫の育て方
目次
ブロンズ姫の特徴は?水やり肥料植え付け・植えかえ仕立て直し管理場所・日当たり病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- グラプトペタルム・ブロンズ姫
- 科名
- ベンケイソウ科
- 属名
- グラプトペタルム属
- 学名
- Graptopetalum ‘Bronz’
- 耐寒
- 0度
- 水やり
- たまにやる程度
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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ブロンズ姫の特徴は?
ブロンズ姫はメキシコ原産の
ベンケイソウ科グラプトペタラム属の
多肉植物。ブロンズ色のモコノコした艶やかな葉っぱ。多肉植物の
朧月と玉葉を掛け合わせてできた品種と言われています。なので朧月とフォルムは似ている。多肉植物で、水をジャンジャンやると枯れます。ブロンズ姫の改良品種が「ピーチ姫(別名がブロンズ姫光とかブロンズ姫錦)」。
春と秋の乾燥する時期に赤く
紅葉します。紅葉する様子が名前の由来なのですが、日光が少ないと緑のままになりますので、出来るだけ日光に当てて栽培しましょう。葉っぱはツヤツヤです。
春〜初夏に
花茎を伸ばして開花します。
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水やり
水やりは土が完全に乾いてから。多肉植物で乾燥には強いですので、とにかく控えめに。
初心者が枯らすのは間違いなく水のやりすぎです。葉っぱにちょっとシワがよってから、鉢底から水が出るくらいに水をやります。大体2週間〜3週間に一回の水やりをします。
逆に水やりを控えすぎると、下葉から落葉してきます。これは水分が不足した現状に合わせて植物が葉を減らして対応した結果なんです。この場合は当然、水やりの頻度を増やしてくださいね。一つの兆候として知っておいてください。
水をあげるときは土に注ぐようにします。葉っぱに水がかかると水滴がレンズの役割をして葉っぱを焼いてしまうことも。口の細い
ジョウロなら土に注ぎやすいです。
冬の水やり
冬は生育が鈍くなりますので水は更に控えます。月に一回か二回程度、カラカラに乾いてから、土の表面を軽く濡らす程度に控えます。
肥料
肥料はほとんど必要としておらず、なかったから枯れるということはありません。肥料が多いと徒長したり、紅葉が鈍くなりますので、とにかく控えた方がいいです。二年に一回の植え替えの時に、肥料をやれば、普段の管理で追肥は不要です。
植え付けの時に肥料を入れ忘れた場合は、生育時期の春〜秋に薄い液体肥料を1ヶ月に一回程度やります。
植え付け・植えかえ
時期
春〜初夏が植え替えに適した時期です。二年に一回植え替えをしましょう。
用土
多肉植物・
サボテンの
用土を使って植え付けます。
鉢植え
植え替えをするときは植え替えの前の10日は水やりを止め、乾燥させます。古い土を3分の1ほど落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、水やりはしないで、日陰で1週間〜2週間養生させます。それから、日当たりに移動させて、水やりを再開します。
仕立て直し
徒長する原因は?
徒長する原因として水分過多や肥料過多と日光不足があります。徒長する原因はほぼほぼ日光不足です。
日光が少ないとヒョロっと伸びてきます。で、以下の方法で仕立て直すとしても環境を改善しないと、また徒長してしまいますよね。でも、これはある程度は「定期的に仕立て直すものなんだ」と思ってください。たしかに室内で管理していると日光不足で伸びやすいですが、日光に当たっていてもある程度はそうなり、ブロンズ姫の性質もあるんで、気にしないでもいいです。
水切れで下葉が落ちると、徒長したのと同じように頭でっかちになります。この場合は、水やりの頻度を見直さないと仕立て直してもすぐに同じような状態になりますよ。
挿木で仕立て直す
もしもヒョロ長になったら、地上から3センチほど茎を残して切り、切り口を日陰で数日乾かしてから土にさしておくと根が出てきますので、こうして株を増やし、コンモリしたかわいい樹形を保つようにします。
挿し木した株には根が出てくるまで水をやらないでください。根が出たら、霧吹きで軽く水やりをします。
葉挿しでも
挿し木と同じ要領で、切り口を乾かしてから土に挿していると根が出てきます。簡単に株が増やせます。適期は春から初夏まで。
管理場所・日当たり
日当たりで必ず管理します。1日で4時間ほど日が当たれば十分生育します。戸外でも構いませんが、戸外の雨ざらしになっているところに置いておくと雨に当たって、そのまま腐ってしまいやすい…土の
水はけや雨の頻度にもよる…ので、雨にあたらない軒下などの場所で管理して下さい。
越冬
寒さに強く、水やりを控えることで更に耐寒性があがります。霜や雪に当たったから枯れるのではなくて気温が0度を下回るあたりで枯れます。冬は0度以下にならないなら戸外の日当たりで管理します。0度以下になる地域では冬は室内の日当たりで管理します。
病気・害虫
カイガラムシや黒斑点病など。とはいえ頑健な部類です。
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