ジャコビニアの育て方
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キツネノマゴ科 …
最終更新画像投稿ジャコビニアの基礎データ
- 科名
- キツネノマゴ科
- 属名
- ジャスティシア属
- 学名
- Justicia rizzinii
- 別名
- ジャスティシア
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 冬は室内 夏は外
- 難易度
- 中級者向け
ジャコビニアとは?
ジャコビニアはキツネノマゴ科の低木。樹高は30cm〜60cm。ジャコビニアという名前は旧学名で現在の学名はジャスティシア。現在は寒さには強い方ではありませんので、冬は室内で管理。温室などで温度があれば一年中開花します。夏の直射日光に弱いために夏はレース越しの窓辺か半日陰に移動させてください。
越冬させるには8度前後が必要なため、露地植えは無理です。冬はリビングなどの人が生活する場所でないと難しいです。窓辺は日光が当たるのでいいのですが、真冬の夜中は室内であっても窓辺は気温が下がりますので、真冬で冷え込む夜は室内の暖かい場所に移動させてください。水やりと肥料
高温多湿な状態を好むので、乾燥に気をつけてください。ただし水をやり過ぎると根腐れの原因となります。葉っぱに霧吹きをかけて、土への水やりを控えるなどすると管理しやすいです。
夏も冬も土が乾いたら、タップリと水をやる感じですが、冬は成長が鈍いので水は控えてください。夏は空気中に蒸発するスピードも早いので一日に二回必要があることもあります。
肥料
生育する5月から10月に薄い液体肥料をやります。植え付け・植えかえ
植え替えは気温が上がる前の3月に行います。市販されている花と野菜の土で植え付けをします。ジャコビニアは水はけのよい有機質が多く含まれた土を好みます。根が鉢の底からはみ出していたら、植え替えをします。一回り大きな鉢を用意し、鉢底の穴を網で塞ぎ、軽石を2cmほど入れ、用土を入れて、古い鉢から取り出した株を入れて、隙間に土を入れていきます。管理場所・日当たり
高温多湿の環境を好み、直射日光を嫌います。春から秋までは戸外の明るい日陰。冬は室内で管理します。耐寒温度は8度と寒さには弱い植物なので暖地でも戸外での越冬は難しいです。最低気温が10度あたりになったら、すぐに取り込んでください。切り戻し・摘芯
5月から8月の高温時期に切り戻しをします。まずは邪魔な枝を切ります。あとは枝先を切り戻すと、脇芽が出てきます(摘芯)。枝が増えれば開花も増えますので、摘芯はしましょう。特徴・由来・伝承
ジャコビニアは流通名で、正式には「ジャスティシア」と呼ばれる植物。ジャコビニアは昔の学名です。
黄色とオレンジのグラデーションの細長い花がぶら下がるように咲きます。花の長さは2センチか2.5センチほどで、葉っぱの脇に咲くので、一本の木に結構な量が咲きます。原産地はブラジル。
色合いと形状が変わっているので目を引く花です。
「ジャコビア」というと「サンゴバナ」を指すこともあります。サンゴバナもこのページで扱っているジャコビアも同じ「ジャスティシア属」の仲間です。スポンサーリンク
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