エケベリアの育て方

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エケベリアエケベリアの基礎データ
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エケベリア
科名
ベンケイソウ科
属名
エケベリア属
学名
Echeveria
水やり
乾かし気味に
場所
季節による
難易度
中級者向け
エケベリアの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
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育て方:エケベリアってこんな植物です

エケベリアはベンケイソウ科エケベリア属多肉植物のグループのこと。エケベリアは多肉植物で、見た目がかわいらしく、秋には紅葉し、室内で管理出来ることから、観葉植物として人気のある植物です。原種と、その原種から交配で作られた品種が大量にあります。室内で栽培しやすいので、水やりの頻度のコツを掴めば、手間のかからないグリーンインテリアとして人気があります。

エケベリアは夏は暑さで休眠、冬も寒さで休眠状態になりますので、春と秋に日光にしっかりとあてて、水をやって生育させましょう。紅葉する種類が多いですが、年間を通して同じ色合いの種類もあります。
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エケベリアの品種・種については以下のページを参考に。
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水やり

エケベリアの仲間は多肉植物で、葉っぱに水分をため込む性質があり、乾燥に強いです。その反面、水をやりすぎると、まずは徒長しやすくなり、さらに水が多いと根が腐り葉っぱが腐って枯れてしまいます。エケべリアの葉っぱが乾燥でシワが寄ってきてから水をやっても、遅くありません。

水のやりすぎ注意というのは、一回に水をやる量では無く、あくまで頻度です。

水は葉っぱにかけず必ず土に注いでください。葉っぱに水が掛ると、その水で葉っぱが腐ったり、レンズの役割をして葉っぱを焼いたりします。口の細長いジョウロがあると便利です。
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また、葉っぱに毛が生えているタイプは蒸れやすいので、水やりは控え目にするか、風通しの良いところで管理しましょう。

夏の水やり

夏は高温で休眠してしまいますので、水やりは控えます。葉っぱにシワが寄ってから、土が濡れる程度の水やりに抑えます。断水する方がいい!と勧める人もいますが、あくまで控えめですが様子を見て少量の水やりをやって調節する方がいいかなと思います。

冬の水やり

冬は寒さで活動が止まっているので、水やりを控えます。ほぼ断水でもいいです。気温が20度を切ったあたりから、水やりの頻度を減らし、10度以下になる頃には断水するように調節します。植物は水やりを控えると寒さに強くなり、越冬しやすくなりますので、水やりはとにかく控えましょう。

肥料

春と秋の生育期に薄い液体肥料を二週に一回程度やります。やらなくても枯れることはありませんが、やった方が成長します。ただし、やりすぎに注意。肥料過剰でも徒長して不恰好になりますし、紅葉が鈍くなります。

マグワンプなどの固形は少量を心がけます。1株で2粒とかその程度。
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植え付け・植えかえ

時期

植え替えは生育時期の春か秋に行います。

エケベリアは意外と根を張るスピードが速く、植え替えは二年か三年に一回はします(出来れば毎年植え替えをすると良い)。根詰まりすると新芽が出なくなり、下葉から黄色く変色して枯れ込んできます。

用土

普通の培養土だと水持ちが良すぎて根腐れの原因になります。サボテン・多肉植物の土で植え付けします。必ず、新しい土で植え替えをしましょう。古い…すでに使用したことのある土は肥料が偏り、雑菌が繁殖していて生育不良を起こしてしまいます。
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自作する場合は以下の項目を参考にしてください。

一般的な配合例

赤玉土4鹿沼土2日向土2腐葉土2+ゼオライト
赤玉土3鹿沼土2川砂2腐葉土2ゼオライト1

このあたりが通常の割合。ただ、腐葉土がこれでも多いと思う人はいる。特に水やりがよくわからない初心者は腐葉土なしのパターンがいい。ゼオライトは根腐れ防止なので是非、入れたい。ゼオライトではなく「くん炭」でもいいですが、くん炭はアルカリ性に傾きやすいので、ゼオライトが無難。

水はけ重視の配合例

赤玉土小粒5鹿沼土小粒5のみ

腐葉土などの有機物なしなので、水はけ重視で、なおかつ、根腐れ・蒸れを予防した配合。他の多肉もこれだと無難ってくらい。もちろん必要に応じて肥料を入れてください。

水もち重視の配合例

赤玉土小粒4鹿沼土3腐葉土3+ゼオライト
赤玉土小粒4鹿沼土3酸度調整済みピートモス3+ゼオライト

水もち重視のタイプは根腐れしやすいが、水やり上級者かつ、風通しがよいなら問題はない。生産者はこれに近い配合にし、水やりの手間を削減していることが多く、流通している鉢・苗はこのパターン。

鉢の大きさ

植え替える時は現在より1号だけ大きな鉢に植え替えるか、同じ大きさに植え替えます。大きな鉢に植え替える場合、面倒だからと一気に大きな鉢に植え替えると、水が蒸発しきれず、根腐れを起こします。極端に大きな鉢に植え替えないでください。

