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グラプトベリア・白牡丹の育て方

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グラプトベリア・白牡丹
目次
白牡丹(シロボタン)とは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ・種蒔き
管理場所・日当たり
徒長と摘芯
病気・害虫
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学名などの基礎データ
グラプトベリア・白牡丹の開花時期…植え付け・植え替え時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
グラプトベリア・白牡丹
科名
ベンケイソウ科
属名
グラプトベリア属
学名
Graptoveria ‘Titubans’
別名
プロリフェラ
水やり
水控え目
場所
冬は室内 夏は外
難易度
中級者向け
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白牡丹(シロボタン)とは?

グラプトベリア・白牡丹:白牡丹(シロボタン)とは?
牡丹ベンケイソウ科グラプトベリア属の多肉植物朧月オボロヅキ)と静夜(Echeveria derenbergii)の交配種。なぜか株によって個体差があります。雰囲気のあるやさしい葉色。葉っぱの先が淡いピンク。女性に人気のある多肉植物です。

センペルビウムエケベリアのように白い葉っぱが花のようについた多肉植物。エケベリアの園芸品種の一つ。ベンケイソウ科でサボテンのようなものです。乾燥に強く、水をやりすぎると腐ってしまいます。

初夏から夏にかけて花茎を伸ばし、ベンケイソウっぽいベル状の花を開花させます。秋には紅葉します。多肉植物のなかでは育てやすい品種です。

雑貨屋で売っている砂がガチガチに固められた白牡丹…白牡丹に限らず多肉・サボテン類は…購入しないほうがいいです。あれは長い間楽しむ目的の商品ではありません。一年くらいで自然と枯れます。

挿し木・葉挿しで簡単に笛、管理も簡単。間延びするのが厄介ですが、それも日当たりで管理しているならば、予防できます。間延びした場合は延びた部分を挿し木で更新させることも可能。昔からある品種ですが、それだけにルックス、管理のしやすさは優秀です。
草丈20cm
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水やり

春〜秋の水やりは土がカラカラに乾いてから。土は表面が乾いていても、鉢の中には水分が残っているものです。持ち上げてみて、軽いなと思ったら水をやる程度で十分です。水やりの頻度が多いと根腐れします。葉っぱにシワがよってから水をやっても大丈夫。そのくらいの乾燥管理が適しています。

年間を通して、水をやるときは鉢底から水が出るくらいにしっかりとやります。受け皿に水が溜まっているなら水は捨ててください。

葉っぱに水が掛からないように土に注ぐ様にやってください。葉っぱの隙間に水が溜まって腐って病気になります。

春・秋は白牡丹の成長期。この時期に水やりを多めにするとよく生育します。

夏の水やり

白牡丹は冬に休眠するタイプですが、夏は高温多湿で弱っています。これまで通り、葉っぱにシワがよってから水をやるようにします。夏の水やりは、蒸れを避けるために、できれば夕方になって涼しくなってからやります。

冬の水やり

白牡丹は冬は休眠するので、秋以降20度を切ってきたら水を減らし、冬になったら完全に断水します。一切水をやりません。水をやらないでいることで寒さへの耐性も強くなります。春になり気温が20度に近づくのにあわせて水をやり始めます。

あまりに乾燥して不安なら、土の表面を少し濡らす程度の水やりをします。

肥料

追肥は必要ないです。肥料があると徒長しやすく、また根腐れの要因にもなります。植え付けの時に少量の元肥として緩効性固形肥料を入れれば十分です。多肉植物の土などには最初から少量の肥料が入っているので、それで十分です。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

時期・頻度

春〜秋のうち、夏を避けた時期に植え替えをします。夏は暑すぎて植え替えのダメージに耐えられないかもしれないので避けましょう。鉢植えは根詰まりするので2年に一回植え替えをします。

用土

サボテンの土・多肉植物の土で植え替えをします。多肉植物は大きめの鉢に植え替えないのがコツです。水が蒸発しきらず、根腐れを起こしやすいからです。しかし白牡丹は夏元気(水をやっても乾燥しやすいけど)で冬に断水(土が多くても問題ない)する品種なので、大きな鉢に植えても大丈夫です。

水やりの頻度を調節するんであれば、一般的な培養土で植えてもいいですが、初心者水はけのよいサボテンの土・多肉植物の土にしておきましょう。
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鉢植え

植え替えの10日前から断水し、古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど落とし、変色した根をハサミなどで切って取り除きます。

新しい鉢は同じ大きさでもいいですし、少し大きな鉢でもいいです。鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れ、その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れます。水やりはせず、そのまま明るい日陰で1週間養生させてから、日当たりに移して、水やりを再開します。

葉挿し・挿木で増やす

グラプトベリア・白牡丹:葉挿し・挿木で増やす
白牡丹の葉っぱをや茎を土に挿していると簡単に増えます。あまりに間延びしたら更新のために茎挿しして、株を増やして保険にします。葉挿しの場合は、葉っぱを取って、根本側を土にさします。挿木の場合は、剪定などで出た10cmくらいのものを下葉を取って、上部2枚か3枚にして、切り口を日陰で1日か2日か干して乾かしてから、土に挿します。

土は赤玉土単用でもいいですし、多肉植物の土でもいいです。土に挿していなくても発根するので、発根してから土に挿してもいいです。大事なのは発根して土に定着するまでは水をやらず、明るい日陰で管理することです。発根までは1週間〜2週間です。

管理場所・日当たり

ネットの「育て方」を検索したり、ネットショップの売り方には「室内」で育てるような雰囲気ですが、日当たりが悪いと間延びすることを考慮すると、春から秋は戸外、冬は地域によっては戸外、寒冷地は室内というのが現実的です。

ただ室内で育てられないわけではなく、その場合は一日4時間以上の日当たりが必要です。

雨に注意

梅雨・秋の長雨の時期は風通しの良い、軒下などの雨の当たらない場所で管理します。雨曝しにすると腐って枯れてしまいます。

夏越し

夏の高温多湿・直射日光では弱るので、梅雨明けから9月までは戸外の半日陰の場所か、室内の窓辺でレースのカーテン越しの日光に当てます。戸外の日当たりから移動できない場合は、寒冷紗やヨシズで遮光してあげます。

越冬

耐寒温度はマイナス1度〜マイナス2度で霜に当たっても枯れませんので、中間地でも強い寒波が来ない地域は戸外で越冬できます。戸外管理の場合は冬も日当たりで管理します。

寒冷地では室内の日当たりで管理しましょう。

徒長と摘芯

水やりが多い、肥料が多い、日光不足などで徒長してヒョロ長くなり、徒長すると不恰好になります。先を切って摘芯すると脇芽が出てきますので、徒長したら切ってしまってもいいですし、挿し葉・挿木して仕立て直しましょう。

病気・害虫

カイガラムシワタムシが発生します。
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