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グラプトセダム・秋麗(シュウレイ)の育て方

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グラプトセダム・秋麗
目次
秋麗(シュウレイ)とは?
管理場所・日当たり
水やり
肥料
植え替え
病気・害虫
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学名などの基礎データ
グラプトセダム・秋麗の開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
グラプトセダム・秋麗
科名
ベンケイソウ科
属名
グラプトペタルム属
学名
Graptosedum 'Francesco Baldi'
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
初心者向け
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秋麗(シュウレイ)とは?

秋麗(シュウレイ)はベンケイソウ科グラプトペタルム属の中米原産の多肉植物朧月(Graptopetalum paraguayense)と乙女心セダム・パキフィラム=Sedum pachyphyllum)の交配種。秋麗とは秋晴れの心地よい天気のことを言います。関係ないですが、梨の品種にも「秋麗」というのがあります。

交配によって生まれた多肉植物ですので自生地とか原産地はなし。秋になると紅葉します。基本的に強い性質で、耐寒温度5度、耐暑は30度。多肉植物の水やりをしていれば枯らすことはほぼ無いです。黄色い花が咲きます。

縦に伸びる性質が強く、そのままにしていると木のようになります。小さい方が可愛いので、普通は挿し木挿し芽切り戻しで小さく仕立てていきます。
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管理場所・日当たり

日光を好み、日光が不足すると徒長しやすい。徒長すると可愛くないので、しっかりと日に当てるようにします。

夏越し

夏の暑さと湿度には弱ってしまいます。風通しのよい半日蔭・日陰に移動させ、水を控えます。夏越しは意外と失敗するので注意。

越冬

耐寒温度は5度とされますが、水を切り、過保護にしていなければ霜にも枯れない。でも傷むし、霜に当てないように軒下で管理しましょう。暖地では戸外で越冬できますが、それ以外の地域では室内で管理するのが無難。中間地は場所によっては戸外で越冬出来るようです。

徒長したら…

秋麗は生育が早く、徒長しやすいです。ひょろ長くならない方が可愛いです。徒長は水のやりすぎ・肥料のやりすぎ・日光不足が原因なので、まずは環境を見直しましょう。下葉が落ちて徒長して頭でっかちになってしまいます。その場合は頭部分を切って挿木にして仕立て直しましょう。

水やり

多肉植物で葉っぱに水を貯めこんでいるので乾燥に強い代わりに、過湿に弱いです。水をやりすぎるとテキメン腐ってしまいますし、腐らなくても徒長してしまいます。水のやりすぎに注意。土が乾くまでは絶対に水をやらないでください。土が乾いてから数日たってから水をやる程度で十分です。

夏の水やり

夏は気温が25度超えたあたりから、暑さのあまりに秋麗は休眠します。梅雨以降は水を控えましょう。葉っぱにシワがよってから、夕方に涼しくなってから水をやる程度にします。もしくは断水します。

冬の水やり

冬は蒸発量が減り、生育も鈍くなるので水を控えます。水を控えることで植物内の水分が減り、体液の濃度が増えると耐寒性が増します。霜が降りるようになるまでには、水を減らします。冬の水やりは一カ月に一回かその程度です。水やりの量も減らし、土の表面を少し濡れる程度にします。

土壌水分計で土の中の水分量を測ってから水やりの判断をすると失敗が減ります。
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冬の水やりは朝です。夕方以降に水をやると、蒸発しきれなかった水が夜の間に凍って根を傷めます。

肥料

肥料が多いと葉っぱが落ちます。でも春から秋の生育期に肥料があるとよく生育しますので、薄い液肥(2000倍とか)を一カ月に一回程度やります。

肥料があると生育するのですが、秋麗は徒長しやすく、徒長すると可愛くないので、肥料をやるかどうかは場合によって判断しましょう。ミネラルとか肥料が不足してくると葉っぱの色が抜けて黄色がかってきます。それから肥料をやる…くらいでもいいです。ただ、黄色くなるのは日照不足や根詰まりや他の問題でも発生するので、他の要素はなかったかと考えてから判断しましょう。

植え替え

時期・頻度

生育が早いので植え替えは毎年することになります。真夏を避けた5月〜10月の温かいうちに植え替えをします。

用土

多肉植物の土やサボテンの土という専用の土が売られているので植え替えをするときは、これでします。自作するなら赤玉土4鹿沼土4腐葉土2にゼオライトを足したもので植えるか、水はけ重視で赤玉土5鹿沼土5を混ぜたもので植えます。

植え替え手順

植え替え前の10日は水をやらないで乾燥させます。水をやっていると根腐れします。

古い鉢から株を取り出し、古い土を半分落として、傷んで変色した根を取り除いておきます。このとき株分けもできます。

同じ大きさか、ひとまわり大きな鉢を用意し、鉢底の穴を鉢底網で塞いで、その上に鉢底石を3cm〜4cmほど入れ、用土を入れて、株を入れて、水をやらずに日蔭で1週間から2週間管理してから、日向に移動させ、水やりを再開します。
●多肉植物としてはかなり生育が早く、多肉の寄せ植えにしていると他の種類を駆逐する勢いがあります。

葉挿しで増やす

大きな葉っぱを上記の栽培用土に挿して、水をやらずに日陰で管理していると、2週間ほどで発根して株が増えます。発根してから水やりを再開します。発根前に水をやると腐りやすいので注意します。

病気・害虫

アブラムシカイガラムシなどが発生します。害虫より、水の遣り過ぎ・水はけが悪すぎての「腐敗」の方がずっと枯れる原因となります。
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