毎年少しずつ大きな鉢に植え替えてもいいですが、毎回、同じ大きさの鉢に植え替えをするケースがほとんどです。同じ大きさの鉢に植え替えるなんて意味がないような気がしますが、根を切ることで新しい根を出させ、新しい根が出ることで新しい葉っぱが出ます。つまり株をリフレッシュさせるために、植え替えをするのだと思ってください。
株に対して鉢が大きいと、土の水分が蒸発し切らず、量が多ければ根腐れしますが、そこまでではないばあいは徒長します。徒長すると、エケベリアの特徴であるバラのような「ロゼット」が崩れて、横から見たときに山型になります。徒長しているようであれば、小さめの鉢への植え替えを検討します。

徒長は日照不足でも起きるので、どちらが原因かよく検討してください。

鉢植えの植え替えの手順

まず古い鉢から株を抜きます。ガチガチになっている場合はハンマーで割って株を取り出します。根の土を落として、株元から1センチか、2センチほどを残して根を落としてしまいます。

日陰で切り口が乾くまで、4日〜5日ほど放置します。

鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石(軽石)を2cmほど入れ、その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るくらいに水をやって、あとは日当たりで管理します。

株わけ・葉挿し

春と秋の生育時期に株元からニョキっと子株が出てきます。子株を切って、切り口を日陰で一週間ほどかけて乾かしてから、用土に差して、水やりをせず、明るい日陰で管理していると発根します。

発根するまで一週間〜十日かかるので、発根したら、水やりをして日向で管理します。

葉っぱを土の上に置いていると、葉の根元から発根して、株に育ちます。子株と同じように発根したら、水やりをして、日向で管理します。
挿し木でも葉挿しでも、土に挿してから水やりをしない、とされるんですが、少量の水やりを数日おきに行うことで成功率が上がる。水やりが多いと腐るが、一定の湿度・水があった方が発根しやすいです。また、密閉して湿度を維持するような器に入れて窓辺に置いていると発根しやすい。あと、葉・挿し木を取る1週間前に肥料をやっておくと、発根率があがる。

エケベリアは開花して、種子も採種できます。自作で新品種を作ることもできますが、性質が一定ではないので、親株と同じものを増やしたい場合は、子株の株わけ・葉挿しで増やします。

管理場所・日当たり

エケベリアは春と秋は風通しの良い日当たりの良いところで管理します。

エケベリアは日光を好み、日光が不足すると徒長し、エケベリアの特徴である「ロゼット」が崩れてきます。横から見て半円球のドーム状になっていたら健康ですが、真ん中が突出して「山型」になっていませんか? だとしたら、「日光不足」です。しっかりと日光に当ててください。
徒長は過湿(水のやりすぎ・鉢が大きすぎる)・肥料過多でも起きます。

エケベリアは多湿に弱いので、雨に晒さないようにしましょう。戸外で管理する時も軒下など雨を避けられる場所で管理してください。特に梅雨と秋の長雨は注意します。

夏越し

夏は直射日光に弱いので、半日陰で管理するか、カーテンや寒冷紗やヨシズなどで遮光するなどする必要があります。出来るだけ風通しのよい場所で管理してください。

越冬

エケベリアは種・品種によって耐寒温度が違い、0度前後のこともありますし、マイナス5度まで耐える種もあります。ですが、基本的に霜に当たると枯れてしまいますので、霜が降りる前に室内や軒下に起きます。忘れてしまわないように、秋以降に最低気温が10度以下になったら、室内に取り込むようにします。

真冬は室内の日当たりで管理します。

徒長について

エケベリア:徒長について
過湿したり、日光不足になったり、肥料不足になった場合に、徒長します。徒長というのは、ひょろ長になることです。それで枯れることはありませんが、エケベリアの場合はロゼットが崩れて不恰好なので、問題点を改善して、直していくようにします。

また、徒長して不恰好になってしまったら、子株や成長点で挿木して新株を作るか、胴切りして仕立て直します。もちろん、同じ環境・栽培手順では同じように徒長してしまうので、環境を見直しはしましょう。

胴切り

変色していない、上の部分を切除し、これを仕立て直します。切った部分は乾かしてもいいですが、乾かさなくてもいいです。栽培用土の上に置いて、少し水をやります。土を少し濡らす程度の水やりです。あとは動かさずに、明るい日陰で管理する。これで発根します。

病気・害虫

アブラムシカイガラムシハダニといった他の植物でも見られる害虫が発生します。前もってオルトランを散布しておくとほとんど見られません。発生したら、対応した薬剤で駆除します。もしくはストチュウを作って散布してもいいです。

雑菌が繁殖すると、根腐れ、斑点病ですが、これらは水のやりすぎ、風通しが悪いなどの環境や栽培上の問題で、見直すと改善されます。
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観葉植物多肉植物乾燥に強い紅葉手間のかからない多湿に弱い

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