エケベリア・オリオンの育て方…初心者向きのサボテンで寒さで葉先が赤くなる
目次
エケベリア・オリオンの特徴は?管理場所・日当たり水やり肥料植え替え病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- エケベリア・オリオン
- 科名
- ベンケイソウ科
- 属名
- エケベリア属
- 学名
- Echeveria 'Orion'
- 耐寒
- マイナス3度
- 水やり
- たまにやる程度
- 場所
- 季節による
- 難易度
- 中級者向け
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エケベリア・オリオンの特徴は?
エケベリア・オリオンは
ベンケイソウ科エケベリアのうち、エケベリア・リラシナの何かとエケベリア・プリドニスの何かの交配種とされる品種。
葉っぱはうっすらと粉を吹いているかのような質感で、青に近い色合いで、寒さに当たると葉っぱのフチと全体が赤くなる。植物とは思えない人工物のような質感と青の透明感が魅力的。暑さにも強めで、寒さにも強く、育てやすいとされます。花も咲きます。
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管理場所・日当たり
春と秋は風通しの良い戸外の日当たりで管理します。
夏は風通しの良い木陰か日陰で管理します。
エケベリア・オリオンの耐寒温度はマイナス3度前後なので、戸外で越冬も可能ですが、霜に当たったり、土が凍結すれば枯れるので、戸外なら軒下で霜に当たらないようにしましょう。
中間地で通常は土が凍結しないような地域でも何年かに一回強い寒波が来ることがあるので、基本的には冬は室内の日当たりで管理するのが無難です。
水やり
春と秋は土がカラカラになってからエケベリア・オリオンの鉢底から水が出るくらいにしっかりとやります。受け皿の水は捨ててください。とにかく
水やりは控えめにしましょう。葉っぱにシワがよってから水やりをするくらいでもいいです。
夏は暑さで調子を崩すので、断水するか、土を少し濡らす程度の水やりにします。
冬は寒さで活動が止まっているので最高気温が20度を切った頃から水やりの頻度を減らし、最高気温が10度になるなら室内に取り込んで、断水するか、土を少し濡らす程度の水やりにします。
肥料
春と秋の気温が15度〜25度の時期に、オリオンは活発に生育します。この時期には、通常の2倍に薄めた液体
肥料を水の代わりに2週間に1回、与えます。しかし、夏と冬は成長が停止しているため、液体肥料を与えないようにします。この時期に肥料成分が土に残ると根を傷つける可能性があるからです。
液体肥料の代わりに固形肥料を使うこともできますが、
初心者の場合は固形肥料の利用を避け、液体肥料を選択しましょう。固形肥料は土中に残りやすく、夏や冬にも根を傷つける可能性があります。
植え替え
時期・頻度
植え替えは生育時期の春か秋に行います。植え替えは二年に一回か、根が鉢底から出ているなら二年経ってなくても、
根詰まりを防ぐために植え替えましょう。
用土
オリオンは
多肉植物・
サボテンの土で植えるか、
赤玉土小粒5
鹿沼土小粒5で植えます。
植え替えの手順
まず古い鉢から株を抜きます。ガチガチになっている場合はハンマーで割って株を取り出します。根の土を落として、株元から1センチか、2センチほどで根を落としてしまいます。
日陰で切り口が乾くまで、4日〜5日ほど放置します。
鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石(
軽石)を2cmほど入れ、その上に
用土を入れて、エケベリア・オリオンの株の土面が鉢のフチから2cm下になるようにします。この2cmはウォータスペースといって水やりのときに水を貯めるエリアになります。株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るくらいに水をやって、あとは日当たりで管理します。
病害虫
アブラムシ・
カイガラムシ・
ハダニなどが発生します。
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