ヒポエステスの育て方

ヒポエステスとは？
水やり
肥料
植え付け・植えかえ・種蒔き
管理場所・日当たり
病害虫
特徴・由来・伝承
関連記事最終更新2023-07-17

植物名

ヒポエステス

科名

キツネノマゴ科

属名

ヒポエステス属

学名

Hypoestes phyllostachya

別名

ソバカスソウ・水玉草

耐寒

5度

水やり

水を好む

場所

外の日なた

難易度

初心者向け

ヒポエステスとは？

ヒポエステス（ソバカスソウ）はキツネノマゴ科の多年草。一般に栽培されるのはヒポエステス・フィロスタキアです。マダガスカルでは高さが1メートル以上になります。冬から春に花を咲かせ、非常に小さな種を付けます。花より葉っぱを楽しむ観葉植物です。観葉植物の寄せ植えなどに良くつかわれます。

最初にまとめ

水やり

春から秋までは土が乾いていたら水をしっかりとやってください。土が乾いていない間に水をやると、根腐れの原因になります。冬はヒポエステスの生育スピードも鈍っているので土が乾いてから数日たってから水をやってください。

夏は蒸発するスピードも速いので毎日水をやってください。夏にどうにも水やりが追いつかない場合は、鉢を半日陰に移動させる。庭植えなら遮光してやる。それでも鉢植えが水切れするなら根詰まり・土の劣化の可能性があるので植え替えを検討する。

肥料

肥料は生育期に二週間に一回、液体肥料を与えます。緩効性固形肥料（化成肥料）の場合は一カ月に一回か二ヶ月に一回あげてください。

植え付け・植えかえ・種蒔き

時期・頻度

植え替え・植え付けは春から秋。春に植え替えるのがいいです。苗は夏によく出回ります。二年に一回は植え替えをしないと根詰まりします。冬は室内で管理する場合が多いので鉢植え推奨。ただし冬に枯れるものだと割り切るなら庭植えも良いです。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。室内で育てる場合は、観葉植物用の土で植える。観葉植物用の土は匂いがしにくく室内管理の際には適しています。

鉢植えの植え付け・植え替え

最初は6号鉢に1苗くらいを目安にして植えましょう。

鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで土が出ないようにしてから鉢底石（軽石）を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

植え替えの場合は、現在の鉢より一回りか二回り大きな鉢を用意します。植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落として、もみほぐしておきます（ほぐしたほうが根が広がりやすい）。傷んでいる根はハサミで切って取り除きます。その上で植え付けと同じ手順で植え替えましょう。

庭植えの手順

庭植えの場合は、深さ15ｃｍほど掘り返し、掘り出した土に腐葉土か堆肥を３割か４割混ぜて用土とし、化成肥料を説明書の規定量を入れて混ぜておきましょう。穴に用土を半分戻し、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

挿木で増やす

新しい茎を１０cmに切って、切り口を水につけて一時間水揚げをしてから、土にさして日陰で管理すると一ヶ月前後で発根します。苗が安いんで必死にするほどじゃないけど。

管理場所・日当たり

春から秋
日光を好むのですが、夏の直射日光には弱く、夏は日陰へと移動させてやります。春から日陰で管理していると間延びして弱い株になり、葉っぱの模様が薄くなります。
冬
冬は5度以上の気温が必要です。室内に取り込めば越冬も可能です。冬もできるだけ日当たりで管理します。

病害虫

ハダニが発生します。

ハダニは乾燥すると発生しやすく、夏の乾燥時期に発生しやすいです。見つけたら薬剤で駆除します。水やりのときに葉っぱに水をかけることで予防できます。もしくは葉っぱに霧吹きで水をかけてやります。

特徴・由来・伝承

非耐寒性常緑多年草。マダガスカル・アフリカ南部・中東に40種が分布する。葉っぱに白やピンクの府が入り、水玉のようであるために英名で「Polka Dot Plant」という名前も付いています。

多年草ですが寒さに弱いので一年草扱いになる。春に花が咲き「実」を収穫すれば翌年種を捲いて増やせる。ただ種が非常に小さく管理が面倒なので一般的には苗を植えか、挿木で増やします。

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